醒ヶ井スケッチ散策
さめがい
滋賀県米原市
(2012・7・8)
  第二日曜写生会の7月例会で、平成の名水百選第1位の「居醒の清水」と「バイカモ」で有名な醒ヶ井へ行ってきました。この日はスケッチには暑くなくてよい日でした。私はいつものようにメンバーより一足早くJR醒ヶ井駅に到着、駅前の道の駅で「醒ヶ井駅周辺図」を入手する。醒ヶ井の名所、加茂神社傍の「居醒の水(湧水)」から流れ出す地蔵川と梅花藻見物は何度も来ているので後回しにする。ます、入手した案内図を便りに鈴鹿山系の北端の山「霊仙」の上丹生登山口までスケッチポイントを探しながら歩くことにする。


JR醒ヶ井駅前の国道21号線を横断し、つづいて名神高速の架橋下をくぐって丹生川に沿って上丹生に向(西へ)う。途中、下丹生古墳の案内板がありました。興味をそそられたがとりあえず上丹生まで行ってから、帰り道に立ち寄ろう。



上丹生入り口にあった”いぼとり水”
ここには無料駐車場ときれいなトイレがありますよ。




すぐに上丹生バス停となる。
丹生川はここで左へ、右へ分岐して養鰻場へつづくのは宗谷川となります。


登山コースを描いた大きな看板がある
西出商店、バス停の待合所もある。




とりあえずは左折して上丹生登山口へ向う。
細い道の横には丹生川が・・・
霊仙は雲の中で姿は見えない。


約1kmほど行く、集落の終わりに神明神社がある
振り返ると松尾山が望める。



静寂な神明神社の境内





神明神社を過ぎて、この先・・・
霊仙の登山口へ向かったが、今にも雨が降りそうになってきたためこの先で引き返す。


近江の名山「霊仙山」の麓にある松尾山(503m)

霊仙山はその昔、山岳修験の場で七カ所の寺があったといわれ、最後まで残ったのがこの松尾寺とのこと。

松尾山歩きは下記ページをご覧ください。
・西坂より松尾寺山・八葉山 2004年11月3日




霊仙からの清流が流れる橋の上から上丹生の集落と松尾山を描く。

通りかかった地元の方々から、何処からですかと声をかけられる。右端の家に住んでいるというお孫さんを連れたご婦人が、この建物内で以前は仏壇を制作していた教えてもらう。そういえばここに来るまで仏壇制作店をあちこちで見かけました。その関係か木彫刻のお店も何軒かありました。この地域は冬は寒くて長く雪深いのだろう…


往路行き過ごした「下丹生古墳」に立ち寄ってみる。
米原市指定文化財
以前に来たといはこんな古墳案内はなかった。荒廃していたこの古墳を「下丹生まちづくりの会」によって平成18年に整備されたとある。江龍集落の東はずれに所在する善仁寺の後ろにあります(標高150m)。
 その規模は直径14.5m、高さ3.5m、丘陵斜面にある。石灰石の巨石を組み合わせた横穴式の石室(玄室)を見ることができます。古墳の年代は石室の特徴から6世紀後半のものだと推定されています。古墳に葬られている人は近江古代豪族「息長丹生真人氏」?







案内板にしたがって林道を登っていく
ここから右手(集落)へ
ちょっと下ったところにありました。



古墳と江龍集落





石灰石の巨石を組み合わせた横穴式の石室(玄室)




帰り道は下の江龍集落へ




下丹生古墳からふたたびバス道に戻って醒ヶ井駅方向へ。




坂口橋から
ここも往路歩いた時に描きたいなあとチェックしていたポイントです。



13:30 やっと醒ヶ井駅前に帰りつく。
今日の目的地でスケッチしているメンバーの所へ・・・。
第二日曜写生会のメンバーがスケッチしている醒ヶ井の地蔵川沿いを散策。



旧醒井郵便局
(いまは醒ヶ井宿資料館)
ヴォーリスが設計に携わった木造2階建の擬洋風建築。大正時代に建設され、昭和48年まで現役でした。



地蔵川横にある「八代食料」店
新鮮な野菜類が並ぶ茅葺き風のお店は絵になるなあ・・・といいながらパスしました。





顔見知りのメンバーに挨拶してから、誰もスケッチしていない場所を探す。




このスケッチはバイカモのある清水の名所通りから外れた生活感のある風景です。




・・・・・ 霊仙山の山行報告 ・・・・

・霊仙山 1,084m(鈴鹿山系北端の山) 
2002.5.19(日)