思い立っての・・・

30年ぶりの沖縄旅
2023年11月22日(水)
三日目
 沖縄旅の三日目は沖縄の青い海が見たくて、沖縄南部南城市にある小さな離島「久高島」へ行きます。この島は知念岬の海上5.3kmにある周囲8kmの細長い小さな島です。琉球を造った神アマミキヨが最初に降り立ち、国造りを始めた地と伝えられることから「神の島」といわれています。



  昨日と同じ7:00に朝食を済ませてホテルを出る。ゆいレールの旭橋駅に着くころ、空が明るくなって来ました。今日も暑くなりそうだ。



旭橋駅を超えるとすぐ「那覇バスターミナル」です。

  7:40発 〔東陽バス〕 338番「斎場御嶽線「斎場御嶽入口行」に乗る。所要時間は約1時間、バスは定刻通りに出発する。
 


① 路線バスで那覇~ 
② 「安座真サンサンビーチ入口
③ フェリーで久高島へ
④ 那覇市内への往路も同じルートです。

8:50 昨日乗った「泡瀬東線」のルートで与那原まではほぼ同じ道を走る。与那原から国道331号に入って「安座真サンサンビーチ入口」に向かう。 9:00 1時間20分かかって「あざまサンサンビーチバス停」に着きました。ここまでバスに乗っていたのは私一人でした。運転手さんに「久高島行きフェリー乗り場」を教えてもらって歩き出す。ほんの5分足らずで久高島行きのフェリー乗り場に着きました。 


 港に着く 桟橋には9:30発久高島行きの小型の高速船が待っていました。


安座真港の風景
出発まで30分もあるので、近辺でスケッチデをしよう




安座真の浜辺-1





安座真の浜辺-2



 9:30 高速船は定刻通りに「久高島」めざして出航する。



9:45 久高島港の徳仁港に着く。

 揺れはきつかったが約15分ほどで久高島に着きました。海の色も空も青くきれいだ。


  岸壁で電動自転車(2時間:1400円)を借りて島内散策スタートする。
※小さい島なので2時間で十分と思ったが・・・



10:00 徳仁港から急坂を上がったところからの眺めです。
船着き場には今乗ってきた小型高速船が泊まっています。




貸自転車屋さんでもらった「島内マップ」
クリックすると拡大します。


高速船が安座真港へ帰って行く。
沖に見えている陸は安座真港のある沖縄本土です。




10:07 集落に入って行く
沖縄の建物のある風景に出会ったが、2時間の貸自転車のため、スケッチはパス。


※久高島には・・・御嶽や拝所等古くからの信仰が守られた神の島。島の中には立ち入れない場所や、きんしされていることがあります。・・・私は詳しいことチェックせず、近い離島だからということで訪問してしまいました。



 10:13 ”ヤグルガー”という道標に誘われて行くと、ここに着く。降りていくと、岩の隙間に水たまりがあった。”ガー”とは井戸を意味するようだ。
 いわれによると、イシキ浜に流れ着いた五穀の入った壺を拾うために、信女が禊に使ったという神聖な井戸だという。
 




久高島から沖縄本土(南部)の眺めです。サンゴ礁の海、水はとてもきれいだ。


 この後、島の東端(カペール岬)まで行こうとしたが、迷路のような道、迷ってしまい行けませんでした。


ここは南側のイシキ浜かな・・・
レンタルの2時間が迫ってきた。港へ急ごう。


迷い迷って・・・
やっと港の高台の小公園に戻れました、ホッ!!




久高島の浜



きれいな海を眺めながらスケッチした後、港へ急ぐ。
12:00発の高速船で安座真サンサンビーチへ戻りました。

那覇へ帰るバスは便は16:35に一本あるだけ。この後はどこへ行くかは予定がない。
さて、どうするか・・・・。とりあえず今朝乗ってきたバスの終点「斎場御嶽入口」へ行ってみよう。


安座真サンサンビーチの眺め
国道331号からの道は、かなりきつい登り道だ。
強い太陽光線で汗が噴き出す。




振り返ると、だいぶ高度が上がってきた。


白い砂浜と青い海、いい眺めだ。


12:45 上り道を歩くこと30分「斎場御嶽500m」の標識のあるサービスエリア(駐車場)に着きました。予定はしていなかったが時間は十分にあるので行ってみよう。。


 すぐ先に右へ入る道がある。行くとそこが「斎場御嶽」入り口でした。係員の方がいて、”ここからは先は入場券(200円)がいりますよ”といわれる。
入場券を買って「斎場御嶽」へ

 入り口から入って行くと、突き当りに ②緑の館(せーふぁ)があり、そこで観光案内のビデオを見て、注意事項を聞いて③御門口(うじょうぐち)から入って行く。

  琉球創世神・アマミキヨにより創世したと伝わる「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。「斎場」は”最高位”、「御嶽」は”聖地”を意味する。琉球神話にまつわる歴史や伝説が多く残る沖縄のなかでも最高位の聖地だそうです。木々がうっそうと茂る森一帯が聖地とされ、特別なエネルギーを感じとれる場所。



③御門口(うじょうぐち)です。


(購入した沖縄ガイドブック るるぶ’24「沖縄」より)

④大庫裡(ふうぐーい)
⑤寄満(ゆいちん)
⑥三庫裡(さんぐーい)
  斎場御嶽
(せーふぁうたき)
(琉球王国最高位の聖地)
 琉球神話にまつわる歴史や伝説が多く残る沖縄本島南部の中でも最高位の聖地です。
 琉球創世神・アマミキヨにより創世したと伝わる「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。「斎場」は”最高位”、「御嶽」は”聖地”を意味する。琉球神話にまつわる歴史や伝説が多く残る沖縄のなかでも最高位の聖地だそうです。木々がうっそうと茂る森一帯が聖地とされ、特別なエネルギーを感じとれる場所。(るるぶ’24「沖縄」より)


ここは「久高島遥拝所」です。
午前中訪れた島です。

最初にある礼拝所は ④大庫裡(ふうぐーい)です。 ⇒


④大庫裡(ふうぐーい)


聖地はジャングルみたいに木々がうっそうと茂る




大きな露岩、森一帯が聖地です。
 行き止まりは⑤寄満(ゆいちん)でしたが、礼拝中なので撮影はできませんでした。ここから少し戻って、左折すると突き当りが⑥三庫裡(さんぐーい)でした。
 

⑥三庫裡(さんぐーい)
 御嶽の最も奥にあります。巨岩が重なり合ってできた三角形のトンネルは、斎場御嶽のシンボル的存在。光線が神々しい。立ち入りは禁止です。

 約1時間で見学を終えてバス停に戻る。約10分待ちでバスが来る。バスに揺られること約30分、着いたバス停で運転手さから”ここで降りてください。すぐ那覇行きバスが来ますよ。”と教えてくれました。下車すると、すぐ那覇バスターミナル行きバスがきました。
 午後5時前に那覇バスターミナルに着く。ホテルに帰って、シャワーで汗を流し、さっぱりとしてから国際通りあたりへ夕食に出かける。


国際通りから商店街へ、ここで食べようかと・・・


牧志第一公設市場へ入ったが、一人では寂しい。
国際通りに戻って、島唄ライブのやっているレストランを探しました。 
はじまったのは兄妹二人の島唄ライブでした。
島唄ライブをしているお店はあちこちにあったが、オリオンビールにひかれて、ここ「ORION」でした。


今日もフルコースの「沖縄三日目」となりました。

・30年ぶりの沖縄(四日目最終日・那覇市内)

明日沖縄4日目は沖縄滞在最終日です。
夕方6時のフライトで関空へ帰る予定です。