えちぜんおおのじょう
ハプニングの「越前大野城」訪問

2024年4月2日(火)
 今朝も、いつものように夜明け前に目覚める。パソコンでマイホームページとFBを閲覧していて、急に以前から行きたいと思っていた「一乗谷朝倉氏遺跡」へ行こうと決める。天気予報も晴れ、今年の3月16日に開業した「北陸新幹線」にも乗りたい。暇人の私はいつも安価な「青春18きっぷ」旅だが、今回は新幹線+在来特急を使おう。これだと、JR守山駅から米原、敦賀と二回乗り換えるだけで福井まで約2時間で行ける。・・・ということでスケッチ道具の入ったリュックを担いで出かけました。



米原駅のホーム
 JR米原駅で7:48発の特急「しらさぎ51号」に乗り換えて敦賀駅へ向かう。。


米原駅で買った”新幹線特急券”です。
乗車券はいつものようにICOCAです。
※この時は新幹線でも使えると思い込んでいました。


8:06 余呉駅を通過・・・


近江塩津手前で湖西線が合流してくる。
 8:19 特急しらさぎは定刻通りに敦賀駅に到着する。ホームは新幹線駅の下、1階だ。新幹線乗り場は3階、エスカレーターで上がって行く。どこもピカピカの真新しい新幹線敦賀駅だ。 
・・・新幹線への乗り換えの「自動改札口」を通ろうとICOCAをタッチしたが、受け付けてくれない。
 なんで? 聞くと”新幹線ではICOCAは使えませんよ”教えてくれました。リタイアしてからはほとんど特急や新幹線は利用していないので、いままで知りませんでした(-_-メ)。・・・ということで有人の改札から入って、下車する福井駅で清算することで、無事に北陸新幹線乗れました。


在来線から新幹線乗り換え口へ・・・・
 

新幹線ホームと「つるぎ4号富山行き」の車両です。。
北陸新幹線は定刻8:31に発車する。すぐになが~いトンネルに・・・・
12分で「越前たけふ」駅に着く。早いなあ・・・


8:51 福井駅着。


まずは福井駅構内の「観光案内所」へ行こう。
 いつものことながら、思い立ったらすぐ実行するスタイルなので、詳しい資料などは、いつも現地調達だ。観光案内所で”一乗谷朝倉氏遺跡」のパンフレットをもらい、散策についてのアドバイスをもらう。観光は半日あれば十分だ。・・・ということで、思いついたのが丸岡城でした。ここも一度訪れたいと思っていたお城です。福井駅前から路線バスで約1時間なので午後の訪問予定にしよう。


福井駅東口の恐竜像です。
 

金沢駅西口にあるJR越美北線の改札へ。
9:21発の九頭竜湖行き、一乗谷は9:39着 運賃は片道260円でした。
ここから20分弱、福井駅から近いんだ。 


 ひっそりとしたホームだ。9:21発の九頭竜湖行の一両編成ディーゼルカーが止まっている。
 

10:17 越前大野駅に着く。
なぜ一乗谷駅で下車しなかったのでしょう((+_+))
        なんで・・・下車した駅が、越前大野駅? そのわけは・・・

 JR越美北線のホームで”この電車が九頭竜湖行きですよね?”とたずねてきた女子高生”と車内で談笑していて、下りる「一乗谷駅」を乗り過ごしてしまいました。
 気が付いたのは、次の駅名のアナウンス”次は越前高田です”でした。そういえば先ほどの駅で大勢の乗客が下車したなあと納得したが後の祭りだ。 あわてて運転手さんに、折り返し便を聞くと”12時15分着の便しかないよ”との返事。この電車が終点の九頭竜湖駅から折り返してくる便だという。

 それじゃあ先ほど女子高生から聞いた越前大野の「大野城」へ行こう。午後に予定していた”丸岡城訪問”を取り止めにすればればいいことだ。「越前大野城」もはじめだから・・・と、いうことで降り立った「越前大野駅」でした。


