京都伏見区スケッチ散策
2017・9・9
 この日は京都の伏見区で開催されている絵友達の絵画グループ展二つを見に行きました。まずは京都路地裏スケッチメンバーの海宝寺へ。そこから歩いて伏見の大手筋通りにある大手筋ギャラリーを訪問する予定で出かけました。この後、伏見の町を散策して、どこかで一枚でもスケッチできたらいいなあ・・・・
  JR京都駅で都路線の各停に乗り換え藤森駅で下車する。案内状の地図を頼りに約10分ほど歩くと海宝寺に着きました。風は爽やかでしたが陽射しが強くて汗が噴きだす。

   
   海宝寺
黄檗宗。享保年間(1716-36)万福寺の杲堂元昶が開創。寺地は伊達家の居館跡といわれ、方丈前に豊臣秀吉遺愛の手水鉢がある。方丈襖絵「群鶏図」(現在は京都博物館所有)は、伊藤若冲晩年の作と伝える。普茶料理の寺で知られる。伊達政宗手植の木斛(もっこく)があり、本堂内に位牌が納められている。建立:1755(宝暦4)年 住所: 京都市伏見区桃山町正宗 (京都観光NaviのHPから転載)

展示作品は地元の小中学校の生徒さんと路地裏スケッチ会のメンバーでした。
当番でおられた第二日曜写生会の中田会長と懇談、伊藤若冲晩年の作が見れなくて残念。



 次は伏見の大手筋通り、海宝寺は京阪墨染駅、JR藤森駅、近鉄丹波橋の中間にある。伏見大手筋は歩いても行ける距離なので電車には乗らず歩いて行くことにしました。少し行くとJR都路線(奈良線)に出合う、踏切を渡ってJR線路横の道を進む。
 

 JR都路線に沿って歩いていると黄色のコスモスが咲いている。そのときちょうど城陽行きの普通電車が来た。さっそく撮り鉄に変身です(^^;)。


 つづいて奈良行きの都路快速が来た。コスモスをアップにもう一枚パチリ(^^)/  最近、60倍ズームのデジカメに買い替えたばかり、さっそく役立ちました。
 

JR線沿いに咲いていた黄色いコスモス



やがて国道24号線に合流、海宝寺から20分ほどで御香宮神社の裏門に着きました。
境内を歩いてて大手筋通りに面する表門へ抜けよう。
 

御香宮本殿(裏側)、その装飾は色彩鮮だ。
 

本殿にお参り
 本殿は桃山時代を象徴する華麗な装飾がされています。1605年に徳川家康によって建立された建物(重文)です。神功皇后を主祭神とし、夫・仲哀天皇や子・応神天皇など6柱が祀られています。

 本殿左横(写真右上)には病気平癒の霊水が湧き出るパワースポットがある。良い香りのする水が湧き出し、この水を飲むと病気が治るということで清和天皇より「御香宮」の名を賜った』とあり、今日も数人が方が水を汲みに来ていました。私は先を急ぐのでパス・・・。
 

拝殿
 1625年に徳川頼宣によって寄進された建物。割拝殿と呼ばれる珍しい形式で、正面の軒唐破風には、登龍門を表した「鯉の滝登り」などの極彩色の彫刻(右上の写真)が施されている。


「鯉の滝登り」
(軒唐破風の一部分をズームアップ)


 

境内を歩いて表門へ。
  

御香宮表門
  大手筋通りに面しているこの表門は伏見城の遺構で重要文化財になっています。1622年に徳川頼房が、廃城となった伏見城の大手門を拝領して寄進したものです。

 
御香宮表門を出て右へ、大手筋通りを南へ下って行くと
すぐに近鉄桃山御陵前駅、続いて京阪の伏見桃山駅になります。
 

京阪の伏見桃山駅横の踏切
渡ったところから大手筋商店街になります。
 

大手筋ギャラリー
2017年 第3回水彩スケッチ風景画作品展
なが~いアーケード商店街の終わりあたりにありました。
   
ギャラリー内部の展示
 京都市伏見区を拠点に活動している「水彩スケッチクラブ(SSC)」の作品展です。三人の絵友達が参加されていました。


  ギャラリーから出るともう午後1時になっている。商店街のどこかでランチしようと探していたら”欧州居酒屋Bill's”というお店のカンバンがが目についた。ランチメニューが出ている。居酒屋に魅かれてどんなお見せあろうかと2階へ上って行く。商店街の賑わいとは違い、静かな良い雰囲気のお店だったので入りました。

  

ランチメニューのカレーを注文、
いただく前に早描きスケッチしました。
スケッチに貼り付けているのはお見せの写真です。




ランチした後、どこかで一枚スケッチをしようと伏見の町を散策に出かける。
 

人気のお店鳥せい本店
いつも込んでいる人気のお店です。
何回かスケッチさせてもらっているのでパス・・・。
 

その隣は伏見の酒「神聖」の飲み所と酒蔵とが続いている。ちょっと寄ってみたいがランチでビールを飲んだのだパスする(^^;)
 

酒蔵のある通り
残暑がまだまだ厳しいが、けっこう観光客もが多い人気スポットだ。
今日はなぜだか人気の「月桂冠大蔵記念館」はお休み。楽しみにきた観光客だろう、皆さんがっかりしていました。
   
  有名な伏見の造り酒屋、月桂冠
流れているのは宇治川派流、観光客を乗せた十石舟が行き来している。
 

寺田屋旅館
 同じ薩摩人同士の、凄惨な同士討ちとなった旅館ですが、なぜか私は坂本龍馬が暗殺されたのはここだと思い込んでいます。実際は京都の近江屋の二階なのに・・・
 

宇治川派流の岸を散策・・・
木陰が気持ちい
伏見散策については下記ページを参照ください。
・京都伏見酒蔵のまちの歴史探訪

 

観光船の十石舟が行きかう
休憩兼てここでゆっくりスケッチをしよう。
 

右手の岸にこんなネコが・・・
スケッチしているのをじっと見ている。



 

十石舟の観光船が行く宇治川派流
後方には京阪電車が走り、その向こうに三栖閘門(みすこうもん)の塔が見えています。


伏見散策について詳しくは下記ぺージをご参照ください。
・京都伏見酒蔵のまちの歴史探訪 2007・2・8