はじめての中国蘇州の旅
2016年 9月22日~27日
( 3日目 )
 今日はHさんお勧めの太湖へ。その大きさは琵琶湖の2倍くらいあるそうだ。私もぜひ行ってみたいと思っていた太湖なのでとても楽しみです。地図でその位置を確認したらTさんのマンションから約20kmほどのようだ。昨日は世界遺産の庭園や、お寺、運河沿いの繁華街と盛りだくさんの蘇州観光させてもらったので、今日はのんびりドライブもいいなあ。太湖に浮かぶジャンクが見れたらいいなあ。


 

 この日の朝食は Tさんのマンション近く、ラーメン屋さんのような小さな中華料理店に入る。Tさんが注文してくれたラーメンは和風醤油味、とてもあっさりした味で日本人むきで美味しかったです。

 朝食の後、Hさんと合流、4人Sさん運転する車に乗り込む。午前9時過ぎ、太湖に向けて出発です。



 Sさんは安心できるベテランドライバー、今日も快適に太湖へ向かい走ってくれる。この日記を書きながらどの道を走ったのか地図を見ているがよく分からない。たぶん濱川路から高架道の中山東路を走っているのだろうか。街中を走る高架道の両サイドに低い山が見えてきた。広い平地に山が現れてちょっとビックリしました。左手の山の上には塔が見えている。地図では上方山、国家森林公園とある。地名など表現に私のパソコンでは「中国語文字」に変換ができないので雰囲気が出せません。

 

 高架道を走る車の窓からキョロキョロ車外をのぞく。道標を見て、読めても町の名がよく分かりません(^^;)。


上の写真から道路標識を拡大してみました。

 呉中大道へ向かって走っているようだが、太湖への案内はない。
 地図を見ると、これから行く太湖に浮かぶ島、西山(せいざん)は呉中区の西端に位置するようだ。

 話はそれますが、中国に来て上海蘇州と走って気が付いたことです。見た車はほとんどが外車、VW、アウディ、GM、トヨタ、日産など、国産車は名を知らないのでわからない。日本のように軽自動車はほとんど見かけませんでした。中国の人は日本人より裕福なんだと驚きました(^^;)。

 

呉中区は東西に広い(肌色の部分)
---- 太湖について ----
(蘇州太湖観光発展集団有限公司HPより)

 太湖はかつて、震澤、又の名を五湖と呼ばれた。中国で三番目に大きな淡水湖である。太湖の面積は2000平方km、大小48の島があり、周囲の峰は72を数える。湖面は山肌を映し、山水は幾重にも相照らし、光輝く、自然美を呈し、「天下一秀麗な太湖」と称される。太湖の湖岸線は405km、平均水深は1.89mであり、・・・以下略。


左の地図は蘇州で入手したの交通案内図です。
(蘇州交通旅游図」より転載)

※マップをクリックすると拡大図が見られます。
 目指す太湖の西山はマップの左下の島です。太湖大橋でつながっている。
 


2時間ほど走ったのかな、はっきり覚えていませんが、楽しみにしていた太湖に着きました。
1994年に太湖大橋が完成し、蘇州市内から車で行くことができるようになっている。

 太湖に浮かぶ「西山」は、小高い山がいくつかある太湖最大の島・洞庭山の別名である。この島は南北11km、東西15km、面積は79.8平方kmという大きさであり、島内の山々の頂上に登れば多くの島が浮かぶ湖の景観を眺められる。また呉越時代以来の旧跡、果樹や梅の林、中原から逃れてきた人々の末裔が住む村落などといった見どころのある太湖の名勝のひとつである。
(ウイキペディアより)

残念ながら今日は西島をゆっくり見て回る時間はなさそうです。
ゆっくり太湖を眺めながらスケッチが1枚でもできたらそれで満足です。


 太湖大橋を渡っているとジャンクが目に入ってきました。ここでスケッチしたいが、まずは昼食するという。太湖はまるで海のように広い。


 島の中をしばらく走り、レストランがある大きな駐車場に着きました。この場所の向かい側の丘の上にのお寺らしい塔が見えている。
  今渡って来た”なが~い太湖大橋”は何メートルか知らないが・・・・
交通渋滞を解消するために、もうすぐ完成するという並行して走る新橋は全長は7440メートル、そのうち1号新橋の全長は1701メートル、2号新橋の全長は1665メートル、3号新橋の全長は941メートルだそうです。


駐車場にはずらっと露店が並んでいました。



 新鮮な果実を売る露店で、さっそくお土産を買うHさん。言葉か話せる彼がうらやましい。残念ながら私は眺めるだけ。


さあ、休憩&昼食タイムです。
昼食に入ったレストランは写真中央の二階です。


食中のTさんとU先輩、
レストランでの昼食スナップです。


太湖特産品が並ぶ食卓

 TさんとSさんが昼食に選んでくれたメニューは”太湖白蝦”・” 太湖白魚”・”太湖銀魚 (しろうお)”と太湖でとれた新鮮な天然食材でした。現在までこれらは養殖されていないという。どれもあっさり味で臭みもなくて食べやすく、美味しかったです。



ゆっくり食事を楽しんだ後、スケッチ目的のジャンクのあったリソーと浜まで戻る。
ここでメンバーに無理をいってスケッチタイムを撮らせてもらいました。
 

太湖に浮かぶジャンクとリゾート浜のレストランと船留。
赤い屋根が見えている建物は太湖大橋でつながっている大陸です。
大勢の観光客でいっぱいでした。


一休さんみたいなかわいい男の子を抱くパパ


太湖に張り出したレストランのデッキで談笑するメンバー




太湖に張り出したレストランのデッキからの景色


 
 

レストランのデッキに縛りつけてあったちょっと色あせた中国国旗が涼しい風に葺かれている。
スケッチする間談笑しながら待ってくれるやさしいメンバーです。


 

リソーと浜のデッキから太湖大橋の右側の広い太湖を入れて描こうと思っていたのに・・・失敗



明日はまた蘇州市の中心街に戻って拙政園へ。 
・初めての中国蘇州の旅(第4日目-1:9月25日)をご覧ください。