はじめての中国蘇州の旅
2016年 9月22日~27日
( 2日目-2 )
  第二日目の二番目の訪問は世界文化遺産の名園「留園(りゅうえん)」です。



 留園は清代を代表する名園。その建築造園様式を今に伝えています。建築物の見事な配置と太湖石を中心とした奇岩で知られています。蘇州四大庭園であるばかりでなく、中国四大名園の一つとしても名高い。敷地は2万3300㎡に及び、個人の古典庭園としては大型。造園は1593年(明代)に開始された。完成当時は東園と呼ばれました。1876年(清代)の再建時に留園と改名されました。


大きな葉の蓮と池、尖って反り返った軒、白壁の窓などが中国ムードを感じさせます。


建物内部

 
太湖石の前での記念スナップ
 女子美大生のグループが「太湖石」のある庭をスケッチしていたので、Tさんが仲間に入って描けとけしかける。グループの中に割り込んで描きはじめると、みんなスケッチをやめて私取り囲み熱心に覗き込んできました。あまりの熱心さに少々照れて、大汗を描きました(^^;)。






これが描いた留園名物の太湖石のある庭です。記念に女子大生の一人がスケッチ画に「留園」と中国文字で書き入れてくれました。


 

 蘇州での三番目の訪問先は虎丘(こきゅう)でした。ここは市区北西部に位置する呉王・闔閭(こうりょ)が葬られた小高い丘です。葬儀の3日後に墓の上に白虎がうずくまっていたという伝説からこの名がついたそうです。

 



写真が小さくて見にくいですが門の上に
虎丘の雲岩寺塔が見えています。

ここを登ると雲岩寺塔ですが、暑い日だったので登りは結構きつかった。




傾斜ている雲岩寺塔

  丘の上に聳える斜塔は雲岩寺塔です。その完成は961年、八角七層のレンガ造りで高さは47.7m。明代以降、地盤沈下により傾き始め、現在では3度59分傾いているそうです。





雲岩寺塔
ちょっと傾がきつくなったかな・・・




虎丘の丘を下って運河へ。
ここから今日の最終目的地、山塘街(さんとうがい)までは遊覧船に乗る。


虎丘から下ったところの運河のある町

 
ここから遊覧船に乗って山塘街へ出発です。



次のページへ はこの日のしめくくり、虎丘から「山塘街」までの山塘街運河遊覧です。
・初めての中国蘇州の旅(第2日目-3)9月23日)をご覧ください。