瀬田川スケッチから笹間が岳登山
2014・6・30
 この日は 立木観音さんの傍にある 瀬田川景勝地の一つ鹿跳橋(ししとびばし)あたりをスケッチしようと出かけました。この橋のかかるあたりは川幅が狭く水流が激しい場所です。鹿跳の名称は、急流を前に渡りあぐねていた空海を白鹿が背に乗せて川中の岩を飛び渡ったという伝説から名付けられたという。早めの昼食をしてからJRで石山駅へ。そこからバスで約20分立木観音前で下車、鹿跳橋を渡って河原へ・・・





瀬田川に架かる鹿跳橋
F6 水彩
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時々お参りする立木観音さんはこの絵の左端の山、立木山にあります。立木山もよく登ります。瀬田川は琵琶湖から流れ出る唯一の川です。




鹿跳橋から下流の瀬田川
F6 水彩
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 鹿跳渓谷から鹿跳橋を過ぎると瀬田川が大きく右へ曲がって大石町がある広いエリアになります。こんなに広く岩が露出していて水の流れは強烈なんだなあ・・・


 大石の町を少し散策した後、峠を越えて関津の方へ助っ人に行くつもりで歩きだす(国道422)。やがて前方に湖南アルプスの一つ笹間が岳が見えてきて、急に登ってみたくなる。
 
 

国道422を進むと笹間が岳が見えてきた。

 

関津峠へ向かう県道29号線
この道を見送って直進する。
 

笹間が岳が近づいてきた。この左手あたりに登山口があるはずだが、だいぶ以前に歩いた道なので様子が変わっていてわからない。そばで畑作業をしていたおばさんに聞くと、記憶通りだったが、今は歩く人がいなくて入り口が草ぼうぼうでわからない。
 

生い茂っている草をかき分けて強引に入って行くと、やがて山道が見えてきました。なんとか登っていけそうだ。


 

15分ほど登っていくと尾根道に出会う。
 雑木林の中だが道ははっきりしてきた。木々には黄色や赤のテープが巻きつけてあり、迷うことはない。



上関バス停からの登山道に出会う。
 ここには道標もある。左へ下ると上関バス停へ。直進が笹間が岳です。何度か歩いているはっきりした登山道です。下のルート図参照ください。図
 
 

赤ラインは2010年に笹間が岳登山した時の山(2010・2・17)の時のルートマップです。この時はアルプス登山口から登って上関に下りました。
山行報告は下記をクリックしてご覧ください。
・笹間が岳(2010・2・17)


今回歩いた道は黄緑色のラインです。


 
 

少し行くと南郷方面の展望がある。


さらに登っていくと大石の町と立木山(右)が・・・ 
 


登りだしてから40分、林道に出会う。
間近に笹間が岳の頂上が見えている。
登山道は左手の斜面に続きます。
 


最後の急登がはじまる。
もう上着は汗びっしょりだ。
 


林道からわずか15分ほどの登りだが
息が切れてしんどい・・・この鳥居を
過ぎれば頂上は近いと記憶していたが・・・
 


頂上直下の小さな社
前回来た時は古い社だったが新しくなっていました。
科の社の背後に大岩がある。そこは頂上です。
 



南郷洗堰(写真中央)方面の展望
 16:45 やっと頂上に着く。登りだして約1時間もかかっている、体力低下したなあ(^^;)。
シャツを脱いで涼しい風に吹かれて20分ほど休憩。もう夕方なのに太陽はまだ高い。
でも、あまりゆっくりはしていられない。 17:05下山開始する。



帰りは同じ道を歩くのは嫌なので、初めて歩く林道(舗装路)を下ることにしました。
地図持っていないので何処へ下るのかわからないが、まあいいだろう。
 

初めて歩く林道(舗装路)
山道より距離は長いだろうな。


頂上から下ること30分、右手に見慣れた堂山が・・
これで代替の位置が確認できた。一安心。
 
 


田上里町の大きな住宅地の中に出た。
バス停はあちこちにあるが、時刻表見るとまだ30分ある。
待つのも嫌なので行けるところまで行こう。



住宅地の入りのバス停(サンシャイン入り口)からの
笹間が岳です。
18:18発のJR石山駅行きのバスに乗る。
 今日もスケッチから脱線してしまいました。山があったら登りたくなる性分は変わりません。
久々に気持ちの良い汗をかけました。