天王山
270.4m
2004/05/24 久々の快晴のなかOB会ハイキングに参加してきました(約10km)
【コース】 長岡天神駅→長岡天満宮や楊谷寺(柳谷観音)→天王山→サントリー山崎蒸留所→JR山崎駅

 JRが便利なので長岡京駅で下車、約10分ほどの歩きで集合場所の阪急長岡天神駅につく。一年ぶりに見る元気なOBたちが集まっている。いつものように幹事のK氏から今日のコース説明をうけて長岡天満宮に向かって出発。5〜6分ほどで到着・・・
  
長岡天満宮 階段を上って鳥居をくぐると池畔にならぶちょっと変わった建物が目に入る。あとでわかったが、自慢の京料理を特に4月5月は日本一の筍料理を出す、長岡天神の錦水亭という宿でした。

思い思いにお参りしてから本殿の右手へ、柳谷道の舗装道路にでる。ダンプカーが時々通るので注意が必要。 柳谷観音までは舗装道路のゆるい登りが続くが今日は歩くととても暑い、足も少々痛くなってきた。やがて名物の竹の子の竹藪が両サイドにつづくなかを行く。木陰になると風があり涼しくて気持ちがよい。
11:30 柳谷観音到着。なかなか立派なお寺だ。 石段を登って境内へ
山門をくぐる 本堂にお参りした後約1時間の昼食タイムとなる。
昼食後スケッチしようと境内を散策したが結局描けずじまいでした(^_^;) ここは境内の少し高台にある奥の院(左の建物)
境内で見かけた竹の子を湯がいて半割にしたものを干している。写真で見ると竹の子に見えないなあ・・ちょっと変わった光景でしょう。さて干してどうするのだろう?
5mmくらいでとても小さいが鮮やかな黄色の花が茶店の前あたり群がって咲いていました。ズームアップした写真では普通の花のように見えますね。 境内の紫陽花はまだ咲いていなかったが、最近見かけなくなったカタツムリを発見。
12:30 柳谷観音を出発。元来た舗装道路を少し戻ると右側に竹矢来のようなものが立っている。天王山へはそこをくぐって行く。やっと山登りの雰囲気の道となる。
低山で平坦道と聞いていた我々OB仲間たちがフウフウとしんどそうだ。私も人ごとではありませんでした(^_^;)

少し高い305mのピークの横を越すとやっと下り坂になり歩きやすい道となる(左の写真)

14;:00 過ぎ天王山の頂上広場に到着。
天王山への山道
天王山山頂は広場になっている。あまり山頂という感じがしななあ・・この広場の後ろの1段下がったところに山崎城(秀吉が建てた)跡の名残、井戸跡がありました。
天王山山頂で記念撮影(^_-)
天王山から下ってくると酒解神社がある。酒解神社には、立派な構えの本殿と、重要文化財の神輿庫があるらしいが、前もっての知識なく気づかずに通過する。 旗立松から三川(桂川、宇治川、木津川)が合流する合戦場となった場所が展望できる。光秀との合戦の際、味方を鼓舞するためにひょうたんの馬印を立てたと言われているところらしい。
合戦を描いた陶版画と説明文があった。
天王山中腹にある通称宝寺(正式には天王山 宝積寺という)神亀元年、行基菩薩が開山したと言われている。 宝寺の山門を出てどんど急さかをくだる。
JR線に出会うところでやっと坂が終わる。下ってきた急坂を振り返って撮る(ここが天王山への登山口です)。
JR線に沿って700mほど行くと今日の次のお目当てサントリーの山崎蒸留所(正面玄関)につきます。
一番最初に使われた蒸留釜が中庭にディスプレイされている。製造現場のものはピカッと真鍮色に輝いていたのとは対照的でした。 熟成中のウイスキー。樽が整然と並んで積んである。ここはドアーがなく屋外の自然の空気が出入りするようになっている。四季折々の気温のもとでなが〜い間熟成されるとのこと。1964年のものが一番古い樽(ウイスキー)と説明がありました。
両側に蒸留釜が並ぶ蒸留工場。
中間に丸い部分のある釜ではウイスキーが滞留してまろやかなものができ、ないものはストレートに出て行くので重厚な味わいのものになると説明していました。
小一時間の工場見学が終わって試飲が始まる。
山崎の12年もののハーフロックが美味しかったです。
ハーフロックは天然水とウイスキーを1:1にして、そこに天然水で作ったかち割り氷を入れる。四角形に作られた通常の氷は早く溶けるのでだめとか・・・

ハーフロックという言葉ははじめてきたが、そのはずでサントリーお勧めの飲み方といっていました。
今回は山歩きとウイスキー工場見学&試飲と楽しいハイキングになりました。幹事のK氏、Y氏に感謝!

ハンディGPSで軌跡をとったものを20万地図上に描いた今日歩いたコースです。