青春18キップで富山へ

2008.7.31

毎年夏休みのこの時期は青春18キップを利用してちょっと遠出をするのを楽しみしている。
今年は二十歳代に天候不良で途中断念した立山登頂にリベンジすることにしました。数年前この時期、何とかなるとイージーに考えて予約なしで出かけて痛い目に逢った経験がある。そこでさっそくインターネットで立山登山口の室堂やその手前の天狗平など検索したがすでに満杯、山小屋もホテルもハイシーズンといわれ特別高い時期なのに(ーー;)です。とりあえず富山駅前のビジネスホテルを予約して出発しました。

守山発5:59の快速で米原へ。ここから普通列車乗継の繰り返しです。敦賀、福井、金沢と乗り継いで6時間かかって越中富山にやっと着く(@_@;)。




駅正面モダンなデザインの門から金沢市内方面を写す。

金沢で50分待ち、駅構内で遅い朝食(モーニングサービス)をする。それでも時間があるので、様変わりした金沢駅正面の写真を撮って暇つぶししました。



金沢から1時間ほどで富山に着きました。今日はこの富山駅前ホテルに泊まるだけ。あらかじめインターネットで調べた「富山のくすりの歴史をたずねる」コースの薬種商の館・金岡邸を訪ねることにする。



正面がJR富山駅です



市電に乗って名所スケッチへ




JR富山駅につづく富山地方鉄道の富山駅
左の列車が宇奈月温泉行きの本線を走り電車です。右の電車は立山行きです。明日の立山室堂へは直行バスで行きますが、帰りはこの電車に乗る予定です。

最初の訪問先の「薬種商の館・金岡邸」へはここから地鉄に乗って二駅目の東新庄駅(近いのに料金300円は高い)です。




東新庄駅からあるいて5分ほどのところに薬種商の館・金岡邸はありました。

300年の歴史を持つ富山の売薬。歴史と資料を中心に薬業全般にわたる多くの資料が保管展示されている。この建物は明治初期の薬種店舗の遺構をとどめています。






内部の看板や薬の包装展示です。
沢山の資料がありましたが、ほんの一部の写真です。




金岡邸を見学してから再び富山駅に戻り、つづいて「越中・反魂丹」で有名な薬店へ行くことにする。

池田屋安兵衛商店

観光バスも止まっていて、店内は賑わっていました。有名な丸薬「反魂丹」を土産にと思ったが高いのであきらめました(^_^;)。

次はここから歩いて10分ほどのいたち川沿いにある石倉町延命地蔵尊へ。







延命地蔵尊前の名水

ここはいたち川沿いの湧水でも有名ところです。大洪水のときに立山から流された地蔵尊像がご本尊とか・・・
昭和20年の大空襲の時にも無傷で残った霊験あらたかな地蔵尊です。
この霊験あらたかな水を行列つくって汲んでいる。飲んでみたら冷たくてとても美味しかったです。




次は県庁横にある富山城跡へ。ところが方角を間違えて気がつくと富山駅に戻っていました(^_^;)。

駅前の居酒屋で早めの夕食をとる。外に出るとそらがほんのりとピンク色・・・・


夕ぐれの富山駅






富山駅前の薬売りの銅像

簡単にスケッチしてホテルへチェックイン
明日は朝一番(6:45発)の室堂行直行バスなので、早めにやすみました。

2日目、いよいよ念願の立山登山へ続きます。 ⇒ ・立山登山(本編)