ギャラリー訪問から 帰り道は山科から疏水道で滋賀へ

2022年11月2日(水)

  この日は京都三条通の”同時代ギャラリーへ「川筋朋代」さんの個展(油彩)を見に行きました。最寄り駅の地下鉄東西線「京都市役所前」で下車、地上の御池通りは紅葉が奇麗でした。スケッチしたい衝動にかられたが、先ずは「川筋朋代」さんの個展」会場の同時代ギャラリーへ行こう。寺町通りを歩いて三条通りへ、同時代ギャラリーについたが、Open Time は12:00 時間待ちに御池通へ戻ってスケッチしよう。 

 

御池通の紅葉
 現地スケッチは淡彩だったので、帰宅してから少し加筆しました。その結果、このようにだいぶ紅葉が進んでしまいました。


 同時化ギャラリー前でもスケッチ    川筋さんの個展案内



誰もいないことを確認してシャッターを・・・・
・・・突然入ってこられた作家の朋代さん(@_@)


 

同時代ギャラリーのビル
(こちらは写真から描きました)


 作品を見せてもらった後、いつものごとく何処かへスケッチ歩きに行こう。・・・と行先を考えたが、目新しい所が思い浮かばない。時間も午後二時過ぎ、日が短くなってきているので、帰り道は山科の毘沙門堂の紅葉かげんを見にいこうと地下鉄東西線に乗って山科へ。

 山科で下車、気が変わって毘沙門堂をやめて、疎水道を琵琶湖岸まで歩くことに変更しました。疎水道へは「諸羽神社」の所からに入りました。
 

 この場所で疎水はいったん疏水道から離れて、左手の山をトンネルで抜けています。この先で、疏水はトンネルを抜け、顔を出す。そこには疏水遊覧船の「船着き場」があります。一度乗りたいと思っていますが、まだ実現していません。


  

赤ラインが小関越えのるーとです。
マップの左下が「四ノ宮」です。

 左の場所(写真)から少し歩くと、疎水に小さな橋が架かっていて、案内板がる。

      「(琵琶湖疏水)藤尾橋」

     ・京阪四ノ宮駅     0.9km
     ・大津市歴史博物館  3.9km
     ・三井寺(お㎜常時)  3.45km
     ・小関越え(峠まで)  1.75km
 

14:15疏水道が終わって、ここから舗装路だ。
ここの道標には「ここから琵琶湖 4Km]とある。
 

 疏水に沿って舗装路を約10分、疏水はここでこのトンネルの中に消える。このトンネルは琵琶湖疏水で一番長い「第一トンネル」です。琵琶湖から流れ出た水は滋賀県側の「三保ケ崎」から、三井寺観音堂下で、この第一トンネル流れ込んでいます。
 

  この第一トンネル出口には扁額があります。 山形有朋の扁額で、「廓其有容」ときざまれています。説明板の解説には・・・読みは(かくとしてそれいるることあり)。その意味は「疏水をたたえる大地は、奥深くひろびろとしている)と解説されているが、私にはよくわかりません。


疏水と別れて舗装路を約12分、滋賀県内に入る。
 

 ここは滋賀県大津市藤尾奥町、国道161号線下をくぐって小関越えの道へ道なりに直進する。
 

 すぐに小関越え道の入り口「普門寺前」に着きます。ここから小関越えの峠へは登り道がつづきます。
   
 小関越え道に入って約7分、勾配が少しきつくなってくる頃、右手に疏水工事の時に使われた煉瓦造りの第一竪坑(シャフト)が見えてくる。この下にある第一疏水トンネル工事は明治18年(1885)に始まり、明治23年(1890)に完成。全長が2.436mで当時の日本では一番長いトンネルでした。
   
  小関越え道に入って約15分、峠が見えてくる。
 

小関越え道を約20分、峠に着きました。左が今登ってきた小関越え道です。ここで藤尾からの車道に合流します。
 

峠の地蔵小屋
 道はここから琵琶湖へ一気に下って行きます。
 

広い舗装路が続きます。自然と歩くスピードがあがる。
 

峠から約10分、薄暗い道から光のさす住宅街へ。
   
15:30 大津市の町中を歩いて、琵琶湖岸の浜大津港のヨットハーバーに着きました。
いつもここに停泊している私のお気に入り「小型のタグボート?」が目に入る。
さっそく、休憩兼てここで好きな船を描きました。





何度もここで描いているタグボート?



( 私の疏水歩きのページです。 )

※今年の3月に琵琶湖疏水の基点の琵琶湖岸からゴールの京都鴨川まで歩きました。

・桜見物しながら琵琶湖疏水歩き (2022/03/30)

・・・クリックしてご覧ください。