はじめての中国蘇州の旅
2016年 9月22日~27日
1日目
  中国蘇州で働いている友人T氏からスケッチにおいでと誘われ続けていたが、中国へのマイナスイメージが強くて断り続けていました。そこへ先輩OBのU氏からも声をかけられて、あっという間に蘇州二人旅が決まりました。旅のスケジュールは中国の国慶節をさけて急遽9月22日~27日の6日間、宿は蘇州市街のT氏マンション、航空券、旅行保険、関空までのJR切符、すべて同行させてもらう先輩OBのU氏にお世話になりました。現地では友人が観光案内してくれるという。私はスケッチブックをもって出かけるだけという安心旅となりました。



 これは蘇州行きの旅が決まって、出かける前に思いをはせてながらグーグルビューで見つけた蘇州の水郷風景写真から描いた絵です。



 さっそく中国蘇州のTさんにこの絵をメールしたら・・・・ ” 很好,真的很好啊 ”、”Will guide you in the same place” とのメールが返ってきました。.長い蘇州生活でメール返信もすっかり国際人です。彼はこの運河風景の所へ一番目に案内しようと思っていたという。絵を見ながらこんなやり取りしていると、もう蘇州へ行ったような気分です(^^;)。



 9月22日(木) いよいよ出発です。
 早朝の5:53守山駅を出発、京都で関空行きの特急はるかに乗り換え、8:15  オンタイムで関空に到着しました。


JR関空駅
(※すみません。この二枚の写真は帰国時に撮ったものです。出発時は急いでいて写真撮り忘れていました。)


 JR関空駅の改札を出て空港ロビーへ向かう。関空はローマスケッチ旅以来の10年ぶりです。搭乗券の手続きをして税関を過ぎるともう日本国外、ワクワクしてくる。 


10:15発の上海蒲東国際空港行JL891便に乗る。


定刻通りに関空を離陸する。


JL891便は現地時間11:45上海浦東国際空港へオンタイムに到着する。
実際のフライトは2.5時間だが、日本との時差がマイナス1時間、日本時間では12:45です。 
 入国手続きを済ませて、広い浦東空港の中を蘇州行き長距離バス乗り場を探す。中国語表示は読みにくいし、言葉も話せない、右の写真のように英語表示( Long Distance Bus) がありがたい。

 巨大な空港でしたが二人旅なので迷ってもパニックにはならない。なんとか見つけた長距離バス乗り場で切符を買おうと、”スージョウ(Suzhou)”と言ったが窓口の女性にはぜんぜん通じませんでした。そこで先輩が漢字書きのメモを渡すとニコッと笑って即OK(^^)、無事切符を買うことができました。

 さっそく蘇州のTさんに電話で無事着いて、12:45発のバスに乗ると連絡する。彼は蘇州のバスセンターへ迎えに来てくれるとの返事をもらい無事、第一関門パスです。 
   

空港内の案内表示
 

蘇州行き長距離バスの切符です。
48元、約1,400円ほどかな
 

長距離バス乗り場&待合所でやれやれ(^^;)
12:45発蘇州行きの表示がよく分かる。



上海市街へ向かう高架道路
 蘇州行きのバスは時間どおりに発車、スムーズに上海市街へ向かって走る。次の停車駅は上海虹橋国際空港だ。浦東空港から蘇州までは2時間半で走るという。
 虹橋空港まで1時間かかる。ここでなぜだか15分以上バスが動かない。運転手がなにやら話しているが言葉がわからないので我慢して待つ。
  中国上海から蘇州への道は道路は広く、やたら高い高架道を走る。交差する高架道はどちら向いているのかさっぱり分からない。


 フリーウエイトと有料の高速道路を乗り継いでひたすら走り、3時間かかってやっと中国国鉄蘇州駅傍のバスターミナルに着く。 蘇州市街は高層ビルが林立する近代都市、想像していなかった街の景色にビックリする。
  バスターミナルにはT氏が迎えに来てくれていて、無事再会できてホッとする。まずは、彼の会社へ案内してくれるという。市内の道路はけっこう混雑していて、日本人の私にはとても運転できそうもないが、中国人の運転手Sさんはスイスイ走る。約30分ほどで工業地帯の中のT氏の働く会社に着きました。広い工場を見学させてもらいました。


 会社訪問後、市街地に戻り、彼の住む高層のマンションへ。ここで先輩と二人、4泊させてもらう予定です。マンションに入るゲートで彼は顔なじみの警護員に笑顔で挨拶して入って行く。すぐ公園みたいな広い庭がある。すごい所に住んでいるのだなあ。




 マンション玄関前に広がる公園みたいな中庭だ。この池の周りを散歩やジョギングしている住人がいました。




荷物を置いて歓迎夕食会に出かける。
場所はT氏のマンションから近い日本料理店の多い500mもつづく賑やかな通りだ。



この夜はT氏行きつけの日本料理店へ(写真には写っていません)。


 お店の若い女将さん、店員さん、皆んな日本語を流暢に話すのでちょっとホッとする。出てきた蘇州の日本料理は私の口に合う薄味でとても美味しかった。歓迎会は元同じ職場で働いていたH氏(蘇州で働いている)も加わって賑やかに始まる。H氏はタイで会ってから17年ぶりの再会でした。

 

上海蟹の準備ができた。
さっそく食べ方の手ほどきを受ける。




 久しぶりの再会で大いに話が弾む。明日はT氏のマンションから近い寒山寺から案内してくれるという。
 

はじめて見た上海蟹、もちろん食べるのがこの日が初めてです。
このお店でゆがいていてもらい美味しくいただきました。
 夕食たけなわの頃、T氏の会社オーナーから電話が入り、まだ北京から蘇州に向かう新幹線の中だそうだ。歓迎会に間に合わないから、明日、宿泊先のホテルで朝食会をしようとの連絡でした。 夜も更けたので歓迎会は終了、彼のマンションに帰る。シャワーで疲れを流して、この日はゆっくりと休ませてもらいました。
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 ・初めての中国蘇州の旅 (第2日目-1) 9月23日
蘇州市の禅宗の寺、寒山寺です。