蔵王の紅葉

2011・10・18
 東北震災地への「絵手紙教室」出前ボランティアも無事終わり帰宅る当日の朝、3時間ほどの余裕時間が持てたので、タクシーチャーターして蔵王へ行ってきました。






早朝 、滞在したホテルの窓から白石城をスケッチしました。
眺める位置が限られていてビルの上に天守がのっかっているように見える。
(宮城県・白石市)






 早朝目を覚ますとラッキーにも素晴らしいお天気。さっそくホテルの窓からの蔵王の遠望を撮影する。(宮城県・白石市)


ボランティアのときにお世話になった運転手さんとキャラクターが貼り付けられためずらしいタクシー





蔵王へ向う道路(国道457号)から
白石市街を抜け、やがて峠にさしかかると蔵王が一望できる素晴らしい場所となる。

 みちのく名峰・蔵王は、宮城県と山形県とにまたがる広大なエリア。名所の御釜へは宮城−山形を結ぶ蔵王エコーラインで行ける。蔵王は高野山と同様、修行の場として山々の総称だという。ということで蔵王山という名称のピークはない。主峰は山形県側に位置する熊野岳(1,841m)です。







上の写真の所で車を止めてもらって蔵王をスケッチ



 蔵王エコーライン(御釜に行く際に通る道)は平成23年11月3日17時から冬期通行止めとなります。道路状況を調べていなかったが、ラッキーにも紅葉の最盛期に行くことができました。
 遠刈田温泉(とおがったおんせん)で国道457号から蔵王エコーラインに入っていく。五色岳の「御釜」まで紅葉を見ながら快適なドライブでした。しかし、地震による崩壊地もあって今も道路工事がされていました。



不動の滝付近の紅葉




不動の滝



蔵王連峰中腹の素晴らしい紅葉




 蔵王の名勝「御釜」へはエコーラインから、刈田岳(1751m)頂上直下で蔵王ハイライン(有料車道)に入る。終点は蔵王レストハウスの駐車場でした。宮城県のこの1週間があまりにも温かかったので、車外の寒風吹く真冬状態にびっくり。同行したみんなは慌てて防寒具をとりだす。東北は寒いと聞いていたので、あらかじめバッグに入れていたのが幸いしました。ここから歩いて蔵王の御釜や刈田嶺神社を見に行けます(徒歩で約5〜10分)。



紅葉帯から蔵王の展望



蔵王お釜付近からの刈田岳頂上の刈田嶺神社です。



レストハウスから御釜見物へ



蔵王の御釜

 蔵王の名勝「御釜」は山形県と宮城県の県境、蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあります。 五色岳(1,672m)ピーク下の火口水が溜まってできた火口湖が「御釜」で、周囲は1kmあるという。快晴の空の下、深いエメラルド色が神秘的でした。




刈田岳頂上の下から、岩がごろごろする所を「御釜」見物に下っていく。

10月中旬はもう強烈な風と寒さで真冬の感じでした。
防寒具はもっていたけど手袋までは・・・色鉛筆を持つ手がかじかんで、ゆっくり描けませんでした。
この一枚描くのがやっとで、頂上をゆっくり散策というわけにいかず、さすがの山好きKENさんも
お手上げ、早々に退散しました。