繖山の観音寺城跡を訪ねる
滋賀県近江八幡市安土町
2020・2・2

 今朝は平年並みに冷え込んでとても寒かった。でも、その後はすばらしい青空が広がる。山歩きがしたくなって近場、安土の繖山(きぬがさやま)へ登ってきました。今回は5年前に探索した佐々木六角氏(近江守護)の観音寺城跡散策が目的でした。 出掛けるのが少し遅くなったが安土はJRで20分ほどなので焦ることはない。11:00JR守山駅を出発する。





繖山全景
JR安土駅から約2kmの道を歩いて繖山に向かう。
※写真の赤丸は今日歩くルートのポイントです。
 ①石寺への峠 ②観音寺城大石垣と城跡 ③繖山頂上(三角点) ④桑実寺 ⑤安土文芸の郷
 ※⑤ 一見してローマ風の建物が建ち並び、この安土文芸の郷はヨーロッパ文化交流の国際都市としての安土桃山時代の象徴として誕生しました。安土城天主を展示している信長の館やパイプオルガンを備えたバロック調の音楽ホールである文芸セミナリヨ、総合体育館としてまた多目的ホールとしてスポーツや文化交流にと幅広く活用できるあづちマリエート、四季折々の味を生かした文芸の郷レストランなど、歴史と文化に出会える場所です。-文芸の郷HPよりー  

安土城考古博物館(左端)と安土文芸の郷の建物
※後の稜線に繖山の登山道があります。

 

※今日はこのマップの「赤ライン」を歩く予定です。
 

石寺へ越える峠
 JR安土駅から約20分ほどで繖山山麓の住宅街に着く。ここから道なりに舗装路を峠に向かう。

 

峠目指して舗装路を登って行く。
 

峠を越えたところで、観音正寺へ道に入って行く。
 

しばらく道なりに行くと、正面に観音正寺が見えてくる。
 

けっこう急な道です。
 

ここから舗装路を離れて、大石垣を目指して登って行く。
  

観音寺城跡の大石垣が見えてきた。
 

大石垣の上は気が伐採されて広場になっている。
 

大石垣からの近江富士展望
 

真向かいには箕作山、その手前には新幹線が走っている。
 

積雪した鈴鹿山脈が見える。




近江富士の見える風景
ゆっくり昼食をとりながらスケッチしました。


 

観音寺城の本丸跡を目指して登って行く。
 

谷を挟んだ右手には観音正寺が・・・。
 

屋敷跡には石垣が残っている。
 

石垣はさらにつづく
 

石垣に沿って道は続いている。
 

この石段を登ると本丸跡に着きます。
 

本丸跡には真っ赤な椿が満開だ。
 

今日は繖山山頂へは行かずに本丸から桑実寺へ下る。
 

桑実寺への下山道
 

桑実寺への下山道
 

本丸跡から約20分、桑実寺に着く。


子の下山道は境内を通らなければ下山できません。だから桑実寺は拝観しなくて拝観料金300円が要ります。
   
 上の 桑実寺資料はクリックすると拡大します。
 

本堂内の仏像は拝観の価値ありですよ。
 

本堂前から見える繖山頂上


 桑実寺からは石段参道を下らないで、新しくできていた舗装路を下りました。
   
舗装路よりの展望です。左上の写真は眼下に安土城考古博物館、その向こうに安土山、西の湖と続いている。
右上の写真は繖山の登山道がある尾根につづいて安土山が見えている。その向こうにびわ湖、対岸には比良山が・・・。



安土文芸の郷、安土城考古博物館を過ぎて・・・能登川を目指す。


JR琵琶湖線
(能登川方面)
帰りは、JR安土駅の方が近いが、同じ道は歩きたくないので能登川まで歩きました。


*****************  参 考 *******************

※観音寺城については下記の5年前に歩いた山日記

・観音寺城跡を訪てふたたび繖山へ

クリックしてご覧ください。