大阪アルプス五山縦走
(前篇)天保山から手塚山古墳まで
2008・3・18



 OB仲間に誘われて「大阪アルプス五山縦走」に参加してきました。6時間も歩かされて足に豆ができました(^_^;)。でも、未知の大阪探索はとても楽しかったです。





10:00 スタート前の挨拶とコース説明
天保山の頂上4.53mに集合した本日参加のウオーキングメンバー





日本一低い山・天保山の二等三角点

天保山登山証明書を天保山山岳会が発行しているとあったが、すぐスタートしたため、もらいに行く時間がなくて残念。




天保山公園入口の陶板絵
花見でにぎわっている様子が描かれた天保山風景






 天保山頂上には明治天皇観艦之所碑があり、この右後方の目立たないところにに天保山の三角点がありました。後方のモダンなブリッジは阪神高速の湾岸線です。



尻無川にかかる”なみはや大橋”を渡る。

なみはや大橋の最高部から歩いてきた天保山方向を振り返る。
 巨大な赤い橋は阪神高速湾岸線(有料道路)の港大橋です。眺めは最高、結構な登りと暑さに息切れしました(ーー;)。




なみはや大橋の最高部から高層ビルが並ぶ大阪・梅田方面
(北東方面)




こちらは東方面の眺め、左端後方に通天閣がかすんで見える。本日のコースはここからぐるっと大回りして天王寺公園へ向かう予定だ。先が長〜い。




なみはや大橋を渡ると広い道路の工場地帯に入る。

 
 道なりに直進していくと「船町渡船場」の案内板が目に入る。今日の予定はさらにこの先の「千本松渡船場」だ。大阪に渡し船があちこちに現存していることを今まで知りませんでした。
千本松の渡しから船で木津川の対岸へ。自転車に乗った人たちが何人か一緒に乗り込んでくる。大阪の大都会に渡し船、不思議な光景だ。



 千本松(せんぼんまつ)渡船場案内板が・・・




 大阪市が経営する渡し船の船着場。しかし料金は無料です。

千本松渡船は大正区南恩加島1丁目と西成区南津守二丁目を結んでいる。
(木津川の川幅は230メートル)
 千本松の渡しが設けられたのは大正時代の中頃だとか、昭和48年に千本松大橋が完成したが地元の要望で現在も通勤通学の貴重な足として利用されている。

 現在大阪市内には、市の運営する8ケ所の渡船場があり、地域の足として多くの人々に利用されているとのことです。 天保山のすぐそばからも対岸の桜島に渡る渡船が出ていることを後から知りました。



今乗ってきた渡船が折り返し戻って行く



木津川下流の風景 (船着場から)






時間待ちの間にスケッチする。




阪神高速堺線の高架をくぐり、国道26号線を横断して、住宅街にある手塚山古墳に向かう。



手塚山の住宅街へ・・・







史跡 手塚山古墳

 二段築成の墳丘をもつ前方後円墳で、築城当初の姿をほぼ伝えています。内部構成は不明だが、円筒埴輪列や墳丘を覆っていた葺石などが確認され、出土の埴輪片の特色から4世紀〜5世紀初めに造営されたと考えられる。なおこの付近には大小の古墳が点在していた。(説明板より抜粋)



 手塚山古墳からてづかやま駅(南海高野線)、手塚山学院を過ぎると阪堺電軌上町線が走る大きな通りに出ました。



今日は帝塚山学院の卒業式でした。
 ほほえましく親娘仲良く記念撮影しているのを立ち止まって見るメンバー



12:40 阪堺電軌上町線の「てづかやまさんちょうめ」駅のある大通りに出る。この通りでやっと昼食タイムとなる(^_^)。


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