大津から大文字山のつもりが・・・
2005・1・14


 昨日、小関峠から三井寺まで歩いた山道の先を歩きたくて2日続けて長等山へ行きました。今日は1/25,000地形図に主なポイントの緯度経度を書き入れ、それにハンディGPSをもって三井寺への分岐から大文字山へ向かいました。

 JR大津駅でGPSのスイッチ入れたが衛星の補足がなかなかできない。京阪(京津線)の踏切を渡ったところで電池交換してやっとプロットしだしてほっとする。昨日歩いた同じ道で小関越えの道に合流したが、GPSの衛星補足が不安定で軌跡が途切れ途切れしたうえに軌跡が不安定だ(GPS軌跡参照してください)。小関峠から山道に入るとGPSもご機嫌が直り地形図に合致したが何か先行きになにか不安を覚える。



昨日はここで右の三井寺への下山ルートをとりましたが、今日は京都の大文字山へのルート(直進)を行く。ここまでは「JR大津駅から三井寺まで平地歩き」を見てね






山道で出会ったお地蔵さん。道標はまったくないが、ここまではGPS&地形図でルートが間違いないことを確認できました。
しかしここからひと登りして下ったところに落とし穴がありました(^_^;)。





GPS軌跡


間違いルートへの罠だった分岐

大文字山へはこのまま直進しなければならなかったのに右へ下る明確な道があり、木の幹に赤テープがある。




それにしても一気に下る急坂、なんとなくおかしいと思い出したが、そこにゴルフボールが一個落ちていた。大文字方向には皇子山ゴルフ場があるので正しいルートと思い込んでしまう(^_^;)。肝心なときGPSで位置確認するのを怠るという二重ミスをしてしまいました。



飛び出したところは国道161号でトンネルとトンネルの間だった。トンネルの名前は「長等トンネル」とある。山道はなくなり方向を見失いパニックとなる。




逆方向のトンネルの標識を見る。直進すると 敦賀・今津、トンネルを出て左折すると大津市外(三井寺・大津市役所)とある。展望は利かないので不安だが、急坂を登り返す元気はない。長等トンネルは長くて歩くのは怖い(^_^;)。とりあえずこの短いトンネルを抜けることにする。


トンネルを出ると右手に西大津駅前の目立つビルと琵琶湖の対岸には三上山が見えた。ここでやっと道を間違えて滋賀県側に降りてしまったことを知りガックリ・・・。




早尾神社

トンネルを抜けたらその先は歩道がない、前方を見ると161号線に架かっていた赤い橋がある。その橋に出てみると神社の参道だ、真っ直ぐ西大津方向に下れそうだ。


新年の低山初歩きは大失敗の巻きでした。いつかもう一度チャレンジして大文字山へ行くぞ!このあたりは何度か歩いているが、その度にルートを外れて思ってもいない方向に行った経験があります。地形図の見方もっと勉強しなくては・・・・・