奈良”春日若宮”
おん祭り

2024年12月17日(火)

 朝、目覚めて今日は12月17日、生まれ故郷奈良市の春日若宮の”おん祭り”を思い出して、自宅を飛び出しました。子供のころから見に行っているこの”おん祭り”は今年で889回、約900年間も続いている。いつものごとくザックにスケッチブックを入れて奈良へ。


10:30 近鉄奈良駅に着く。まずは近鉄奈良駅ビル内の観光案内コーナーへ。
おん祭りの案内チラシをゲット・・・
お祭りの期間は12月15日から18日ですが、その中の”御渡り式”しか知りません。
子供のころから、私は”御渡り式=おん祭り”でした。・・・というわけで今日も来ました。
※下のチラシをクリックすると拡大します。


 

表ページ
 

裏ページ

・・・というしだいで、今日も御渡り式だけ見るつもりです。
行列が出発するのは正午、奈良公園(興福寺境内の県庁前)なので、行ってみよう。






興福寺境内
左は興福寺の金堂(数年前に再建)、後ろの山は若草山と春日山です。
松の木の後ろは東金堂、右端の工事中の覆いの中は今年から解体修理がはじまった五重の塔です。

南円堂からまわりこんで県庁前へ向かう。

 

東金堂と工事中の五重の塔
 

県庁前は鹿と観光客でにぎわっている。


御渡り式を待つ稚児武者が・・・



昼食後、維持過ぎに県庁う前に戻ると、行列がスタート
 
  行列はスローペース、午後一時に春日大社”一の鳥居”近くの「松の下式」で行列を止めて、パーフォマンスがあるので、公園散策しながらそちらへ向かうことにする。
 


奈良国立博物館傍を通って・・・


春日大社参道を横断して鷺池の浮御堂まで来た。
浮御堂は何度かスケッチしているので、今日は公園内に戸建て数軒ある料理旅館「江戸三」を描こう。 



ここは以前に描いているのでパス。
 


ここは本館かな?





 観光客に鹿せんべいをもらっている鹿たちと江戸三旅館。公園内に戸立ちの建物で数件点在している。




江戸三旅館の一つをスケッチ
現地では鉛筆スケッチまで、着色は帰宅後にしました。




スケッチしていて、ふと腕時計を見たら、もう1時半過ぎだ。慌てて一の鳥居前に急ぐ。
ちょうど能楽のような舞が行われていました。
ここ「松の下式」では、行列の参加者たちが、それぞれのパーフォマンスを行う。
予定 13:00~14:30
 


着いたら、次々にいろんな舞が行われていた。


いろんな舞が終わって、それぞれ御旅所へ向かう。
 

次は武者の行列が入ってきた。


 
つづいて稚児流鏑馬が・・・






子供のころからなじみの大名行列
 この大名行列は「郡山藩10万石」のこしらえだ。この写真は大行列のハイライト、奴さんたちの槍や手荷物?の手渡しパーフォマンスをしているところです。



  さあ、もう40分ほどここでパーフォマンスを見ているが、まだまだ続きそうだ。予定通りには終わりそうにない。
おん祭り見物は、ここまでにして、春日大社へ行こう。



なが~い参道を歩いて春日大社二ノ鳥居に着く。



春日大社に着く。

春日大社から下って来る。いい天気だ。





奈良公園
大仏前交差の広場からの若草山



スケッチポイント探しに、水門町から東大寺境内の戒壇院まで行ってみよう。
 

ここは何度か描いている土部のある細道です。

 

細道から右折すると、この光景になる。
 
 

水門町の細道の突き当りにある戒壇院


戒壇院の正門と紅葉





東大寺大仏殿

戒壇院正門前から描きました。
ここも鉛筆スケッチです。着色は帰宅後です。


 
 

戒壇院から出て右折、大仏殿方面へ・・


大仏池とタイ仏殿・・・ここも何度かスケッチしている。



もう午後4時だ。寒くなってきたし、夕暮れも近い。スケッチもできたので
満足の一日になりました。今日はここまで、ここからもウオーキングで
近鉄奈良駅までもどろう。