鞍馬寺から貴船神社めぐり
(2013・11・08)

 今日は会社のOB会「秋のハイキング」に参加して、鞍馬寺から鞍馬山を越えて貴船神社まで歩いてきました。このコースは偶然にも 今年の真夏(7月26日)に同じコースを歩いていました。なので詳細は省いています。コースの詳しいことはその時のページ「真夏の鞍馬・貴船歩きから宝ヶ池HonkyTonkへ」をご覧ください。


 
 
10:30 叡山電車の鞍馬駅に集合。今日は天気も良く、35名と大勢の参加者でした。幹事さんからコースの案内と注意事項の説明があり、簡単な準備運動をして出発する。鞍馬寺の仁王門から金堂下までは九十九折(つづらおり)という曲がりくねった急坂となっている。以前は何度も歩いているが、前回は真夏だったのでケーブル(所要時間2分・料金100円)で省エネを図った。軟弱にも今回もこのケーブルを利用させてもらいました(^^;)。





 ここは九十九折のルートと合流して、金堂へ上がっていく急な石段です。紅葉もはじまっていてよい雰囲気でした。



鞍馬寺の金堂と広い境内

 金堂前に男性が立って拝んでいます。足元の円形の中には星形が描いてある。説明はないが、私の勝手な解釈ですが、きっとパワースポットなのだろう。
 五角星形は五芒星(ごぼうせい)といわれている。5つの要素を並列的に図案化できる図形として、洋の東西を問わず使われてきた。世界中で魔術の記号とされ守護に用いることもあれば、上下を逆向きにして悪魔の象徴になることもある。
また、日本の陰陽道では五芒星は魔除けの呪符として伝えられている。印にこめられたその意味は、陰陽道の基本概念となった陰陽五行説、木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表したものであり、五芒星はあらゆる魔除けの呪符として重宝されたとある。
 
 


比叡山展望

 鞍馬山は紅葉が始まっていて目を楽しませてくれる。昼食タイムの間を利用して鞍馬寺金堂から少し上の展望所からスケッチしました。
A4スケッチブックにボールペンと水彩で描く。



 

OB会ハイキングで歩いたコース

今年の真夏(7月26日)、同じコースを歩いています。
コースの詳しいことは下記ページをご覧ください。
「真夏の鞍馬・貴船歩きから宝ヶ池HonkyTonkへ」
 昼食後は休憩せずに一気に貴船へ下りました。






貴船神社入口
A4スケッチブックにボールペンと水彩で描く。


 

 


境内でも紅葉が始まっている。
 

龍船閣と書かれた建物越しに紅葉が映えている。


龍船閣から写した紅葉 
  
 貴船神社で皆さんと別れて一足先に貴船駅へ向かう。その目的は鞍馬江へ来る途中、叡山電車「沿線案内」で知った建築家のウイリアム・メレル・ヴォーリズの建築「駒井家住宅」を訪ねるためでした。昭和初期の代表的な建物でちょうど今日は公開日(毎週金曜日と土曜日)、スケッチもできたらと楽しみに向かう。


 

叡電の一乗寺駅で下車してマップを頼りに白川通りへ、場所は京都造形芸術大学の近くなのですぐにわかるだろう。しかし、大学は以前に行ったことがあるのですぐにわかったが、駒井家住宅は見つからない。何人かに尋ねて、やっと疎水の近くにあると分かった。アバウトなマップのため回り道をしてしまいました。


疎水に面して建つ駒井家住宅
 

駒井家住宅の玄関
 
 ちょっと中を覗いてみたが入館したいという意欲がわかず、それにスケッチするアングルも見つかからないので見学はパスして帰ることにする。さて、どの道を行こうかとマップを見ると、この疎水は哲学の道へと続いている。そうだ哲学の道を歩いて蹴上へ向かうことにしよう。

 
 
疎水に沿って15分ほど歩くと見覚えのある銀閣寺そのそばに出る。


銀閣寺へ向かう交差点からの大文字山






銀閣寺橋に着く
 やはりここは人気の観光スポットですね。大勢の観光客が銀閣寺への通りはにぎわっている。私はここで右手の哲学の道へ。
 
   
  あとは疎水に沿っている哲学の道を歩き、やがて紅葉見物でにぎわう永観堂を過ぎて南禅寺に着く。
 

南禅寺の山門と紅葉
 

山門横の色ずきも一枚写す。
 
南禅寺を通り過ぎて少し行くとびわ湖疎水のインクラインに着く。

 疎水のインクラインとは
 琵琶湖疏水の流路の途中にある蹴上と南禅寺の船溜との標高差があって船が通せない。そこでその間に傾斜鉄道を設置して船を運んだ。この施設が疎水インクラインです。運営は昭和23(1948)年に休止されました。



インクラインの隧道

 このインクラインの下の隧道をを抜けると三条通です。ここを抜けて左折すると今日のゴール地下鉄(東西線)の蹴上駅です。あとはJR山科駅で東海道線(びわこ線)に乗り換えると20分ほどで守山に着く。今日の本命は鞍馬貴船ハイキングで距離は約6kmと短かったが、後のオプションルートの距離がかなりあって、登山靴での平地歩きは疲れました。