2004/12/27,28
絵馬調査の帰り道、ふらっと立ち寄った道の駅「竜王かがみの里」で見たパンフレット。それには”渡来文化と義経ゆかりの道の駅”とあり、興味を覚えて義経元服の池、西光寺跡の仁王尊、鎌倉時代の宝篋印塔(ほうきょういんとう)などを散策しました。そのときこの宝篋印塔横に鏡山への道を見つけ、途中の星ヶ峰にある星ヶ崎城跡まで歩きました。(12/27) 夕暮れが近づき時間がなかったので、何時か登ってみたいと思いました。 12/28 ひる頃カシミールで山地図検索していて、急に昨日のつづきを歩いてみたくなり、地図をプリントアウトしてGPSを持って出かけました。鏡山はいろんなコースで何度も登っていますが、このコースはガイドブックにも載っていないので知りませんでした。 今年の登り納めでしたが、約3時間ほどの楽しい里山歩きでした。 参考:希望ヶ丘から鏡山へはここをクリックしてください。 |
![]() 道の駅から国道8号線を挟んで義経元服の池があります。車で通っていると気がつかない・・・そのほか守山宿と武佐宿の中間宿場として本陣や脇本陣があったらしいが建物は残っていません。 |
![]() 13:50 さあ今日は鏡山まで行こう。道の駅の駐車場の奥から仁王尊への参道へ・・・ |
![]() 仁王尊のお堂横を進むと西光寺跡、石灯籠が見える。 |
![]() その横に西光寺の記念宝塔(重要文化財)がある。 この宝篋印塔は鎌倉時代後期の作らしい。 |
![]() 西光寺の鎮守八柱神社の社宝で高さ2.8mの背の高い灯籠横に鏡山への登山口がある。昨日、ここから星ヶ崎城跡まではすでに偵察済みだ。 |
![]() いきなり雑木林の落ち葉いっぱいの山道になる。側には星が崎城で使われたのか小さな池がある。 |
![]() 今日歩いたコースのGPS軌跡をカシミールの地図にダウンロードしました。 鏡山へは野洲市と竜王町の境界線に沿って山道が続いているようだ。帰り道は何度か歩いている登山道で下山しました。 |
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![]() 登山口から15分ほど登った所に星ヶ崎城跡の石碑があります。 |
![]() 城跡といってもそんなに広くない雑木林の中に石垣らしい石が少し見られるだけ。この城は鏡氏の居城で、観音正寺城の出城(砦)といわれている。 |
![]() 雑木林の登山道が続く。 |
![]() 道は荒れているが所々に小札やテープがあり迷うことはない。 |
![]() 15:07 雑木林の山道を何度かのアップダウンして、やっと鏡山の頂上が見える標高320mのピークに着く。 夏場だと全く見通しが着かない樹林の中の道だが、今の時期は落葉した木々の間から周囲の景色を見ることが出来る。といってもここまででは写真となる所はない。 |
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![]() さらに10分ほど歩くと伊吹山から霊仙山方面が見えるポイントに着く。真っ白に雪化粧した伊吹山が印象的だった。 |
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![]() 15:34 頂上間近の大岩の上からは素晴らしい展望だ。真正面に綺麗なシルエットの三上山と琵琶湖の後方に音羽山から大比叡が見渡せる。その他阿星山や比良山系も見える。 |
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![]() 大岩からちょっと登ると二等三角点につく。 |
![]() 15:45 三角点から5分ほど歩くと、鬱そうとした杉木立の暗闇の中の鏡山頂上につく。 |
![]() 下山は展望台に立ち寄ってから大谷池方面へ。いきなり薄暗い杉林の中の道になる。数分下ると貴船神社の分岐に着く。 |
![]() 展望台から左の木段を下りてきた。貴船神社への分岐があり、鳥居と石灯籠がある。こちらからも神社経由で頂上へ行けるようだ。 |
![]() 下山道で出会った「こんめ岩」いわれがあるのか何の説明もない |
![]() 途中にはこんな東屋もあったよ。 |
![]() 急な道だが整備されて歩きやすい。20分ほどでこんな平坦な幅の広い林道に出ました。 |
![]() 大谷池から鏡山の頂上を振り返る。やがて林道の右手は工場団地になり、国道8号線まわりで道の駅に16:40に帰り着きました。 |