生駒山地北端の低山
交野山
(こうのさん 341 m)
 交野山は低山ながら展望がよいと聞いている。巨岩のある頂上へ一度行きたいと思っていました。今日の天気は曇り時々晴れ、ネットで山地図と参考資料をプリントアウしてでかける。予定ルートは京阪交野線の終点・私市駅から低山群を歩いて津田駅までの予定だ。
(2012・12・23)




 私市駅手前の車窓から見える低山群、地図から想像すると左端が国見山286.5m、中央が交野山341m、その隣が旗振山345mだろうか・・・




9:25 枚方市駅で京阪交野線に乗り換え終点の私市駅に着く。駅から住宅街の細い道を抜けて行く。



右手の尺治川に沿って府民の森「くろんど園地」を目指す。朝の光がまぶしい。


やがて小さな谷川・尺治川を渡ると広場があり、ここを左へ、尺治の流れに沿って山道へ入っていく。



大きな岩がごろごろしている沢に沿った道を登って行く。 この先に途中に月の輪の滝があったが見逃す。

 ・・・・石に精霊がやどるという信仰は古くから自然信仰として全国に残っている。ここ「尺治」と呼ばれる谷を神がおられる神聖なところとして、滝や大岩などを信仰の対象としていました。流水に沿った道は府民の森を経て奈良に通じており、大和との文化の道出会ったと思われます。・・・・案内板からの抜粋



くろンど池園地案内所、道路を挟んで右側には立派なトイレ棟がある。
左の道を選んでくろンど池(くろんど池 1.2km))へ向かう。





展望台への分岐
くろンど池へは直進、左折して展望台へ。



くろンど池展望
展望台へ向う途中から・・・



10:40 展望台へ到着


交野市方向(西側)の展望





生駒山
展望台から南側の展望
今日は天気は寒くはないが霞んでいて残念だ。
ここで早めの昼食、オニギリを食べながらゆっくり休憩する。


展望台から”そよかぜの路”を下ると
くろんど池と府民の森・傍示(ほうじ)の里コースの分岐に着く。


八ツ橋という場所を通る
 ラクウショウ(洛羽松)、北アメリカの南東部の沼沢地に多く自生している落葉高木。


呼吸根
 沼地や水湿地では根の所々から膝状の呼吸根がでている。


呼吸根・・・
この呼吸根を見た瞬間「琵琶湖一周歩き」で彦根の荒神山の麓・曽根沼湖岸緑地公園で見つけた「気根」のことを思い出しました。こちらの方はもっと大きくて、まるでなにかのオブジェのようでした。ご興味のある方はその時のレポート「彦根市曽根沼から宮ヶ浜国民休暇村まで」をご覧ください。




このゲートから出て舗装路を下る。


少し下るとこんな風景が広がる。



旗振り山への道を地図で探すと「府民の森くろんど園地」のゲート(写真左上)を出て左へ、舗装路を少し下ったところの卍マークにあるようだ。行ってみると、卍マークのちょっと手前に石の鳥居(写真右上の右端)がある所でした。



