2007・6・20
車の運転あまり好きでないので、遠くの巡拝はラフォーレ琵琶湖の「西国33ヵ所めぐり」バスツアーを利用しています。このシリーズが始まった2年前第1回目の紀三井寺・粉河寺に参加、昨年の書写山・円教寺、今回が3回目「第32番・観音正寺と第33番・華厳寺」でした。1年に一回と変わった参加をしているのでいつも皆さんの笑いを誘ってしまいます。 西国第三十二番・繖山 観音正寺 きぬがさやま−かんのんしょうじ 滋賀県蒲生郡安土町大字石寺2 諸国を遍歴していた聖徳太子が、人魚にかわった漁師に哀願された。そこで千手観音像を刻んで伽藍を建立し、人魚の成仏のために供養したこれが寺のはじまりである。明治十三年再建の穂運動には人魚のミイラが安置されている。(納経帖より) 何度も登っている繖山 ![]() 繖山の遠望(安土側から) 平成17年2月25日訪問したレポートも見てくださいね。 ・・・・標高432.9メートルの繖山(きぬがさやま)、別名観音寺山にある西国三十二番札所・観音正寺で副住職さんと3年ぶりのうれしい再会ができました。沖島でお会いしたのが縁でお寺を訪問したときは、平成5年に焼失した本殿の復興中で建設中の本殿を案内してもらいました。 今回は本殿が完成、昨年(平成16年5月)落慶法要されたされていました。その本殿で、世界でもほかに例をみない総白檀、丈六の千手観音菩薩さまをご好意でスケッチさせていただきました・・・・ |
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繖トンネルを抜けて五個荘町の観光センターへ。そこで小型のマイクロバスに乗り換えて観音正寺の駐車場へ。ここからは15分ほどの歩きで観音正寺に着く。 ![]() 観音正寺の境内 一番奥の建物が本堂です。 |
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![]() 御本尊の千手観音坐像 時間が限られているので早描きです。二年前のスケッチした方が雰囲気出ています。 ・・言い訳です(^_^;) 上部リンクした2年前のレポートと比べてください。 |
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![]() 観音正寺からの近江富士(三上山) 歩きが好きなので、山を見るとすぐ撮ってしまいます。 さあ次は岐阜県までドライブです。彦根ICから名神でにのる。 |
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![]() 日本百名山の伊吹山 名神を走るバスの車窓から写しました。 |
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大垣ICで名神高速道路から出て、揖斐川の堤防沿い上流へ向かって走る。滋賀・五個荘から約2時間のドライブでした。 西国第三十三番・谷汲山華厳寺 たにくみさん けごんじ 岐阜県揖斐郡谷汲村字稲積23 奥州会津の大口大領が京で十一面観音像をつくらせ、会津へ帰る途中、美濃谷汲山にさしかかると観音像は動かなくなった。ここが結縁の地と知った大領はこの地にいた豊然を開山として観音像を安置した。観音像に華厳経が書写されていることから醍醐天皇は谷汲山華厳寺と名づけた。(納経帖より) ![]() 仁王門 駐車場から仁王門まではけっこう距離がある。その参道には土産物屋さんや食堂などが両側に並んでいる。 ![]() 仁王門のスケッチ ツアーのみんなに置いて行かれないようにスケッチするのは、葉書大のミニスケッチブックにしたがなかなか難しい。 |
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仁王門に飾ってあった大わらじ 仁王門や三門にはよく見るが、なにを祈願しているのだろう。健康かな・・・ |
運慶作?の仁王像、こちらは阿像です。 |
![]() 本堂 石段の下からスケッチしました。 ![]() 本堂の大提灯とお祈りしている人 |
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どうして結縁の谷汲山華厳寺の納経帳ページだけが三ページあるのだろう。 |
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帰りに華厳寺からすぐの谷汲ユリ園へ ![]() ![]() |
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梅雨の晴れ間、まるで真夏の暑さの一日でした。 |