ひさびさの低山歩き、長等山
滋賀・大津市
2018・5・15

 この日は大津市歴史博物館で開催される「滋賀県美術協会展」を見に行く予定です。今日は初日なので午後一時からだが、早めに出かけ博物館の背後にある低山、長等山を歩区予定です。膳所駅で京阪線に乗り換えるとき、切符を買おうとしたら最寄りの皇子山駅名がない。そこは「大津京駅」となっている。なんと、京阪大津京駅は「JR湖西線の大津京駅」に接続することから今年の3月に「京阪皇子山駅」に改称されたばかりでした。




早尾神社参道
 京阪大路山駅で下車して皇子が丘公園を散策しながら高台にある早尾神社参道に着く。石碑と山上不動尊の旗が立っている。


琵琶湖が望める
 石段を上がると西大津バイパス(R161)に架かる赤い橋がある。そのまま参道を進み早尾神社本殿に向かう。

 

早尾神社本殿
 お参りをしてから、長尾山へ。昨年は神社の裏側から初めての「千石岩」ルートを登りました。今回はまだ歩いたことのない正規の長等山登山道を登ろう。登山口は少し戻ったところにある山上不動尊だ。
 

早尾神社参道から山上不動尊に下りる道
 だが、戻りすぎたため、この道を行けず、いきなり境内に出ました。


 

 12:20 山上不動尊に着いたが登山道が見当たらない。境内からつづく細い道を行くことにする。すぐに161号線の下をくぐ行く。いったん住宅街へでて、遠回りして山上不動尊へ行くことになりました。。
 

迷い道からの琵琶湖
 すぐに住宅が現れる。舗装路を少し行くと161号線をくぐる道があったのでとりあえず行ってみる。道はそこで終わり筍山になっている。かすかな道跡があるので登って行くと右下に山上不動尊が見えてきた。
 

 登山道の入り口がわからず迷い道をしたが、なんとか正規の登山道に出たようだ。低山や里山は道標がないので迷うようなけもの道も多い。こりないでこんなことを繰り返しています。
 

大津市街と琵琶湖の展望です。
先ほど見た景色よりだいぶ高度があがってきました。
 

このあたりまで来ると道もはっきりしていて、目印もある。
 

登山道右手の尾根に「千石岩」が覗いている。
※「千石岩」については私の山行報告 ・皇子が丘公園から長等山へ を参照ください。




 

登山道は皇子山ゴルフ場の横を行く。後方には比叡山も見えている。


 

13:00 やがてベンチなどがある小広場に着く。
ここは三等三角点(標高370m)がありました。
 

木には「長等山△」の表示がついていました。
長等山頂上(354m)よりこちらの方が高いのだ。
 

三角点のピークからわずかな展望がある。


 

 ゴルフ場の境界に沿って登って行く、やがて境界から離れて植林帯の急坂になる。長等山歩きで見覚えのある所に来ました。ここを登り切ると長等山から如意ヶ岳への縦走路に出るはずだ。
 

 想像した通り登り切ると縦走路の標識のあるフラットな場所に着く。以前にここから三角点を探しに今登ってきた道を行ったが、道がどんどん下っているので、諦めたことを思い出しました。
 

 長等山山頂に向かって、急坂を下って行き少し登り返すとこの分岐に着く。左へ行けばすぐに長等山頂上です。右は小関越えルートです。
 

13:20 何度か来ている長等山山頂です。
 

山頂からの琵琶湖側の展望
今日の目的は「滋賀県美術協会展」でした。寄り道はおわり、さあ下山だ。
会場の大津市歴史博物館への一番近いルート、三井寺(園城寺)境内へ下る道を選択する。
 

縦走路の石仏
 

道なりにどんどん下って行く。
 

林道に出合う。こは四方向の分岐です。
藤尾神社(山科)、小関越え、三井寺境内です。
 

林道から道を右へ、三井寺境内へ。

 

堰堤の横を下って行く。
 

堰堤を過ぎるとこんな林道道になる。
 

園城寺(三井寺)境内の道
 

園城寺(三井寺)の山門
 三井寺境内の茶店で休憩、ソフトクリームがうまい。
汗の引くのを待って大津市歴史博物館へ。
今日歩いたルート

・京阪大津京駅→皇子ヶ丘公園→早尾神社→山上不動尊→長等山三角点→長等山頂上→三井寺(園城寺)→大津市歴史博物館→京阪別所駅



 **** 参照山行報告 ***

・大津駅からぶらっと長等山へ
小関越えの峠から長等山へ
(2017・04・03 )

・皇子が丘公園から長等山へ  
早尾神社から千石岩経由長等山
(2017・4・18)