特別史跡 重要文化財の・・・
一乗谷朝倉氏遺跡訪問

2024年4月2日(火)

 今朝、急に思い立って、以前から行きたいと思っていた「一乗谷朝倉氏遺跡」へ出かけました。一乗谷については戦国大名「朝倉氏」が統治した拠点で、北陸の小京都として栄えた・・・、また、天下統一を目指す「織田信長」と対立して滅びたと言うくらいの知識しかありません。一乗谷についての事前チェックはしないまま、JRの時刻表で米原経由で「特急しらさぎ」、敦賀で「北陸新幹線」と乗り継げば約2時間で行けると確認しだけで出発しました。

 ・午前9時前「福井駅」に到着しました。駅の観光案内所で「一乗谷朝倉氏遺跡」のパンフレットをもらい、一乗谷の観光処の説明を聞いて、ローカルのJR越美北線の九頭竜湖行きに乗りました。

  ここでハプニング、最寄り駅の「一乗谷駅」を乗り過ごしてしまいました。その顛末は、・ハプニングの「越前大野城」訪問 をご覧ください。
   

14:26 一乗谷駅に着く。ここからは一乗谷駅散策のページとなります。
下の写真は福井駅の観光案内所で入手したパンフレットです。
このパンフレットのマップ(右上の写真)をもとに、一乗谷での見処を案内してくれました。

〇案内してもらった一乗谷での”見処”は右上の写真をクリックして拡大図で見てください。
① 下城戸  谷が最も狭い地点に土塁が築かれ、城門とされた。(幅18m、高さ5m、長さ20m)

② 復原町並 塀に囲まれた重臣の屋敷が山際に並び、計画的に造られた道路を挟んで、武家屋敷や庶民の町屋が形成された様子を再現。

③ 下城戸

帰りの電車は17:50 ・・・急ごう。


一乗谷駅から足羽川沿いの県道31に出て右)へ
ここの案内板委は「朝倉氏遺跡へは2kmと表示


 県道を約6分ほど歩くと、い一乗谷への分岐がある。県道と別れて、すぐにある越美北線の踏切を渡って行く。


「一乗谷朝倉氏遺跡」の石柱
家並みを過ぎると県道18に合流する。
 

石柱から右へ遊歩道を入って行くと、大きな石が積まれたゲートがある。これが”下城戸”の城門址なのか・・・。


下城戸の説明板
 下城戸は東西の山が迫り、幅が80mと最も狭まった谷の入り口に設けられた重要な防御施設です。詳しくは写真をクリック、拡大写真でご覧ください。
 

下城戸は「足羽川(写真下)」からすぐにある山が迫っている一番狭いところです。
 

一乗谷朝倉氏遺跡の中心部へ遊歩道を歩いていく。
  

瓢町地区
(ふくべまちちく)
 溝で区画された小規模な屋敷跡が数件確認されている、道路に沿って職人などの住まいが並ぶ町であったらしい。なた、東側には大きな屋敷の区画が存在し、町屋の住人とは違った常駐階級の火の住まいもありまあした。
 

 

さらに遊歩道を進んでいく。
  

平面復原地区
 この地区には幹線道路画南北に走り、西の西の山際には多くの寺院跡があって、土塁、卒塔婆、墓地などが発見されているそうです。


平面復原地区



一乗谷朝倉氏遺跡の「復原町並」に到着する。


このマップをクリックすると拡大します。
わたしが散策した場所がよくわかりますよ。
 

こちらは復原町並み(有料エリア)の案内です。
クリックして拡大図をご覧ください。
 

復原街並みへは北側入り口から入る。
道を挟んで右側は上級屋敷群デリアでした。


 右側の上級武家屋敷群は土塀と門が再現されていたが、内部は建物がなく土地割だけでした。


中級武家屋敷主殿の内部の模様です。
 

ここは町屋群、手前の建物は染物屋、紺屋野の”のれん”
復原街並みを見ながら通り抜け・・・・


一乗谷川を渡って 朝倉館跡エリアへ入って行く。
 

一乗谷川の向こうに見える復原街並み

 
朝倉館跡を散策。


              朝倉館跡

 朝倉氏は但馬(たじま)の国朝倉庄(現兵庫県養父市)の豪族で その地を名前の由来としている。南北朝時代に越前守護斯波(しば)氏に従って越前に入国し、地頭として一乗谷近隣を支配の拠点としていた。
戦国大名朝倉氏の初代当主の孝景(たかかげ)は1467年の応仁の乱での活躍をきっかけに、1471年に幕府から越前守護に関する要望を認められ、以後、氏景、貞景、孝景、、義景と5代にわたって越前を統治した。

 北陸の小京都ともよばれるほど隆盛を誇った。しあし、天下統一を目指す織田信長と対立し、1573年に朝倉氏は滅び、城下町も焼き払われました。




朝倉氏館跡





休憩か寝て「朝倉氏館跡」をスケッチしました。


   
山を背にした朝倉氏館跡を少し登った「諏訪館跡庭園」から所から写しました。 
もう午後4時だ。そろそろ引き上げよう。本歩いてきた道を戻る。
 

17:00 足羽川の堤防道を歩こう。写真は一乗谷駅と反対、越前大野方向です。
 

福井駅行きの電車は17:50発、まだ小一時間ある。次の駅、時間つぶしに「越前東郷」駅まで歩こう。
 

17:20 右へ行くと永平寺11kmとある。直進・・・
 

17:40夕闇迫る越前東郷駅に着く。


足が痛い、けっこうよく歩いたなあ。
17:50 時間道理に福井行きの電普通電車と車が来る。
福井駅で敦賀行きの「北陸新幹線」、敦賀で「特急しらさぎ」、
米原から琵琶湖線の普通電車と乗り継いで守山駅に帰り着きました。
なが~い一日を楽しみました。でした。

・ハプニングの「越前大野城」訪問 へ戻る。