西国第三十番札所(宝厳寺)がある。
久々の竹生島訪問
(滋賀県長浜市)
2020・10・1

 今日も快晴、どこかへスケッチに出かけたいなあ・・・と思ったが、コロナ禍がつづいて、体力も減退、遠出する元気もない。近場で何処かと考えて、久々に竹生島へ出かけようと思い立ちました。HPを見ると前回訪問したのは12年も前、それも30分ほどの短時間の上陸でした。
 ネットで竹島便をチェックしたら第一便は9:30、これに乗ろうと急いで出かけました。JR彦根駅からは彦根港への無料シャトルバスがあります。




彦根駅の二階から見える国宝彦根城
8:30 JR彦根駅着。。シャトルバスは9:00発、竹生島便は9:30発、時間が十分あるので、時間つぶしに歩くことにしました。


護国神社
彦根駅西の口から大通りを歩いて約10で着きました。
参拝して彦根城へ向かう。

 

彦根城天守閣が見える彦根城の佐和口
ここから入って、内堀に沿って右へ・・・。


内堀に沿って歩いて彦根港へと向かう。
 

9:00 何度かスケッチしている彦根港近くの船泊です。
 

JR彦根駅から約30分、彦根港に着きました。
  この彦根港から出ている観光船は竹生島行きと多景島行きの二航路があります。
   
   窓口で聞いてみると9:30竹生島行きコースは10:40に着き、帰り便は11:20発です。
約70分、島に滞在できる。帰航は正午なので、時間は十分にある。急遽昼食後の予定として、はじめての多景島へ行くことにしました。
 

 琵琶湖には4つの島があります。大きな順に、人が住んでいる「沖島」、宝厳寺がある「竹生島」、「多景島」、「沖の白石」です。
 

琵琶湖マップ
竹生島へは片道40分、多景島は20分とある。
 

料金表です。
 

彦根港か小さく見えている多景島(たけしま)
 

竹生島はズームアップしてもこんな状態です。


 

彦根港から時間どおり約40分で竹生島に到着です。


 

10:10 岸壁に停泊しました。
 

竹生島へ上陸です。
竹生島にある宝厳寺
(ほうごんじ)  
 真言宗の寺院、本尊は大弁才天です。また観音堂の本尊は千手観音、西国三十三所第30番札所になっています。観音霊場であるとともに、弁才天信仰の聖地でもあり、日本三大弁才天の1つです。他の2つは厳島神社と江島神社とされています。
 

本堂は一番高い所にある弁財天です。


 数件ある売店を過ぎると宝厳寺の入り口です。拝観料500円を支払って境内に入ると、いきなりこんな急な石段になっている。案内に石段は165段あるそうです。
 

石段の中間で振り返った眺めです。


  

宝厳寺の本堂(弁財天堂)

急な石段を登り切るとこの広場に着きます。


 

本堂前に広場
石灯篭の影の後ろに納経所の屋根が見えています。
 

三重塔
後側にある宝物殿は閉鎖中でした。
 

本堂を振り返って見る。
 

観音堂へ下って行く。
  

船着き場が見える観音堂前からの眺めです。


 

国宝唐門
 この唐門は豊臣秀吉を祀った京都東山の「豊国廟」に建っていた「極楽門」を豊臣秀頼の命により移築したものです。唐門の後ろ側に観音堂がつづいています。

 

観音堂の唐門部分
大虹梁上の蟇股(牡丹文)と松に尾長鳥の彫刻
 

観音堂の唐門部分2
色彩鮮やかな観音堂の装飾

 

観音堂から舟廊下を渡って行くと、
都久夫須麻神社本殿(国宝)に着く。
 

舟廊下の懸造
船着場へ戻るからの道の懸造です。
 

都久夫須麻神社本殿(国宝)
本殿の左につながっているのが舟廊下です。
 

龍神拝所の建物から見える鳥居と琵琶湖です。
建物のひさしの向こうに、日本百名山「伊吹山」遠望。
 

舟廊下の懸造下の道で船着場へ戻る。


下から見上げた観音堂
 

石段の上り下りで」汗ばんだが。ここは涼しくて気持ちがいい。
帰り便まで10分ほどある・・・。
 

お昼前で小腹がすいている。
おでんの三点セット450円、と缶ビールで一休み
スケッチブックは持っていましたが、気に入った構図がっ見つからず
竹生島では一枚も描けませんでした。

11:20 帰り便は定刻通り彦根港向けて出発する。



 

船窓風景

彦根港への帰路ではすることもないので、船内からの眺めをスケッチして”ひまつぶし”しました。


 

彦根港が近づいてくると彦根城が見えてきた。
お城の真下にある建物はなんだろう?



昼食は近くの「かんぽの宿彦根」でとうろう。
午後の「多景島」行きが楽しみだ。

※「多景島」のページは近々作成してアップする予定です。


*********** 参照レポート **********

・琵琶湖縦断クルーズ (2008・11・02)

※この旅では「竹生島」と「沖島」に上陸しました。
「多景島」と「沖の白石」は船窓から眺めました。