久々の青春18キップの旅-4
寝覚の床
(長野県木曽郡上松町)
2019・9・1

 この夏は猛暑と天候不良で思うように”青春18キップ旅”ができていません。有効期限が残り10日となった9月1日、以前から一度行きたいと思っていた「木曽の寝覚の床」を思いつき、急遽出かけました。午前6時台の列車ダイヤをチェックしたら、6:00、7:27、8:11の三本が表示されたが、どれに乗っても乗り継ぎの関係で上松駅着が12:55とある。ということで、滋賀のJR守山駅発8:11で出かけることにしました。





名古屋駅の中津川行ホーム
9:58 米原、大垣で乗り換え名古屋駅に着く。


車窓の風景
中津川へ向かう。
 

中津川駅の蕎麦屋さん
乗り換え時間を使って早めの昼食です。
 

特急の通過待ち(中津川駅)
左が私が乗る12:00発松本行きの普通列車です。
   
松本行きの列車は中津川をでると木曽川に沿って走ります。  
 

上松駅の手前で一瞬窓外に見えた「寝覚の床」です。
この眺めは何度か18キップで松本へ行くときに見ていました。やっと来ることができました。この前に来た時(2014年7月)は7月初めの大雨で線路の橋脚が流されて不通、しかたなく坂下駅から戻り、中津川の苗木城跡を散策しました。
 

 寝覚の床を過ぎ「上松駅」が近づいてくる。駅員がいない駅なので降車するために一号車へ移動する。




上松駅
 12;55 滋賀守山から各駅停車を乗り継いで5時間弱、定刻通りに上松(あげまつ)駅に着きました。
  

上松「寝覚の床」ルートマップ
 駅に隣接する観光案内所で「寝覚ノ床」までのルートをこのマップで親切に教えてくれました。「寝覚の床」へはJR上松駅から約2Km、中山道を歩いて行く。
 

 先ずは駅正面の道を東へ上がって行く。正面のT字路で右折して、中山道を下って行きます。
 

 少し行くと道標のあるこの交差点がある。直進しても行けるが、観光案内されたルートはここを左へ・・・。
 

「寝覚の床への道」に従って道なりに歩いて行く。
 

ここにも道標がある。寝覚の床まで1.5km。
 

諏訪神社
大きな登り旗が立っている。お祀りが近いようだ。


諏訪神社
覗いてみると本堂は工事テントの中でした。
 

稲穂が色づいて秋景色ですが、むちゃくちゃ暑い。
寝覚の床は右手の山裾のようだ。
   
  教えてもらった古民家のある所に着く。ここを右折して下ったところの正面が「寝覚の床」だ。


 

寝覚の床へ下って行く道

両脇の古民家が絵心を誘ったが、時間が限られているので先を急ぐ。
(※この絵は帰宅してから写真を参考にして描きました。)




下りきると国道19号にでる。
ここを横断した正面が「寝覚の床」入り口、臨川寺です。



 

臨川寺(寝覚の床入り口)
 案内所で、ここから入って行くと料金(200円)が必要ですが、左へ少し行くと”レストラン寝覚亭”がある。ここからは無料で行けますよと教えてくれた。
 

国道19号線
眺めは上松、木曽方面です。
 

レストラン寝覚亭(土産販売もしている)
店内から奥のデッキに出ると「寝覚の床」が一望できた。



 

レストラン寝覚亭のデッキから眺められる「寝覚の床」です。
真下はJR中央線です。先ほど通ったところです。上松駅は写真の右上です。


 

巨大な岩壁の間を清流が流れている。

 上松町周辺は花崗岩地帯、その地形を木曽川の流れが削り、姿を現したのがこの「寝覚の床」だそうです。





寝覚の床


   

岩の上に人と比べると岩の巨大さがわかりますね。



岩から次々に飛び込んで、気持ちよさそうに泳いでいる。
ゆっくり散策するつもりでしたが、足元に自信がありません。危険をさけて
しばし岩に腰掛け、ゆっくり景観を楽しみながらこの絵を描きました。



この時間で引き上げると、予定していた帰り便の一本早い列車に乗れる。
・・・ということで引き上げることにしました。
 

JRの駅がある上松の中心地まで戻ってきました。
 

JR上松駅に到着
 駅前の酒屋さん(左)で生ビール缶を、そして右のお店で揚げ物を買って、列車待ちにホームで乾杯しました。汗が引いたころ、タイミングよく15:56発の中津川行きの電車がホームに入ってきました。
 中津川、金山、米原と乗り継ぎも3回と往路より少なく、、20:22に無事JR守山駅に帰り着きました。