越前大野駅前風景・・・


こちらは駅前広場から見た越前大野駅です。
帰りの福井駅行きの時刻表をチェックして
 ①  11:39 → 一乗谷着は12:15
 ② 13:50 → 一乗谷着は14:26

大野城へ向けて出発する。大野城へは1.8km だ。そんなに遠くないので歩いていこう。
散策時間がどのくらいかかるかチェックしていないから、②の13:50初の電車も頭に入れておこう。
大野城見学に時間がかかっても、②の電車に乗っても「一乗谷朝倉氏遺跡」は見学できるだろう。




10:40 大野城の天守が山の上に見えてきた。
山の麓、白い建物の左手に大きな時計塔(茶色)が見えている。


近づくと、けっこうでかい時計塔だ。
 説明板には時鐘(ときがね)とありました。明治時代の初めころにあった時鐘は明治21年(1888)の大野町大火で焼けたとある。

 登山口を教えてもらった地元の男性からも大野町の大火の話を聞きました。その時、大野城も焼失したと・・・、
 大野市のHPには・・・越前大野城の歴史は、築城から約290年で終わりを迎えました。現在の天守閣は、明治維新100年に当たる昭和43(1968)年に旧士族の寄付により、往時を推定して再建されました。


  振り返ると平成大野屋「結楽座」の後方に日本百名山の荒島岳(1523m)が見える。




 越前大野城への登り口はこの鳥居をくぐって行く。鳥居前にあった案内板に「越前大野城 720m」とありました。 
 現在時間は10:50 
 11:39発の福井行きに乗るには、ここで引き返さなければ間に合わない。・・・でも、せっかくここまで来たのだから電車を一本遅らせて天守まで行こう。


城門
 ここが亀山公園南登り口です。見えていた大野城天守は標高249mの山頂にある。


登山道から荒島岳(日本百名山)が望める。




越前大野城の天守が見えてきた。
わずか十数分の緩やかな登り道でしたが、今日の暑さもあって、けっこう汗をかきました。




天守下で休憩、昼食しながら描板スケッチです。




 越前大野城




大野城の天守からの眺めです。
 大野の城下町は、織田信長の初期親衛隊「小姓衆・赤母衣(あかほろ)衆」であった金森長近によってつくられたとある。


 

天守から展望(上の写真)から描きました。
後方の山々に目が行き過ぎたため、山を大きく描きすぎました。



 越前大野城の見物を終えて下山、下りは道は別の道「北口道」を下る。
12:30 大野市街に下ってきたが、一乗谷行きに電車は13:50発、まだ時間は十分にある。

町をゆっくり散策しながら越前大野駅へもどろう。
来るときは広い「六間通り」を歩いたので、帰り道は別の道、「七間朝市」が開かれるという七間通りを歩こう。
ぶら~りゆっくり 七間通りを歩く。
車もあまり通らない・・・酒屋さんがあったが、午後の予定があるからパスしました。
 

七軒通りには立派な建物のお店が並んでいる。
まだ時刻は午後の一時前、何処かで昼食しよう。
この先に広い駐車場がある。そこには・・・

 

  ・・・おみやげコーナーのある食堂があった。ここで食べていこう。注文したのは、大きな厚揚げが二枚入った「越前おろしそば」でした。とても美味しかったです。
 

JRの線路側から撮った「越前大野駅」です。
 まだまだ発車時間委は余裕がある。越前大野駅周辺を散策して時間つぶしです。





  13:50発の福井行きに乗りこむ。一乗谷駅に14:26着きました。帰りの電車時刻を確認(17:50)して、さあ、一乗谷へいそごう。このダイヤは4月21日までの土日祝の臨時便でした。事前チェックしていなかったけど結果オーライでした。ラッキー(^^♪


この日の午後訪問した、「一乗谷朝倉氏遺跡訪問」ページもご覧ください。

・一乗谷朝倉氏遺跡訪問 ← クリックすると、移動できます。

以前、福井へ寄り道した時のページです。
・福井/立山帰りの寄道 2008・08・02)
この時、柴田勝家の北ノ庄城跡をたずねました。