今回歩いたルートです。
この略図は旗振り山への分岐にあった「おおさか環状歩道」の案内図を借用しました。





山間の田んぼ道を行く。やがて樹林帯の道へ。



地図にも記載されている小さな池
池面に映る木々が美しい。


旗振り山への分岐
ここから数分登ると頂上に着きます。



旗振り山の頂上は、切り開かれた狭い場所で展望なし



 林道から舗装路(郡南街道)にでる。その舗装路左を見ると「交野いきものふれあいの里」駐車場がある。その先に交野山への分岐道が見えている。


少し登って尾根道を行くと道標があり、交野山へは一旦急坂を下ることになる。



 駐車場のあたりに望遠レンズをかまえた人が並んでいる。なにをねらっているのかなあ〜
と思いながら、交野山の道へ入って行く。そこへ望遠カメラをつけた三脚を担いだ男性が下ってきました。先ほどみたカメラマンのことも気になったので、”何を狙っているのですか?”と聞くと「ウソ」という野鳥だという。名前も「ほんと」かな?と思ったので聞き返すと、間違いなく「ウソ」だと返事が返ってくる。デジカメをのぞかせてもらうと、喉もとが淡いビンク色のかわいい鳥でした。帰宅してからさっそく”フォト原さんのブログ”を見せていただきました。いつも山歩きで自然を楽しみながら風景スケッチはすることはあっても。熱心にバードウオッチンッグはしたことがありません。あの雑木林の中で野鳥を見つけるだけでも困難なのに、よくカメラに収めるものだと感心してしまいました。フォト原さんのブログで可愛い鳥の姿をたくさん見せてらいました。感謝



鞍部まで下る道から見える交野山



下りきって登り返すと正面に交野山が・・・



頂上直下には大きな岩



きつい岩道を登りきると頂上に着きました。

 交野山は頂上に観音岩と呼ばれる巨岩が一つそびえる珍しい山。生駒山地の北端にあり、巨岩の上からは大阪・京都方面を一望できる。夜に登れば美しい夜景を見ることができる。また関西文化学術研究都市の地域にも含まれている。交野市の象徴的な山であり、巨岩の西側(大阪方面)には梵語が刻まれている。健康のために毎朝登頂するハイカーもいる。東側は山を切り開いてゴルフ場(交野カントリー倶楽部)が作られており、東側の自然景観は失われている。
・・・ウイキペディアフリー百科事典から転載・・・





頂上の巨岩(観音岩)からの展望
交野市・寝屋川市
遠くは霞んでいるが、眼下を走る第二京阪道だけはくっきり見える。



観音岩の上から頂上を振り返る。



いきものふれあいの里への
下山道からの展望



交野山から白旗池へは急な階段道
一気に下ると舗装路に出会う。
この道を横断して、国見山への道標にしたがい進む。




途中にすぐに歴史を物語る岩の看板が…




右の写真(地殻変動の断面)の解説板
看板をさけて斜めから撮ったので解りずらいかも



地殻変動の断面


今下ってきた交野山と白旗池
国見山へは池にそって右回りに歩く。



交野山と白旗池




道なりに行くと頂上への分岐がある。



13:40 国見山の頂上に出た。



国見山の頂上
286.5m
国見山の展望(頂上にあった新しい看板より転載)
 国見山は標高300m。今から約500年前、津田周防守正信が築いた津田城があったといわれています。
 山の南東は、大和につづく山並みで、その東に広がる南山城平野を貫いて、木津川が北流するのが見られます。山並みの向こうには笠置の山につづく鷲峰山(じゅぶせん)がみられます。
 木津川・宇治川・桂川の合流地点をへだてて、京都の市街が広がり、その向こうに比良・比叡のひときわ高い山容を望むことができます。
 石清水鳩ヶ峰と天王山の狭間から淀川が南流して、摂津と河内を二分しています。見晴らしのよい日には下流の方向に、六甲山や白く光る大阪湾が見えます。摂津・河内の両平野を渡ってくる涼風は、汗ばんだ肌に快く感じます。
 穂谷(ほたに)方面へは、市立野外活動センターがあり、途中から白旗池や交野山、くろんど池方面へのハイキングコースとなっています。
 津田方面へは、よく整備された登山道があり、途中、山桜を見上げる絶好のウッドデッキが設置され、森林浴を楽しめます。

下山は国見山をホームグランドにしている男性に案内してもらって、
案内板にあった登山道を迷わずに下山。
14:30 無事津田駅に到着しました。感謝!
 今回もザックにスケッチブックを入れていたが、絵も描こうと欲張ってが一石二鳥とはいきませんでした。それにしても山道の12kmは低山といえど病み上がりの体には歩きごたえがありごたえましたが、初冬の低山歩きを十分に楽しめました。