
2011・6・14
近江八幡市の白雲館へ「パリ始発・池川茂洋画展」を見に行った帰り道、湖岸道路経由で帰ろうと八幡山山麓の舟木町から南津田町へ車を走らせる。 |
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八王子神社
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今日散策したルートです。
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舟木町から南津田町へと集落の中の狭い道を走っていると右手に開けた場所が目に入いる。この道を走るのは初めて、八王子神社に立ち寄ってみようと石鳥居の前に車を止める。その鳥居の横に手づくりの不思議な看板が目に入る。「南津田城 山城⇒南津田城・八王子山砦⇒八王子古墳⇒八王子神社」という順に書かれている。なにか順序がおかしい、それに山城に興味をそそられて神社の石段を登る。境内には立派な社がありました。社の左手、社務所の横に「散策順路」と書いただけの表示がある。はっきりした道が見つからないでうろうろしていたが、踏み跡らしきところが見つかる。登っていくと、木々に黄色テープが・・・・山ではおなじみの道案内だ。テープをチェックしながら展望のない雑木林の中をどんどん登っていく。初めての道標に出会う。
左:北の丸跡、百々神社、北の庄神社 右:出丸跡、青根天満宮
登る前、鳥居横の案内板で見た「南津田山城」や「八王子古墳」などは何処にあるの・・・???
この道標にであって、何処に登っているのか明確になる。な〜んだ八幡山に登っていただけか。とりあえず右へ、一番近い出丸跡へ行くことにする。出丸跡は何度か行ったことのあるが、この道が何処へつながっているのだろう。 やがて日差しが差し込んでいる場所に・・・石垣が見えている。きっと出丸跡のものだろう。 |
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ここにも道標があって、直進すると青根天満宮へ。表示はないが左へ登ると出丸跡だろう。
5メートルほど登ったらいきなり出丸跡にでた。ここは平坦な広場になっていて展望のある場所です。 |
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出丸跡から八幡山頂上(本丸跡)の豊臣秀次の
菩提寺、村雲御所瑞龍寺が見えている
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近江八幡市街の展望
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びわ湖の対岸に比叡山から比良山系が望める。
(この写真は見やすいように木々を削除して合成しています。)
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近江富士展望と麦秋の麦畑が・・・
眼下の集落はいま走ってきた舟木町です。
爽やかな風にふかれて展望を楽しんだ後、青根天満宮への道を下る。こちらの道は登ってきた八王子神社からの道より急だがはっきりしている。一気に下ったらはっきりした山道に出会う。西国三十三霊場の石仏がある参拝道だろう。道標には右も左も青根天満宮とある。とりあえず石仏の見えている右へ行くことにする。
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はっきりした急な下山道・・・ |

やがて石仏のあるこの道へ |

飛び出したところは青根天満宮の背後でした、 |

青根天満宮境内 |

長い石段の参道を下って・・・ |

青根天満宮の入り口から今歩いてきた八幡山を振り返る。 |
変わった案内板につられてミステリー登山したが南津田山城は見つからず、八幡山城の出丸跡への道を
歩いたことになりました。小さな低山、八幡山もいろいろな道があることを再発見しました。
八幡山関連山行レポート・・・・
・八幡山縦走コースを歩く(2010・12・15) をご覧下さい。
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