湖南アルプスの低山、堂山(2)
2008・5・6

 今日もよい天気、どこかスケッチに行きたいが行き先が思い浮かばない。とりあえず瀬田の文化ゾーンへ新緑でも描こうとでかける。瀬田駅からバスで10分ほどで近代美術館のある文化ゾーンバス停に着く。新緑の中を散策しているうちに、ちょっと足を延ばして湖南アルプスの堂山に登ってみよう思い立つ。選んだコースは長い長いアプローチになるが時間は十分にある。それに堂山は384mという低山ですが、展望もよく、奇岩などもあり人気の山だ。


 今日もスケッチ道具一式は持っているが、デジカメは持参していず。携帯電話付属のカメラなので鮮明度は望めない。ご了承ください。




 県立近代美術館の後ろ出口から、県立医大の周囲に沿って上田上の新免へ向かう道路に出る。木々の繁る丘陵の下り道をしばらく行くと周囲が開けて田園が広がっている。あちこちで田植えが始まっている。

 進行方向左(北東方面)には丘陵地帯を走る第二名神(新名神)が、その後方に顔を出しているのは鶏冠山からつづく竜王山です。




以前に登った羽栗を目指したが、田上中学校から川に沿って山側へ行くと「堂山・鎧ダム」の道標がありました。その道標に従って行くと神社があり登山口が見つかる。その道標に従って山道に入る。
点線ルートは前回、前々回歩いたルートです。

「湖南アルプスの低山、堂山」
2004・1・12

こちらもご参照ください。



 進行方向(南方面)には目的の堂山が見えてくる。その後ろには矢筈ヶ岳も顔をのぞかせている。



神社の名前覚えていない。いつも持ち歩いているデジカメなら読み取れるのですが(ーー;)。




神社の奥から登山道に入る。やがて展望が開ける。比叡山が見えてくる。




砂場みたいな地肌




比叡山と琵琶湖が肉眼ではよく見えていたが解像度の低いこのカメラではちょっとつらいです。


高度があがってくるとあちこち奇岩がごろごろ、花崗岩のザラザラしたの砂地道は滑りやすくて歩きにくい。



やがて鎧ダムからの尾根道に合流する。そこから堂山の頂上へはもう少し奇岩の間を歩いたり登ったする。



堂山の頂上
字の消えかけた頂上の看板と水準点(右手前)

 帰り道は先ほどの分岐から鎧ダムへ向かうか、このまま前進して最初の分岐から羽栗へ下山するか、天神川ダム(堰堤)へ下るルート〜選択することになる。途中で出会った子供ずれの方や、年配の方は鎧ダムへ引き返すという。先行していった中年女性のパーティ(20人ほど)は天神ダムへ下って行った。
 堂山は何度も登っている(ルート図の点線コース)が、この天神ダムへの道はまだ歩いていないので今回はここを下ることにする。ちょっと下った所の分岐で以前歩いた羽栗への道と別れて天神川ダムルートをとる。



下山道から見上げた堂山頂上



下山ルートから見える八筈ヶ岳





やがて下山道に小さな谷川が合流してくる。ちょっとスリルのある岩場が続く。雨降りだと滑りやすくて危険な個所になるだろうが、今日は晴天で問題はない。それでも足元に注意は必要です。


今下山してきた堂山(五味谷)道はやがて向こうの尾根からの堂山(浅見尾根)道と合流して天神川堰堤に飛び出す。

天神川堰堤の広場では水遊びする人やパラソルの下でのんびりする人、バーべキューを楽しむ人たちが・・・
よい匂いがただよってくる(*^_^*)。今日は石ころを並べてあるところ(左の写真)から渡れたが、雨の後などは水かさが増えてこの下山ルート歩けないので注意が必要だ。



天神川堰堤の広場

いま下山してきた道は中央よりちょっと左の谷間です。




 この先がアルプス登山口バス停です。さきほどの天神川堰堤から舗装路の林道(東海自然歩道にもなっている)歩きで10分もかからない。



アルプス登山口バス停に着いたら、1時間に1本ある石山駅行きのバスにタイミングよく間に合いました。
結局歩きと素晴らしい展望に見とれてしまい今日はスケッチ一枚もできませんでした(^_^;)。