鞍馬の紅葉

(2011・12・2)

 京都の伏見まで個展用の額を買いに行った後、半日を有効利用して黒谷あたりへスケッチに行こうと京阪電車に乗る。終点の出町柳駅に着くころ、鞍馬の紅葉が見たくなり、いつものごとく急遽行き先変更となりました。 いつも無計画、よく調べずに出かけてから思いつきで気の向くまま歩く癖はなかなかなおりません(^_^;)。



叡山電車の二ノ瀬駅のもみじ



叡山電車の鞍馬駅
真っ赤な大天狗が迎えてくれる。
鞍馬に近づくと紅葉のトンネルになるが、すでにピークを過ぎていて残念でした。
・・・・それでもここで電車はスローダウンしてサービスしてくれました。




鞍馬寺の仁王門

鞍馬寺は770年に鑑真の高弟・鑑禎が毘沙門天を祀って創建したといわれています。

 おやっ!、以前に来た時は仁王門横から山道に入れたのに、柵がしてある。いつからなんだろう・・・仁王門の受け付けで200円を支払って鞍馬寺の境内へ。



由岐神社(ゆきじんじゃ)




九十九折れ参道にある義経公の供養塔

貴船から鞍馬へは何度か歩いているはずだが、お堂や境内の様子はよく覚えていません(^_^;)。参拝というより好きなハイキングが目的だったからかな、木の根っこがあって歩きにくい道だった記憶はあるが・・・



九十九折参道
ジグザク坂道、けっこうしんどいよ。




九十九折れ道を過ぎると
石段の参道がつづきます。





急な階段を上ると転法輪堂



転法輪堂が石垣の上に見えてくる。


転法輪堂の欄干から
転法輪堂(てんぽうりんどう)

堂内には1丈6尺の大きな金色に輝く「阿弥陀如来」さんが鎮座されていました。ここは鞍馬寺歴代と信徒各家「酬徳尊碑」を祀る。祖先の恩徳に感謝を捧げるお堂です。




境内の紅葉







比叡山の遠望
山は歩くのも、眺めるのも大好き、こんな光景に出合うと嬉しくてすぐに写真です。






鞍馬寺の本殿金堂
鞍馬寺のご本尊は毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊です。

鞍馬寺金堂前の六芒星の△の中心・パワースポットに立つ若い女性
六芒星の中心に立つと、気を受けると言われています。
・・・・帰宅してから調べました。このときは何なのか知らなかった(^_^;)





鞍馬独特の木の根道
地盤が固いから根が地表を這っているとか・・


奥の院魔王殿
ここにも六茫星がありました。
奥之院魔王殿には650年前、金星から舞い降りたとされる魔王尊が祀られている。ここから15分ほどの下り坂を下って、貴船の西門で貴船川を渡って貴船神社の本宮へお参りする。





貴船の紅葉も楽しみにしていましたが、すでにピークは過ぎていました。
今年の紅葉は遅いと聞いていたが・・・・残念
それでも鞍馬寺の紅葉が見れて、好きな山歩きが楽しめました。
今日の降雨率が50%と出ていて心配したが、降られなくてラッキーでした。




夕闇せまる貴船

叡山電車の貴船口駅までは約2km、薄暗くなった夕暮れの道をゆっくり歩いて帰りました。



関連ページ

・鞍馬の火祭 2007・10・22