おん祭り見物とスケッチで奈良市へ

2022年12月18日(日)

  来春、”ふるさと奈良の風景画展”をする予定なので、作品を描くポイント探しと、ちょうど行われている奈良の代表的な祭り”春日若宮おん祭り”見物を兼て奈良市へ出かけました。おん祭りのメイン「お渡り式」は昨日(17日)でしたが、18日には行ったことがありません。



行基の噴水
近鉄奈良駅前の待ち合わせによく使われる。


先ずは、近鉄奈良駅からすぐの東向き商店街を歩く。




行基の噴水


 

東向商店街中ほどにある奈良公園(興福寺)への道
 

そのまま商店街を歩くと親愛幼稚園がある。
  この付近は生まれ育った地域です。このあたりは子供のころの遊び場でした。親愛幼稚園にも行っていました。懐かしいのでちょっと園内へ入ってみよう。今日は個展のためのスケッチポイント探しも兼ねているので・・・。
 

園内の広場、運動会などが行われていたなあ。
(右)は園の隣にある興福寺の三重塔です。
 




興福寺の南円堂
親愛幼稚園内からの風景です。


 

  東向き商店街に戻る。子供のころからあった山崎奈良漬店、右は南都銀行です。突当りは三条通りです。
 

 三条通りを歩いて猿沢池へ。そこから南円堂への石段を上る。途中にあるこの場所も、子供の頃の遊び場でした。
 

 子供の頃は木々がびっしりと繁っていて鬱蒼としていた場所でした。縄ひもで木の上に陣地を作ってよく遊んだなあ。
 

北円堂への登り道
左側の塀ないが先ほど訪問した親愛幼稚園です。
 

 北円堂前から旧奈良市内が展望できます。この坂は先ほど通り過ぎた東向き商店街からの道です。
 

 数年前に再建された興福寺の金堂です。左側のお堂が子供のころこの位置にありました。
 

背景に若草山が見える「旧奈良国立博物館」です。
 

 旧奈良国立博物館そばに子供のころからある茶店です。

 ここを過ぎて三条通りから続く春日参道にでる。そこで見かけた大木(右の写真)です。数本の竹が、大木の中ほどの太い幹から生えていました。写真をクリックすると拡大します。
 

 春日若宮の御旅所に着く。ここでは「後宴能」の舞台準備がされていました。ここでゲットしたパンフレットには、今日行事は奉納相撲(午後位一時)と「後宴能」(午後二時)があるのみでした。詳しくはおん祭りのチラシをご覧ください。


 

おん祭りチラシー1

 
おん祭りチラシー2
どちらのページもクリックすると拡大します。

 

御旅所の向い側には奉納相撲の土俵が準備されている。
 

鷺池と浮見堂、奈良観光の人気スポットです。


  

何度も描いている浮御堂です。


 

鷺池横の土塀のある道を観光人力車が走っている。
 

鷺池から天神社経由して下ってくる。
   
 奈良ホテル前から酒蔵「春鹿」へ
 先日、テレビで「奈良町散策」が放映されていて、この春鹿のお店も紹介されていました。そんなことから、店内はお酒を買う人や試飲を楽しむ人たちで混み合っていました。試飲したかったが、待ちきれずにパス。途中で昼食をとってから、おん祭りの御旅所へ向かう。
 

興福寺五重塔のすぐ近く、「十三鐘(じゅうさんがね)」と呼ばれる興福寺菩提院大御堂
 
 私は子供のころから、ここは鹿をあやまって殺した少年が石子詰(いしこづめ)にされた場所としてよく記憶しています。大御堂前庭に塚がある。
   
  興福寺菩提院から三条通に出て、春日大社の「一の鳥居」から、ここ、公園内に点在する料理旅館「江戸三」そばを通って御旅所へ向かう。
   
 御旅所前に着くと、ちょうど奉納相撲が始まっていました。今日は天気がいいが、寒風の吹くとても寒い日なのに、裸にふんどしのみ、それでも若い人は元気だ(@_@)。

  

午後二時、寒風吹く中能が始まりました。
 後宴能はお旅所の芝舞台で奉納されます。金春流(こんぱるりゅう)による能が二番、大蔵流(おおくらりゅう)による狂言が一番が奉納されるそうです。何の解説もなく突然始まりましたが、私は「能」についてなんの知識も持っていないから、なんだかサッパリわからないので、途中で引き上げました。




後宴能

 このスケッチは「能」が始まる前に背景をスケッチしておきました。人物は帰宅御に描き入れました。


 

 近鉄奈良駅に戻ってきました。名物「柿の葉寿司」のお店があったが、買わずに駅の切符売り場へ向かう。特急券を買ったとはいつものように・・・
 

 京都行特急の時間待ちに、駅切符売り場のある広いフロアー隅の立ち飲み店「奉祝」で、ちょい飲みして帰りました(^^;)。

********* 参 照 ********

私の前回6年前の「春日若宮おん祭り」訪問記のページです。

・春日若宮おん祭りを見に行く(2016/12/17)