(2005・11・30)
風邪を引いて1週間ほど家に篭っていましたが、少し楽になった。11月3日にJR山陰線の保津峡駅から明智越を歩いた時、眺めた水尾の里(ゆずの里)の集落を思い出してスケッチに出かけました。約一月たつと保津峡の山々も様変わり、真っ赤に色づいていました。 |
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保津峡駅から愛宕方面を写す。水尾の里へは中央の赤い橋を渡っていく・・・ |
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その赤い橋の上から保津峡駅を見ると、山全体が紅葉していました。 |
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鬱蒼とした植林帯ではコンコンと音がする。杉の枝打ち作業だ、寒いのにご苦労さん。 |
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30分ほどで明智越えの分岐を過ぎ、段々登りがきつくなってくる。保津峡駅から約3.5kmの距離、約一時間ほどの歩きで水尾の集落に着く。柚子の実が出迎えてくれる。 |
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柚子と柿木に囲まれた民家、いい雰囲気ですね。ここまでですっかり汗だくになってしまいました。柚子風呂は予約が必要なようだ。迷いそうなややこしい道を歩いて進む。 |
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数年前、雪の愛宕山から下山して”囲炉裏の山仲間”とここで柚子風呂で温まり、地鶏の水炊きで宴会したのを思い出す。
いつの間にか集落を過ぎて愛宕山の登山道に着いてしまった。またまた今日もスケッチはおあずけ、山があると無性に登りたくなる。いつものことだ(^_^;)・・・・ |
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登り一辺倒でけっこうきついなあ。この前はここを下ったが、あっという間に水尾の里に着いたように記憶している。
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展望できるポイントから亀岡市方面を見る
以前この道を水尾の里目指して下ったときはもっと木々が低くて展望がよかったように思っていたが・・・ |
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やっと表参道との出会い、水尾の別れに着く。愛宕山に登る時いつも思うのだが、ここまでくるとすぐ頂上と感じるのでですが、ここからが意外と距離がありしんどいです(^_^;)。 |
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黒門
参道らしい雰囲気でしょう
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今日歩いたルートです。ゆずの里でスケッチ忘れて愛宕山へ登ってしまいました。水尾の別れで表参道に合流、愛宕山山頂にある愛宕神社へ参拝。三角点に立ち寄り表参道を下山するはずでしたが、思わぬ出会いで初めての首なし地蔵方面へ下山することになりました。
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黒門を過ぎたらまた石段が・・
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やっと愛宕神社の境内に着く。
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社務所を過ぎたらまた石段(^_^;) |
愛宕神社の本殿 |
山頂は気温2度、汗をかいているので止まると極端に体が冷えて寒い。有り難いことに薪ストーブのある部屋で昼食することが出来る。月に何度も登っているという方が上手に薪をくべて火の守をしながら参拝者を迎えてくれる。昼食後は愛宕山の三角点へ・・・ |
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分岐に出合う
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分岐の道標には・・・・
・直進:三角点・樒ヶ原・越畑・亀岡方面、
・竜ヶ岳へ70分・地蔵山へ80分
・手前に戻ると愛宕神社へ10分
・清滝、水尾方面、月輪寺から清滝へ100分
この分岐で右へ下って行くと首なし地蔵(40分)から梨ノ木谷経由で清滝へ行ける。 とりあえず直進して愛宕山の三角点を目指す。
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三角点はこの樹林帯を出て右へ鋭角に折り返し登ったところにあります。 |
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愛宕山の三角点
天気が悪く展望がきかない。
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三角点からの京都市街の展望
小雨混じりの寒いお天気で靄がかかっている。
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三角点から引き返して咲くほど通過した分岐まで戻ってきた。ここから首なし地蔵方面へ行きたいが初めて歩く道なのでちょっと不安だ。思案しているところへ神社方面から一人の男性がくる。道を聞いたら、毎日愛宕神社へ郵便物を届けている郵便局の方でした。この方は首なし地蔵から高尾へ下るというのでご一緒させてもらいました。ラッキー(^_^)
分岐から首なし地蔵へは快適なプロムナードだ。さすが、郵便局の方は毎日上り下りしているだけに快適なフットワークで下って行く。大変なお仕事ご苦労様です。 |
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首なし地蔵の手前まで来ると視界が広がる。林道工事に伴う伐採によるものだ。
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首なし地蔵
ここで案内してもらった郵便局員さんとお別れです。彼は駐車していたバイクで先に行かれる。ここからの梨ノ木谷から清滝へは道が荒れている。そばに手書きの案内板があり林道800m下ったところから・・・とある。 |
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広い林道から首無し地蔵方面を振り返る。林道から真新しいジグザグの急道を下るとまた林道に出会う。これが本来の道らしい。 |
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川沿いの下山道
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黄葉も綺麗な林道歩きが続く
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やがて見覚えのある場所にでる。ここが空也の瀧と月輪寺から愛宕頂上へ向かうルートの分岐でした。せっかくきたのだから空也の瀧を見に行く。 |
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空也の瀧への登り
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空也の瀧
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清滝へ向かう途中にある高尾(東海自然歩道)への分岐がある。直進して清滝バス停へ。 |
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とうとう清滝の愛宕登山道(表参道)口に着きました。歩いた道はまだまだ紅葉が綺麗でした。 |
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清滝の風景
タイミングよく来た京都バスに飛び乗り京都駅へ・・・
今日のコースはけっこう歩き応えがありました。
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