旧紀州街道
(奈良県五條市)
2014・3・17
賀名生(あのう)梅林を見て回った後、JR五條駅に戻る。五條市は吉野川沿いに開けた大和盆地の西南にあたる。古くから大阪と紀伊を結ぶ交通の要衝でした。和歌山につながる「紀州街道」、大阪につながる「河内街道」、奈良につながる「下街道」、三重につながる「伊勢街道」と南北に貫く「西熊野街道」と五街道が集まっている。予定していた帰りの列車まで約2時間ほどの余裕があるので、歩いて15分くらいの所にある新町通り(重要伝統的建造物群保存地区)を少し散策することにしました。 |
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JR五條駅前通り
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国道168号線の新町口から入るといきなり江戸時代の景観を残す町並みが現れました。 五條新町は江戸・明治期の商家が約1qにわたって続いているそうです。 |
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山本本家
五條新町の創業290年という酒蔵です。時間がないので残念ながら見学&試飲はおあづけ、未練を残しながら先に進む。 |
銘柄:「松の友」「一献」「柿ワイン」
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鉄屋橋
ここはスケッチ仲間に人気のポイントだ。かぎられた時間内で気にいったスケッチポイントを探すのは難しい。ざっと散策してみて描きたい所が見つからなかったら、ここへ戻って一枚描こう。 |
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酒蔵・山本本家
お持ち屋さん側から写す。
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まだまだこの旧紀州街道はつづいているが、左手に並行して流れている吉野川を見たくなって堤防へ。 |
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吉野川(紀ノ川)にかかる大川橋
この川は和歌山に入ると紀ノ川に名前を変える。
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古民家と金剛山
吉野川の堤防道から写す。
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国道24号線を横断して民俗資料館(史跡公園長屋門)へ。 |
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うろうろしているうちに時間がなくなってくる。せっかく遠路五條市まで来たのに一枚もスケッチしないわけにはいかないが、なかなか描きたいスケッチポイントが見つからない。それならと最初に決めた鉄屋橋へ戻って一枚描こうと急いで戻る。 |
鉄屋橋付近
左端にあるレトロなお餅屋(前出の写真)さんの建物を画面に入れたかったが、右端から描きだしたら入らなくなってしまいました(^_^;)。描き直したかったが、時計を見ると帰りの電車時刻がせまっている。心残りはあるが慌てて五條駅へ戻りました。 |
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心残りの追記です。
後で気がついたのですが、駅前観光案内所でもらった「新町周辺ガイドマップ」で見落とした「五新鉄道跡」に行ってみたかったのです。どちらかといえば古民家よりこんな写真を見て、こちらの方に興味をひかれました。 |
幻の五新鉄道:
国道24号を越える高架橋跡
(写真はウィキペディアから転載させてもらいました。)
その概要は、明治末期、五條市から十津川をつたって和歌山県の新宮市まで、紀勢線と和歌山線を結ぶ「五新鉄道」建設熱が高まり、昭和12年(1937)から着工された。吉野川横断の橋脚、生子トンネルの貫通まで至ったが、太平洋戦争の勃発で資材不足となり工事が中断された。戦後、工事が再開され、昭和34年(1959)に五條−城戸間の路盤工事が完成し、鉄道施設等の工事を残すのみになったが、経済社会情勢等の変化によって、五新鉄道の夢はかなうことなく中断された。 |
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それでも今日は18切符を有効に使って、欲張ったスケッチ散策を楽しむことができました。満足の一日でした(^_;) |
・賀名生梅林へスケッチ散策 へ戻る。
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