JR能登川駅から低山歩きで五個荘町へ
2018・2・14

 今日は素晴らしい青空が広がっている。そんなに寒くないので低山歩きをしようと出かけました。行先は野洲の希望ヶ丘か近江八幡の八幡山どちらかにしよう。守山駅に着いた時八幡山に決めて近江八幡までの切符を購入して長浜行の新快速に乗る。




冠雪した比良山系
 篠原あたりで写した素晴らしい容姿の比良山。標高はわずか1000mほどだが、冬期登山は私には歯がたたない。そんなこと思いつつ、行先を繖山に変更しようと考える。だが乗っているのは新快速で安土駅には止まらない。
 

10:50 能登川の町からの猪子山
 そうだ、次の停車駅の能登川で下車しよう。猪子山から繖山を目指そう。山には少し白いものが見えているが、登山靴だけでも大丈夫だろう。
 



今日歩いたルートです。
 結局、繖山まではしんどいので、途中から五個荘町へ下山しました。

  

猪子山公園から「北向岩屋十一面観音」へ向かう。
 だが、舗装路の残っている雪は凍っていて、つるつる状態。リスクを避けて、登山道を登ることに切り替え、途中で上山天満天神社へ向かう。




上山天満天神社
本殿裏とこの左手と登山道が二カ所あります。


雪の少ないここ(天満天神社手前)から登山道へ。
 

雪は残っているが凍結していないから安心だ。


 途中、雑木ばやしの向こうに能登川市街からびわ湖まで望める。

 

  11:20北向岩屋十一面観音からの縦走路に出てしまった。観音堂からの絶景を見るつもりだったが、戻るのも面堂なので、このまま繖山に向かって右へ・・・


  

眼下には伊庭の集落から琵琶湖へ流れる大同川、その向こうに琵琶湖
帯がには比良山系が望める。
(尾根道を少し行くとこの展望があります。)


 
  尾根道(縦走路)は何度かアップダウンする。雪もこの程度なのでアイゼンなくても歩くには差し支えない。


11:50 石馬寺への下山道出合い。
雪が結構残っているのでこの道を避けて先へ進む。
 

繖山の頂上が望める。
12:05 尾根道からそれて右へ行くと展望ポイントがある。



 

展望ポイントからの眺め
手前は安土山、その向こうは近江八幡市の湖岸にある長命寺山からの流れ津田山です。
後方は対岸に聳える比良山です。





二番目の石馬寺への下山道
 ここは急な石段、それに残雪があって危険だ。地獄越えから五個荘へ下ることに決める。
 

分岐道からすぐにこの雨宮龍神社がある。
地獄後への峠には鳥居の右側から下って行きます。



地獄越えへの下山道から見える繖山頂上
 

下山道は南面、明るくまるで春の山のようでしょう。


雨宮龍神社から急道を5分ほどこんな展望台がある。
 

展望台からはこんな雪山が望める。
 伊吹山かと思ったが、形が違う。たぶん鈴鹿山系の北端の霊仙山だろう。2002年5月の山行報告 ・霊仙山を参照ください。


地獄越えの峠に着きました。
 日陰にはやはり残雪が・・・私はここから谷筋の地獄越え道を避けて、日射しのある石馬寺集落けの道で下山することにしました。
 

地獄越えの峠
 繖山へはこの地獄越えから登り返すことになります。右は地獄越え道で東近江市の北須田町へ下って行きます。


下山道の日当たり道から五個荘町が望めます。
 

木陰になると、やはり残雪が・・・


  石馬寺の家並みの向こうに伊吹山(左)と鈴鹿山脈北端の霊仙山が見えています。
 

  伊吹山と霊仙山が遠望できました。
(五個荘町へ向かう道から写す)





今歩いてきた山並
(五個荘へ向かう道からふり返る)
右端の猪子山から尾根道を歩いて、左のピークを下った地獄越の峠(鞍部)へ。
峠からこの道の突当り(石馬寺集落)へ下山しました。 




鈴鹿山脈の最高峰の御池岳だろう
もうずいぶん前に登ったきりだな~。 
(参考)
鈴鹿の最高峰、御池岳



御池岳の頂上はこんな形をしています。
 ・福寿草の咲く鈴鹿の鈴ケ岳へからご覧ください。

 
  五個荘町では、散策しただけに終わりました。
   

  スケッチ道具はいつもザックに入れていますが、疲れて描く気力が失せて、タイミングよく来た能登川行きのバスに乗ってしまいました。それにしても、素晴らしいお天気の1日でした。