思い立っての・・・

30年ぶりの沖縄旅
2023年11月21日(火)
二日目
 二日目は沖縄中部にある”世界遺産”「中城(なかぐすく)城跡」から、うるま市の「勝連(かつれん)城跡」巡りをする予定です。交通手段は路線バス、前日に”ゆいレール旭橋駅”傍にある「那覇バスターミナル」で路線と出発時間を確認している。 中城城跡へは東陽バス”泡瀬東線[30番]のバスだ。

7:00 朝食を済ませてホテルを出る。徒歩10分ほどで旭橋駅傍の那覇バスターミナルに着く。




那覇バスターミナル
バスは定刻通りに7:20に出発する。


① 路線バスで那覇~中城小学校前 
② 歩きで中城城跡
③ 歩きで中村住宅・・・仲順バス停
④ 路線バスで勝連城跡
⑤ 勝連城跡から路線バスで沖縄市へ
⑥ 沖縄市からタクシーで、てだこ浦西駅へ
⑦ ゆいレールで那覇市内へ。
 

8:40 中城小学校前バス停に着く
この写真は来た方向を振り返って撮影しています。
 ホテルでもらった資料には、中城城跡は約15kmとあったが、最寄りのバス停「中城小学校前」には1時間20分もかかった。暇つぶしにバス停の数を数えたら45箇所もありました(@_@)。
 車の運転が苦手でなかったら、レンタカーが早くて便利なんですが・・・しかたないか。


バス停から 進行方向に少し歩くと中城城跡分岐です。


国道329から県道146号のいきなりの坂道になる。


写真中央が中城城跡らしい。


振り返ると沖縄南部(南城市方面)が遠望できる。
9:00 バス停から坂道を20分どんどん上ってくる。中城城跡まではまだ1km程ありそうだ。




9:20 北中城村(きたなかぐすくむら)に着いた。


すぐそばが、もう世界遺産の「中城城跡」でした。
 

ここに「北中城村案内」板があり、そこに紹介されていた「中城城跡」説明です。
料金は大人400円

 

中城城配置図


 

三の郭前の広場にある石標


入り口から電動カーで上がり、正門からへ入って行く。


頑丈な石積みの門だ。




曲線を描く「一の郭」と「二の郭」の石積み
(布積みという技法らしい)
 高台にある中城城跡からの沖縄南部の遠望です。
明日はその南部の小さな離島「久高島」へ行く予定だ。


 

霊域:南の郭にある聖地「久高島」への遥拝所
 

こちらは中城湾(北)方面だろう
 

こちらも中城湾(北)方面だろう

 

 この三の郭は新城(ミークス)と呼ばれ、石積みの技法の最も進んだ”あいかた積み(亀甲乱れ積み)によって築かれている。




三の郭
右側にある門は東に向かって建てられた裏門です。



さあ、次の訪問は「中村家住宅」だ。中城城跡から県道146号に戻り北上。この先もウオークです。
 

県道沿いに置いてあったシーサー
 

中城城跡から徒歩約20分、中村家住宅に着く。
 

「北中城村案内」板にあった「中村家住宅」の説明です。
沖縄戦でも大きな被害に遭わず、沖縄の古い様式を伝える数少ない建物だそうです。

入場料金(大人):500 円だったと思う。


 沖縄の伝統的な家屋の門にはヒンプンと呼ばれる魔物除けの壁がが設けられている。


 台所から部屋には仕切り壁のない吹き抜けだ。風通しがよく涼しいのだろう。
・・・ということで、残念ながらヒンプン(目隠し壁)があり、沖縄独特の建物を描くアングルがない。楽しみにしていたがスケッチは断念。さあ、次の訪問先は”うるま市”の「勝連城跡」だ。ここ、中村家住宅から再び県道に戻って、「勝連城前」行き路線バスのバス停「仲順」まで頑張って歩こう。




