しばらくぶりの安養寺山
滋賀県栗東市安養寺の低山(標高 234m)
2017・11・12
 栗東インター近くにある低山、安養寺山は2013年(H25年)9月の台風18号で、南側斜面(下戸山地先)と北側斜面山(安養寺レークヒル地先)の数カ所に山崩れが発生しました。その山崩れで道が大きく崩壊して登山ができなくなっていました。 今日は安養寺マルシェと安養寺の大祭で拝観無料のことを知って出かけました。久しぶりに訪ねた安養寺山は治山工事が終わっていて登ることができました。 


 
 安養寺山麓にある栗東自然観察の森の駐車場に車を止めて入って行く。いぜんはこの森のコースからも安養寺山への登山ルートがあり何度か登っています。



 まずは観察の森管理棟へ。散策コースからの安養寺山登山道はまだ閉鎖中とのこと。とりあえず散策マップをもらって森中へ。少し散策して隣接する治田小学校側へと出て、安養寺に向かう。


東方山安養寺の参道
 参道には登りが立ち並んでいる。


表山門
建っている像は「子護大師」の石像です。
  

色鮮やかな紅葉と薬師堂(本堂)
 境内に入って行くと 正面に薬師堂があり、その前の広場には柴燈大護摩供の準備がされていました。まずは 薬師堂の内部へ、堂内正面に薬師如来座像(重文)、その両脇に日光・月光菩薩、その前に十二神将像が並んでいました。


 

薬師堂と紅葉
今日は秋の大祭とマルシェ開催とで賑わっている。邪魔にならない所から薬師堂をスケッチさせてもらいました。




庭園も無料で見せてもらいました。


大祭と色あざyかな紅葉で見物客の多い。
スケッチした後、お堂の裏山の四国八十八カ所霊場巡りを歩きました。


 
 丁度お昼時、ちょっと空腹を覚えたがマルシェへの寄り道はあきらめて、お寺右隣の安養寺山登山口から住宅内の舗装路を登って行く。すぐ左手が大きく山崩れした一つ目の箇所だ。
 

一番大崩れしていた北面の箇所
山崩れしていた箇所が綺麗に修復されている。
 

すぐ下は安養寺レークヒルの住宅街
その遠方には琵琶湖、対岸の比良山系が見えている。


頂上目指して舗装路を歩いて行く。


二番目の崩壊箇所も修復、頂上の送電線鉄塔が見える。



 

崩壊箇所からの展望です。
だいぶ高度があがってききた。草津市街の向こうに琵琶湖が広がっている。
その後方は比叡山です。


 

紅葉が綺麗だ。ここは3番目の崩壊箇所
幅広かった林道は修復されて狭くなっている。
 

 林道終点から送電線鉄塔を回り込んで樹林帯に入って行くと小さな社がまつられている場所に着く。
安養寺山は横長の台形をしています。
ほぼフラットな樹林帯の中の道をすすむ。
 


 

すぐにこの二等三角点に着きます。
 

同じ道を戻るのは面白くないので、先に進む。
 

道は緩やかに下って行く。
 

鉄塔のある場所からの展望
見えているのは阿星山です。
 

道は行止、左手に下る石段がある。
まあどこに下るのか不明だが道なりに行こう。


 道はどんどん下って行く。だがこの先で崩壊箇所があって樹木が倒れ込んで、進めない。


なんとか回り込んでみるとこんな崩壊箇所だ。
足を滑らさないように慎重に渡りる。
 

再び歩きやすい道になる。
ハイキングコースの標識があるので安心して進む。
 

飛び出してきた竹藪を振り返る。
下りきったところは車を止めた観察の森からの道でした。


赤坂公演前のバス停
このすぐ先が栗東観察の森駐車場です。



今日歩いたコースです。

今日の安養寺山では約50分の山歩きでした。
運動不足の私には丁度良い歩きとなりました。



 ***** 参考資料 *****

※過去の安養寺山歩きページです。

早朝散歩の超低山「安養寺山」 2003・8・55


安養寺山(北面)の姿です。


・守山から安養寺山を歩いて草津へ 2008・4・15