なつかしのくろんど池
(奈良県生駒市高山町)
2015・5・5

 この日は用事で京田辺へ出かけました。用事を終えてそこから山間部へ、相楽郡精華町に入ったところの峠(東畑鳥谷)に車を止める。そこから奈良県側の生駒市高山町へスケッチポイント探しながら県道65号線を下っていく。すぐに農作業小屋が見えてくる。よい感じだなあ、まずはこの風景を描いていこう。



農作業小屋
 スケッチを終えて道なりに高山へ下っていく。奈良の高山といえば茶筅の産地で有名ですが、それより好きな歩きを優先して寄り道せずに先へ進む。目的地は二十歳代の時に行ったことのある「くろんど池」だ。途中の分岐で県道と別れ右の道へ、こちらの道がくろんど池に近いからだ。いつものことながら気まぐれ、思いつきのままの行動です。うる覚えの道をたどって進んでいく。



この後、長い舗装路歩きでやっと傍示(ほうじ)という集落に着く。くろんど池はまだ先のようだ。さらに道なりに進むとすぐに民家が途切れ、そこにくろんど池への道標(写真左下)がありました。
 

くろんど池はまだ先か・・・距離の案内はない。
 

途中で道を聞こうと、近づくと案山子でした(^^;)
 

 道なりに進むと、やがて「府民の森・くろんど園地」入口に着きました。ここは3年前に私市から「交野山ハイク」で通ったことがある。
 

府民の森は新緑いっぱいの気持ちの良い
プロムナードです。



下のマップは生駒山地北端の低山、交野山(こうやさん)歩きで(2012・12・23)に歩いたルートです。

 今回歩いたルートは青ラインです。「・生駒山地北端の低山、交野山(こうやさん)」をクリックして、ページをご覧ください。「くろんど池」の位置がよく分かりますよ。

 交野山ハイクの時、くろんど池をパスしてしまったので気になっていました。今回は偶然ですが行けてよかったです。

 帰宅してからこのマップを見て、くろんど池へはずいぶん遠回りをしていたことに気づきました(^^;)。

 最初、高山溜池に着いた時、ここがくろんど池とつながっているとわかっていたらこんな遠回りをしなかったなあ。私の場合、ほとんど事前にチェックしない思いつき歩きなので、こんなことはしょっちゅうあります(^^;)。


   
園地ゲートから入って行くと、八ツ橋という場所に、なかなか雰囲気のある湿地帯があります。ここは以前のハイクで歩いている。位置は上のマップでご覧ください。


 






分岐
  園地入口から歩いてくるとこの分岐に着く。そのまま直進(左方向へ)して進むと展望台へ行けます。そちらを経由しても「くろんど池」に行けるが、ここの分岐でから手前へ下る方が近いと教えてもらう。途中、民家がある所に飛び出すが、そのまま道標に従ってどんどん進むと、「くろんど池」に着きました。
 

到着したところにあった案内板のくろんど池のマップです。



やっと着いたくろんど池、こんな感じだったのかなあ。まったく記憶に残っていない(^^;)。



ここは上のマップの赤点の所です。池にこんな中道がつづいていました。


 

中道から左側は大きい池です。池にはボートがいっぱい。
池面を初夏の爽やかな風が吹いていてとても気持がちいい。


 

池の周りを散策しいるる人、木陰でバーベキューで盛り上がっているグループ、
いろんなボートを漕いで楽しんでいる人たち、けっこうにぎわっている。
私は来ただけで満足、時間もないので写真を撮っただけで同じルートを引き返しました


 帰りは「傍示」から「東庄田」まで、奈良交通の生駒駅行バスを利用する予定にして時間表を確認していました。バス運行は1時間に一本ですが、これでかなり帰りの時間が稼げる。その時間を有効利用して傍示の集落が見える風景を描こうと考えていました。


 

傍示の集落

 くろんど池から下ってきたところで、傍示の集落が見えてくる。田んぼの畔に腰掛けてゆっくり田園風景をを楽しみながらスケッチできました。滋賀ではもう田植は終わっているが、奈良の田植は遅い。しかし、山間部では平地より早いのだが、まだ田を耕運機で耕している最中でした。この一枚の田だけ水が張られていました。これから田植えでえ忙しくなると農家の方が話されていました。



この日も思いつきでけっこう歩きまわりました。
用事をすませた後、スケッチもできて満足の半日となりました。