大津駅から滋賀里までスケッチ歩き
2022・02・02
 コロナ禍で近場で運動不足、気分転換を兼て何処かへ出掛けよう。思いついたのがJR大津駅から長等山裾を歩いて近江神宮を目指すコースでした。このルートは絵画展開催などで訪れている「大津市歴史博物館」へ行くとき何度も歩いているお馴染みのコースです。大津駅前のお店で早めの昼食をとる。天候が怪しいが出発しよう。


 

JR大津駅から駅前の広い道を西へ向かう。
 

 境内途中にこの巨大なつぼ型の長安寺宝塔(重文)があります。鎌倉時代初期の石造宝塔です。昔、この付近一帯にあった関寺の牛塔と呼ばれている霊牛の供養塔だそうです。
 

大通りを横断して山裾にある長安寺へ向かう。
京阪電車の京津線踏見切りを渡って石段へ。
 

長安寺境内からの琵琶湖方面の展望です。
 

ここには小さな石仏が沢山あります。
 

長安寺から展望台まで少し上って行く。
 

展望台からの琵琶湖方面の展望(右手方向)




展望台からの琵琶湖方面の展望(左手方向)

 雪まじりの小雨でしたが、遠くに冠雪が光る比良山系の山々まで望めました。のっぽビルあたりがJR大津京駅です。左手は比叡山の山裾です。

 

 展望台から長等公園へ下る途中にあるお不動さんです。

 長等公園から三井寺へ向かう。その途中には長等神社があります。朱色が鮮やかな長等神社の楼門です

 

長等神社の楼門



  

三井寺(園城寺)の山門前を通り過ぎて、「大津市歴史博物館」へ。


 

遠くに比叡山が見える。
(高台にある大津市歴史博物館の駐車場から)
 

大津市歴史博物館の裏山道(東海自然歩道)へ
 

山道から皇子が丘公園の上を通り過ぎる。
先ほど展望台から見えていたお映京駅前の高層ビル


 皇子が丘公園を過ぎ、住宅街の込み入った道を歩いて宇佐神宮前に着く。この右手300mで近江神宮です。
   
 初詣では大勢の人が参拝する近江神宮ですが、今日はご覧のように人影がありません。
お詣りをして東海自然歩道で滋賀里方面へ・・・・。


 

ここは南滋賀朝の廃寺跡(国指定史跡)です。
琵琶湖の向こうに近江富士が見えている。


 

右手に琵琶湖を展望しながら歩く。
 東海自然歩道で比叡山へ向かう道を行く、やがて滋賀里から上ってくる山中越えの道に合流する。この道は11年前、迷い道をしたことでよく覚えています。⇒ 2011年05月06日の ・滋賀里から比叡山延暦寺へ ページをご覧ください。

 

百穴古墳群
 この道には「志賀大仏」や、ここ「百穴古墳群」と、崇福寺跡などがあります。百穴古墳群は今から約1400年前(古墳時代後期)に造られた墓が多く集まったところです。特徴は石室の天井がドーム状で、渡来人と深く関係するものと考えられています。穴が沢山あるから「百穴」という名がつけられたとある。
 

 百穴古墳群を過ぎて歩いて行くと「志賀大仏(おおぼとけ)」のお堂が見えてくる。
 

「志賀大仏」の大きな石仏の前にお堂がくっついている。





「志賀大仏(おおぼとけ)」
休憩しながら描かせてもらいました。


今日のウオーキングはここまで、ここから一気に滋賀里駅に下りました。