JR宇治駅から天瀬ダムへ
2006・3・28


 
 「琵琶湖一周カメラウオーク」歩きを一緒にしているM氏の講演(現在琵琶湖10週目歩き中)が宇治駅前の「ゆめりあ・うじ」であると聞いて、一周歩きの主役H先生ご夫妻と応援に出かけました。私はいつものように早めに出かけて午後からの講演までの間、リハビリかねて天瀬ダムまで歩いてきました。
天気予報は雨模様でしたが午前中は太陽も顔を出して汗ばむほどでしたが・・・・午後からは激変の一日でした(@_@;)。



JR宇治駅

乗り継ぎの連絡がよく、守山から約1時間で宇治駅に降り立つ。M氏の講演会場は駅に隣接したゆめりあ・うじという。場所をチェックして、さっそくリハビリウオークに・・・



 江戸時代、朝廷や徳川幕府の御茶の御用をつとめた茶師上林春松家の長屋門。

 駅前の広い道路を横断して一方通行の旧道で宇治橋へ向かう。




歴史を感じさす立派な看板



宇治橋



                          宇治橋

 1,300年以上も昔、大化二年(646)に初めて架けられたとつたえられている、わが国最古級の橋。宇治橋は古今和歌集や源氏物語などの文学作品などに描かれている古くからの景勝の地、宇治の象徴として親しまれてきた。現在の橋は平成八年に架け替えられたもので、木製の高欄に擬宝珠があしらわれるなど歴史と文化にふさわしいデザインとなっている。




宇治橋を背にした紫式部の像

 お茶処として宇治は有名ですが、もうひとつ紫式部の『源氏物語』の後半部分にあたる「宇治十帖」は、この宇治が舞台です。




有名な宇治・平等院への参道

ウイークデイの早朝とあって観光客の姿はちらほら・・・
さすが宇治茶の町、参道にも沢山の茶店舗が並んでいました。



歩いたコース

 宇治橋たもとの案内標識に天ヶ瀬ダムまで3kmとある。ちょうどリハビリウオークによい距離だ。



桜もまだつぼみだったがこの一本だけが咲いていました。








有名な平等院の鳳凰堂

平等院も垣根越しに撮影して先を急ぐ。




塔島にかかる橋とシンボル十三重塔。

 宇治川にある中の島は「橘島」と「塔島」の二つの島からできています。この十三重塔石塔は重要文化財で、その大きさは国内最大を誇る。



観光屋形船の乗り場

左の写真と同じ橋を塔島側から写しました。




天ヶ瀬ダムへ向かう
 宇治川はダムより放水中で川幅一杯いに流れている。宇治方面を振り返る。



天ヶ瀬ダムの旧発電所のレンガ造りの建物が見えてくる。天候のせいか腕のせいか(^_^;)手前につり橋があるが写りが悪い。



天ヶ瀬ダムと鳳凰湖

やはり高いところへ登ってしまいました(^_^;)
天ヶ瀬森林公園からの眺め
ダムよりの放水の豪雨音がここまで響いてくる。



高台にある森林公園の入り口

 ダムの堤防を渡ったところから森林公園への上り口がある。



ダム下にある旧発電所のレンガ造りの建物

帰りはこの道から宇治川を渡って宇治川に沿った東海自然歩道で戻ろう・・・



東海自然歩道で宇治の町へ向かう








興聖寺の山門

 両側の小川の水音が琴の音のように聞こえるという琴坂と呼ばれ参道を登っていく。
曹洞宗永平寺派の修行道場。禅寺らしい厳粛な気配が漂っている。



雨に霞む屋形船

 腰の痛みもでず、何とか無事に中之島まで戻ってきました。スケッチ場所探して散策していたら雨が降り出してくる。 青空まで顔を出していたのに昼すぎ突然の暴風雨(@_@;)

 


こちらは行きしなに立ち寄ったときの写真

 先を急がず、このときスケッチしていればよかったと、ちょっぴり後悔しました。





縣神社の枝垂桜が満開でした。




縣神社横のお茶の店舗
急須が沢山並んでいている。

                    縣神社(あがたじんじゃ) 

 県神社は、神話に名高い木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祀る。『県神社縁起』に、永承7年(1052)、藤原頼通の平等院建立にあたり鎮守社とされたとある。毎年、6月5日の夜から6日未明にかけておこなわれる県祭(あがたまつり)は闇夜の奇祭として有名。
                                 

 このあとM氏のスライドをまじえた琵琶湖一周歩きの講演を聞いて、M氏の素晴らしい仲間と懇談&乾杯をして、M氏と一緒に帰りました。