滋賀県湖北の信仰の山
七々頭ガ岳
(ななづがだけ 標高 693.1m)
2015・10・14

 七々頭ガ岳の名は山麓の上丹生(かみにゅう)、菅並、摺墨(するみ)の地区から七つの尾根が集まることから呼ばれているという。アプローチはJR北陸本線木ノ本駅から登山口のある上丹生へ、菅並行の湖国バスに乗るが、私は守山市の自宅から車でアプローチ、国道8号線、国道365号線(北国街道)と走り、余呉町の上丹生に着きました。高速道路を使わなかったため3時間弱かかりました。


 

正面に見えている富士形の山が七々頭ガ岳です。(上丹生の集落から写す)
登山口はこの先で菅並へのバス道から別れ、左の道へ入って行く。




 七々頭ガ岳が間近に見えてくる。標高700mもある山に見えないなあ。
 車を止めるスペースがあったので、ここで写真を撮っていると地元のおばあさんが”あんたも 七々頭ガ岳へ登りに来たのか?”と話しかけてきました。そうですよと答えると、”先ほど消防団の人10人ほどと、男性一人が登山に行ったよ”と教えてくれました。そこへ地元の男性も来て、七々頭ガ岳のこといろいろと、それに”このまま直進すると、登山口に駐車場があるよ”と親切に話してくれました。

 

 10:25 登山道入り口に着く。いま来た上丹生からの道が表参道です。このスタート地点は右図のⓅのところです。
 

今日歩いた登山ルート
車でのアプローチなので菅並へは下山できない。
下山も同じ道となりました。
 

 登山道はスギ林の中へと続いているが、この先すぐにジグザグの急登になりました。登山ガイドブックによると稜線まで約45分とある。
 

急とのジグザク道を登って行く。
 

樹林の間からところどころで展望がある。
 

 登りだして25分、上丹生の集落が見えてくる。

 

11:03 稜線に着く。ここからしばらく
緩やかな道になる。
 

西方向に展望が開けている。
 

しばらく行くとまた急登になる。
 

なおも急登がつづく。
ブナの木立が多い・・・・

 

 ブナや杉木立が多くなると山頂はもうすぐとガイドブックにあるが、けっこうバテバテ、体力の衰えは隠せない。
 

 11:37 南西方向に展望がある。以前に登った行市山が見えるとあるが、どの山か見当がつかない。
 

大きなブナの木が・・・頂上は近そうだ。




12:02 七々頭ガ岳頂上に着きました。


 

頂上の広場にある観音堂
登山開始から約1時間半、ガイドブックにあった行程時間とほぼ同じタイムでした。
このお堂の正面側(西側)の樹林の間から展望がある。
山も遠山から賤ヶ岳まで見えている。もちろん余呉湖も・・・
 

 正面に三角錐の山本山が、その向こうに琵琶湖が広がっているが霞んでいる。しっかり見つめると対岸の山並が見えています。
 

賤ヶ岳、その前に余呉湖が見えている。


  頂上の観音堂裏手から菅並へ下るルートがありまが、今回は車のため、同じ登山道を下りました。
 

登山口近くの高時川で汗ばんだ顔と手を洗う。
 

13:25 無事登山口に下山しました。

 
登り約1時間半、下り1時間、2時間半の山歩きでした。
・・・・ 参考 ・・・・

滋賀県最北部の余呉町、柴田勝家の砦となった
・行市山(ぎょういちやま) 2004・7・27