野洲駅から歩いて菩提寺山へ

今は甲西町から住所名が変わって湖南市になっているが・・・・
菩提寺山は甲西富士とも呼ばれ、近江富士(三上山)と対面している低山です。
(2011・2・21)

 今日は晴天、春の陽気で気持がよい。今月末のスケッチ会が近江富士(三上山)ということで、地元として下調べに行くことにする。三上山といえば懇意にしてもらっている八田先生(野洲市在住の写真家)だ。出かける前に先生のHPでチェック、三上山のポイントをメモして野洲へ。駅からメモを頼りに歩いて山麓の御上神社(みかみじんじゃ)を目指す。途中で2枚ほどスケッチした後、次のポイント南桜(菩提寺山麓)へ向かう。シンプルな三上山より菩提寺山の方が描きやすそうなので、田んぼの畦道に座って菩提寺山方面の風景を描く。山を眺めているとまたまた低山歩きの虫がさわぎだす。菩提寺山は以前に二つのルート(西応寺と野蔵神社ルート)から登っているが、反対側の「みどりの村」住宅街からは登っていない。ということで里山歩きに切り替える(^_^;)。



歩いた道順
登山口が分からずやみくもに山麓に貼りついた
住宅街の坂道を上がっていく。一番奥に細い道が・・・
登山口の表示もないけど入っていくと、やがて登山道
らしい道になりました。




菩提寺山頂上(左のピーク)が見えてくる。
木々に赤や白のテープが巻きつけてある。
これで登山道に間違いないと確信するが・・・・
(ここまで来てデジカメ持ってこなかったことに気づく。
こんな時は携帯電話付きカメラが重宝しますね。)



高度があがるにつけ視界が開けて先日登った鏡山が
見えてくる。眼下には菩提寺の住宅地が広がっている。
その手前、池に沿って名神高速道が大津方面(左)から
彦根方面(右)へと走っているのが望める。
尾根道を進むと・・・・


菩提寺山手前のピークが近づいてくる。

ここから少し下って登り返すと「みどりの村東口」から
の登山道と出会い、さらに登っていくと展望が開ける
場所にでる。





大きな岩の上からは素晴らしい展望が開けている。
うっすらと淡い水平線のような琵琶湖面、その向こう左に比叡山のピークが見える。比良山系が右へと続いている。
三上山の眺望も一番、歩いてきた野洲駅は三上山の裏側方面になる。真下は南桜の集落です。





頂上手前は大岩が立ちはだかっている・・・
ホームグランドの三上山登山より標高は100mほど
低いが山登りとしては楽しい登山道です。



菩提寺山頂上は展望はない。
(菩提寺山三等三角点)




西応寺ルート分岐(南東山麓を下山するルート)
頂上から少し進むと前回登ってきたこの道に出会う。
まずは直進して南峰へ・・・・



山頂南側の南峰にある竜王の社








南峰から阿星山、湖南アルプスの竜王山が展望できる。
眼下には野洲川の流れ、堰でせき止められた広い川幅に工事中の新しい橋が見える。
展望を楽しんでから、先ほどの分岐へ戻って、西応寺ルートを下山する。




一気に下ってきたら、少し開けた場所があって
振り返ると菩提寺山が見える。



分岐から20分で和田神社の境内へ下立つ。
登りは約1時かかかったが・・・



和田神社
左手前の石段が下りてきた道です。
ここからは広い舗装路、少し下るとバス道に出る。
あとはもと来た三上山登山口への歩きとなる。




三上山(近江富士)が真正面に
もうすぐ南桜のバス停だ。



 16:00 藤堂製作所前にやっとバス停が・・・・
野洲行きのバスは1時間に一本しかない。時刻を見ると次は16時36分。ここでバスを待つのもいやなので、のんびりバス道を野洲方面に向かって歩くことにする。次の南桜バス停に着いたが10分しかたっていない。通過してバスが来るのを待ちながら野洲方面へ。



近江富士団地手前からの菩提寺山、
その麓の集落は今通ってきた南桜です。

バス路線道を歩いてバス停5か所を通過して6個目の山出前(三上山登山口近くのバス停)で
やっとバスが来た。16:47 飛び乗ったら10分ほどであっという間に野洲駅到着(220円)。
改札口で見たら野洲駅発の16:59初の新快速がある。ラッキー!と乗り込んでから、写生会の
ための下見、三上山へのバス時刻確認するの忘れてしまったと気づく(^_^;)
今日の目的のスケッチポイント探しができたからOKだ〜

−−− 参 照 −−−−

西応寺ルートのレポートです。

・三上山(近江富士)の近くにある菩提寺山(2002・4・27)