びわ湖の東岸にある低山
長命寺山から津田山を歩く
2003・3・19

 このコースは8年前に逆の渡合(わたらい)から山手側にある若宮神社から津田山、長命寺山へと歩いている。今回はスケッチをするつもりで長命寺にきましたが、急に歩いてみたくなり登ってきました。
長命寺バス停横は長命寺港、ここでスケッチをして、
10:30出発。。
長い石段の終わりにある長命寺山門
長命寺本堂(重要文化財)と三重塔(桃山時代)
西国観音巡礼31番札所「長命寺」へは長い石段の続く参道を登るようになっているが、膝の故障を抱えているため今回は車道を歩きました。途中旅館などがあり、中腹の駐車場手前に津田山への登山口がある。
まず、駐車場から参道の石段を登り、お参りをした後長命寺山へ行くことにする
この山塊はかっては島で奥島山や奥津島山と呼ばれていたそうです。
登山道は長命寺の背後を巻くように進み、途中の分岐で長命寺山(頂上まで500m)へ。頂上は雑木林で展望はないが、この時期は木の葉も茂っていないため、真北にこれから行く津田山が樹林越しに見えました。
一旦、鞍部まで下り登り返し、頂上間じかの樹林が切れたところで昼食タイムとしました。南に長命寺山(333m)が見えている。
頂上手前に東側に展望がある。中央の山は昨日歩いた八幡山(272m)と近江八幡市外
露出した岩をを登ると津田山頂上(425m)だ。
頂上の広場にある天祖道の祠(露出した岩)と鳥居
天祖道横にある三等三角点
頂上から少し下った所にある巨岩
先ほどまでの日差しが影をひそめ、急に天候が変わり雪混じりの雨でとても寒い。コース一番の展望場所だが、びわ湖対岸の比良は霞んでいる。見えているのは琵琶湖で唯一人が住んでいる沖島だ。
国民休暇村への分岐は広場と真新しい幅広の林道ができていて8年前とは様変わりしていました。明日この一帯で行なわれる「世界水フォーラム」の植林イベントの準備の人たちが大勢集まっていました。休暇村へは下山したことがないので行ってみたかったが、バスの便が悪いので断念。
渡合(わたらい)バス停への下山は広い林道を少し下ると、右下の樹林への登山道がある。少し行くと再び林道に出会います。見覚えのある竹林の中をさらに下ると旧登山道(赤い火の用心の旗のところに道標)がありました。
やがて視界が開けると渡合いにつづく村落が見える。その遠景右端の山は八幡山です。
渡合側の登山口「若宮神社」前回の登山はここに駐車して登りました。長命寺へ下山して車まで戻るのが大変でした(^_^;)
今日は近江八幡でのスケッチ会(13:00集合)に参加する予定だったのであわただしい山行となってしまいました。13:20 渡合バス停着。タイミングよく来たバスに乗り日牟礼八幡宮近くのバス停(大杉町)で下車して白雲館の待ち合わせ場所に駆けつけました(^_^;)。スケッチしていても晴れたり雨が降ったりで急変する天候と寒さに震えた一日でした。