黄葉の繖山から紅葉の教林坊へ
( 2015・11・25 )
近江八幡市安土町

 紅葉も終盤を迎えてきたので、近場の安土町石寺の教林坊へ出かけました。もちろんここを選んだのは低山歩きを兼ねられるからです。今回は車でアプローチ、安土の文芸の郷内にある安土城考古博物館の駐車場に車を止めて、繖山を越えて教林坊へ下りるコースをとりました。


 

なだらかな山容の繖山(西側からの眺めです)
写真左端が安土城考古博物館です。登山口はその裏側にあります。
山肌が削られている、林道出でも作っているのだろうか?
 

この先から登山道に入る。
 通常の登山道は安土山との境を走る8号線のところから入るようになっているが、いつも駐車場に近いこの写真の場所から登っています。
 

 鬱蒼とした樹林帯の中の登山道に入って行くと椿が咲いていました。道にも花弁が落ちていてピンクに染まっていました。この先は雰囲気が一変、竹藪の中に
 

薄暗い登山道から抜け出して明るい尾根道に出る。

 

 8号線からの正規の登山道に合流して登って行きます。見えている道標は桑実寺(右へ)への道しるべです。
 

登山道からの西方向の展望
 眼下には先ほど車を止めた安土城考古博物館が見えています。遠方の黒っぽく見えている山は近江八幡市の八幡山、その後方は比叡山です。
 

北方面の展望
 見えている山並は繖山から続いている山です。頂上から能登川まで縦走路があります。後方には琵琶湖が広がっています。
 

黄葉の登山道を満喫
 

1時間ほどで繖山頂上(標高433m)に着く。
   
  黄葉の落ち葉を踏みしめながら佐々木城址跡をめぐるコースで観音正寺へ・・・
   
  落ち葉の山道を進む。これは城址の石垣なのだろうか・・・
 

 この繖山は佐々木六角氏の居城、観音寺城跡が残っています。その別名「佐々木城」のこんな立派な碑があって、なんとなく紛らわしいですね。
 

 「ねづみ岩」と案内されている道を下る。その岩が露出した急な道を下ると観音正寺近くの林道に下りたつ。
 

繖山中腹にある観音正寺
 繖山頂上から約20分ほどで着く。この前までは拝観料金がいらなかったのに、いつからなのか有料(500円)になっていました。通過するだけの登山者も拝観料が必要でした。何度もお参りしているので、パスして教林坊へ急ぐことにしました。
 

石寺へ下る石段の参道
 

石段道の途中で教林坊へは左の道へ分岐します。
 

12:00 約30分ほどで紅葉の教林坊に着きました。
 
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