ひさしぶりの金沢市内散策

2018・3・31(土)

  青春18キップの有効期限は4月10日、期限に焦らないために5枚目を使おう。1枚目はJR東海道線、2から4枚目は、それぞれ山陰線、山陽線、紀勢線と乗ったので残るは北陸本線、ということで久々に金沢へ行こうと決めました。今年の桜前線は例年よりすごく早いので、金沢も見頃かなと楽しみに出かけました。




金沢駅ビルの中の立派な観光案内所
10:00 守山から普通列車を乗り継いで4時間かかって金沢に着く。まずは金沢市の資料やマップをもらおう。特に行きたい所はないが、まずは駅から約1kmほどのところにある金沢城へ歩いて行くことにしました。


金沢駅の兼六園口にあるシンボル鼓門です。
この写真は駅側から町を見ています。



 

金沢駅と鼓門


 

金沢市内観光マップ
 金沢駅内の観光案内所でゲットしたものです。マップをクリックすると地図が拡大します。この日行った箇所に印をつけています。
 

 この前来た時は一日乗り放題のバスキップを利用したが、今回は歩いて回ろう。駅前の大通りを道なりに歩く。
 

 約15風ほどで大きな交差点「武蔵」に着きました。向い側に金沢の台所といわれる「近江町市場」が見える。
   
   近江町市場はもうにぎわっている。カニにもたくさん並んでいる。市場内の食堂で新鮮な魚介類を食べたかったが、お店にはもう行列ができていて、あきらめ見て回ることにする。金沢城方向とある出口から市場を出る。この道を行くと金沢城の黒門口でした。
 

黒門口手前で桜が満開、今日は桜も楽しめそうだ。
 

黒門口から場内へ。入場料はいらないのだ。
  

場内へ入るといきなり広場になっている。公園のようだ。
この前は石川門でスケッチして、金沢城内には入っていません。初めての金沢城内散策です。
 

近くの山は雪がありまだ冬モードだ。
 

隅櫓など、いろんな建物が復元されている。
 

場内は広々としていて気持ちがいい。
 

こちらも復元された三十軒長屋です。
 

ここから本丸、天守などはなく樹林帯になっていました。
 

本丸跡の樹林帯の散策路
  

本丸の高台、櫓台跡からの展望(南方向)
左手はお城と隣接している観光名所の「兼六園」です。
右の大きな建物は「金沢21世紀美術館」ですが、今回はパスしてしまいました。
 

美術館より、北東方向の低山、卯辰山が気になる。
さっそく登りに行こうと決める。
 

本丸から下ってくる。
金沢城の石川門ら出よう。
 

石川門
現存する石川門は、天明8(1788)年に再建されたそうです。
 

金沢城のすぐ傍の兼六園もパスです。
卯辰山への途中、コンビニでお茶と弁当を購入
 

浅野川に架かる天神橋から
西方向の風景です。
 

こちらは天神橋から東南方向の景色です。
近くの山々はまだまだ雪化粧です。
 

 この写真は先ほどまでいた金沢城を卯辰山からズームで撮ったものです。水平に白く見えているラインは「北陸自動車道」だろう。後方は霞んでいますが日本海だ。



  

金沢市街
卯辰山の頂上、見晴らし台から見える金沢市街です。


 

見晴らし台から東方向、山にはまだ雪が・・・
ゆっくり景色を楽しみながらお弁当タイム
 

 下山は舗装路から豊国神社、卯辰天満宮、愛宕神社の参道を通って卯辰山公園花菖蒲園へ下りました。
 

豊国神社、卯辰天満宮、愛宕神社が並んでいる。
 

参道を下りきるとこの卯辰山公園花菖蒲園着く。
   
 卯辰山から下山後、近くの東茶屋街へ向かう。今でもキムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みが残っている。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台としても知られている。平成13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたそうです。茶屋街は京都で見慣れているので、通り抜けしただけでした(^^;)。
 

東茶屋街から浅野川大橋を渡る。
山歩きと展望を楽しんだ卯辰山が見えている。
 

こちらも金沢の観光名所、主計町茶屋街です。
ここも通り抜けしただけでパス(^^;)。


 いつものことですが、観光するより、低山歩きが好きなので今日も卯辰山が気になって登ってしまいました。そんなことでチョッピリ疲れたので訪問はあと一カ所、以前金沢へ来た時の記憶に残っている尾山神社の楼門を見に行って、今回の金沢散策を終わろう。今朝入場したした金沢城の黒門口まで戻って、そこからお城に沿って尾山神社へ歩く。
 

尾山神社
鳥居の後ろが特徴のある楼門です。
 

尾山神社
境内と本殿です。
この尾山神社は加賀藩祖の前田利家公とお松の方を祀っています。



  

 境内の神苑に兼六園にあるような石灯籠が見えたので休憩しながら描きました。ここは旧金谷御殿の庭園であって、古代舞楽の楽器を模した地泉廻遊式の名園だそうです。歩き疲れていたので散策はパスしました。



 

神門
 この五彩のギヤマンが目をひく三層楼門です。この楼門は国の重要文化財に指定されています。スケッチは境内側から描いています。


 

尾山神社から歩いて金沢駅に戻る。
 

電車の時間待ちに構内でそばをいただきました。
 早めに帰ろうと午後3時半過ぎに金沢駅に戻ったが、守山駅までスムーズに乗り継げる普通列車がない。出かける前に乗る予定していたのは金沢発17:17で、守山着が21:22。福井、敦賀、米原と乗り換え約4時間5分の計画でした。待ち時間がありすぎだ。早めの電車に乗っても守山着が同じになるが、待ちきれずに4時半過ぎの福井行きに乗る。

 

JR敦賀駅
 1時間ほどの乗継待、とりあえず街に出てみる。こんなとき乗り降り自由な「青春18キップ」は便利でだ。降り立った敦賀駅、しばらく来ていない間に立派な駅ビルにリニューアルされていました。
 

敦賀駅前の大通り
 日が暮れるとかなり冷え込んできてとても寒い。とりあえず時間つぶしに通りを歩いてみました。結局、土産も買わず、最初に予定していた19:52発の米原行きに乗りました。
  いつもながら青春18キップは行きたい所があって購入するという計画的なものではありあせん。思いつきで購入し、さて何処へ行こうか?というスタイルです。約40日間の有効期間中にキップ5枚を使うのはけっこう焦ってしまいますよ。それでも今回の金沢旅でなんとか5枚を使いきれました。

 
************************* 参考旅日記 *************************

 以前に金沢市内散策した記憶があったので、備忘録として作っている自分のHP記録をチェックしてみました。なんともう15年も前のことでした。この時は誕生日プレゼントとしてプレゼントされた一日JR西日本乗り放題の「鉄道記念切符」を利用していました。今回の青春18キップと同じ普通列車の旅でした。

鉄道記念切符で行った金沢市内スケッチ散策 2003/10/17 をご覧ください。