 仲順へは高台からどんどん下って行く。これから行く勝連城跡方面が展望できる。


 下りきると北中城村字仲順。ここは一つ手前のバス停「喜舎場」、少し待っていると11:12発のバスがやってきた。


12:05  約50分ほどで勝連城跡前に着きました。 
入場料金 大人 600円
 勝連城跡は、勝連半島にある標高98mの小高い丘の上にかれた東西に細長いグスクで、五つの曲輪からなり、各曲輪の城壁は琉球石灰岩の切り石を使って曲線状に築かれている。最も高い曲輪が一の曲輪で、階段状に低くなり、四の曲輪まであります。出土遺物は中国産の陶磁器が多量出土している。これらの出土品から、12~13世紀に築城されたと考えられている。
 

ここでも電動カーでこの城跡入り口まで送ってくれる。
 

 




勝連城跡スケッチ


 


勝連城跡
勝連城跡全体がよくわかるので、入場するときいただいたパンフレットの写真をお借りしました。



  スケッチもできたし、今日の訪問先は無事クリアーできた。さあ帰ろう。でも、路線バスで那覇バスターミナルへは2時か半くらいかかるときている。とてもじゃないが辛抱できない。とりあえず、沖縄市の中心街まで乗ることにしました。


勝連城前バス停で那覇行きバスを待。
  14:00 那覇バスターミナル行きのバスに乗る。まだ時間も早いので、沖縄市を散策してみることにする。バスに乗り合わせたご婦人に沖縄市の中心街はどこ?と聞くと「胡屋」で下車するといいと教えてくれました。


胡屋バス停で下車
 現役の時、出張できて何度か泊まったホテル名を聞くと、”この近辺だが、現在はもうないよ”教えてくれました。懐かしいので、その近辺を散策してみることにしました。
 一応那覇行きのバス時刻をチェックしてからさんさくへ・・・


胡屋十字路から空港通りを歩いてみよう
 

懐かしいレトロなアメリカンスタイルのお店が・・・


空港通りを散策。


ちょっと裏道にも・・・
 懐かしい通りを散策した跡、タクシーで”ゆいレールの終点駅「てだこ浦西」駅”へ帰ることにしました。事前にネットでタクシー料金ををチェック(約4000円)していたが、聞くと一か月前にタクシー料金値上げがあって 5000円という。今日は思いっきり歩いて疲れているので奮発することにしました(^^♪。
   
 17:00 「てだこ浦西駅」に着く。ここから”ゆいレール”でホテルの最寄り駅、「県庁前駅」で下車する。もう夕暮れ時なのでホテルへ帰ろと思いましたが、なんとなく”波の上ビーチ”へ行ってみたくなり、松山通りを歩きだす。少し歩くと左手に白壁が続く、壁の窓からのぞくとライトアップされた中国風の建物が見える。白壁伝いに進と「福州園」の入り口に着きました。入園料金も200円と安いので、ちょっと覗いてみよう。料金は200円と安い。 



 

福州園入り口
 中国福建省福州市と那覇市の友好の証である福州園は、福州式と呼ばれる美しい庭園です。福州の素材を使い、福州式庭園を忠実に再現しています。
   
   
ライトアップの「福州園」の庭園もいいですね。



18:00 波の上ビーチへ着いたが、もうあたりは暗くて青い海は・・・
 

波の上ビーチはこんな暗さ、また出直そう。
 

ビーチ傍の高台にある波上宮にお参りしてホテルへ


18:30 ホテルに着いたが、まだ夕食をとっていなかったんだ。 
・・・ということでホテル前の大衆食堂に入る。
   

まずはオリオンビールとソーキそば・・・



ビールのおつまみに”ゴーヤチャンプル”を頼んだら
ごはんとみそ汁が付いた定食が出てきた(@_@)
満腹でホテルへ帰る。


今日は欲張って歩き回ったので、かなり疲れたし、少し足も痛い。
シャワーでさっぱり、今日もバタンキュー

明日は南部の「久高島」へ

 ・30年ぶりの沖縄(三日目・久高島と斎場御嶽)