京都市美術館への回り道・・・
(2010.12.2)

 今日は暖かい秋晴れ、二科展(京都市美術館)と上村松園展(京都市近代美術館)のチケットもらったので出かけてきました。せっかくの好天気、いつものようにJR山科駅から歩こう。でも今回はよく歩く南禅寺への道ではなくて、大文字山経由の回り道を選択する。この道は昨年末、初冬の12月29日に歩いている。偶然にも今年も年末の12月でした。秋と冬のはざまの山歩きを楽しんできました。晩秋と初冬色の比較は下記URLからご覧ください。今回も同じくJR山科駅から毘沙門堂めざして歩きだす。
http://www.ken-tmr.com/daimojiyama2009/daimojiyama2009.html



毘沙門堂の紅葉、落葉が地面一面を覆って赤い絨毯が敷かれたよう、紅葉ももう終わりですね。


名残の紅葉
大文字道の分岐手前にある春秋山荘




山荘横にある分岐
左へ行けば南禅寺境内に下りたつ。よく歩く道だ。今日は直進して大文字山を目指す。


山道に入るとすぐに植林帯です。


赤ラインが本日歩いたルートです。


大文字への道を歩きだす・・・・
 このコースに入ってすぐに追いついてきた同年輩の登山者が”大文字山の頂上へはここから1時間だよ”と声をかけて早足で追い抜いていった。後ろにつづいたがあっという間に姿が見えなくなった。


薄暗い樹林帯の道はやがて稜線に近付いて陽が差し込んで明るくなってくる。


やっと稜線だ。ここからは大きなアップダウンもなく歩きやすい道となる。
 10:52 蹴上からの京都一周トレイル(道標No44−2)道に合流する。 10:57 つづいて京都一周トレイル(道標No45)に・・・。ここを左へ下ると鹿ヶ谷(ししがだに)、右に行くと池の谷地蔵、如意ヶ岳方向から大津の三井寺へ。もう、ここから大文字山頂上は近い。 


11:05 大文字山頂上に着く。お天気でも今日は霞んでいて遠望がきかない。

 JR山科駅から約1時間20分の歩きでした。途中でヤッケとセーターを脱いだがそれでも汗びっしょりでした。頂上には先ほど追い抜いて行った登山者ともう一人が休憩していました。同年輩と言っていた人は滋賀草津市から来たという。私より3歳も若い、元気なはずだ(^_^;)。もう一人は76歳、とても元気そう。聞くと80歳代の人もいるという。皆さん顔見知りで、週に1〜2度はこの頂上で顔を合わすらしい。ゆっくり休憩していると、次々に登山者がくる。それでも今日はウイークデイ、ベンチで昼食&日向ぼっこができる。土日はこの頂上広場も登山者で満杯状態になるらしい。

 頂上から少し下ると、大文字焼きが行われる火床がある。ここからは眼下間近に京都市街が迫ってくる。火床の急な階段を下って山道へ。登山道はすっかり冬模様だ・・・・



30分弱で銀閣寺境内に下ってしまう。
銀閣寺は人気スポット、今日も観光客でいっぱいだ。混雑を避けて山麓道を法然院方向に歩く。

法然院を過ぎて進むと安楽寺があり、紅葉が綺麗だったのでパチリ・・・
この時期は拝観ができるみたいでしたがパスして先を急ぐ。



安楽寺からすぐにある後水尾天皇創建の「霊鑑寺門跡」に着く。
このお寺の右横に沿って登っていくと大文字火床に下に出ます。何度か大文字山からここへ下山したことがあります。



哲学の道もすっかり冬模様







京都市美術館
ここは展覧会を見によく来ているが、今日は顔見知りの画家さんが出展している二科展を見せてもらいました。次は展覧会のハシゴで通りの向かいにある京都国立近代美術館へ。


近代美術館前のバス停と正面玄関


平安神宮の大鳥居から賑やかな神宮道をさけて白川沿いの道を歩いて地下鉄東西線の東山駅へ
 今日は好きな山歩きができて、展覧会二つもかけもちして見れて効率よかったけど、ちょっぴり疲れました(^_^;)