余呉湖から賤ヶ岳へ

2023年10月3日(火)

 今年の夏は例年にない猛暑で8月、9月の二か月間はウオーキングに出かけていませんでした。10月になってやっと気温が下がったので、久々のスケッチ歩きを兼ねて出かけました。
 行先は決めずに、近江塩津行きに乗る。どこで下車しようかと迷っているうちに終点の近江塩津駅に着く。そうだ、来年運行が開始される敦賀駅を見ようと電車を待ったが、30分待ちの湖西線敦賀行きを待っていたら、”湖西線トラブル発生約40分おくれます”とアナウンスがある。時間は午後11時、あきらめて余呉へ戻ることにする。久々に賤ヶ岳に登ってみよう。



11:11 余呉駅に着く。
余呉湖の奥に見える山が賤ヶ岳です。
 

余呉駅から歩き出すとあちこちにコスモスが
涼しい風と共に秋を感じる。
  

家屋の後ろ側は賤ヶ岳へのルートがある。
以前にここから何度か登っているが、もう無理だ。
 

正面奥が賤ヶ岳です
湖畔を約4km歩いて飯浦越切通しから賤ヶ岳へ登ろう
  

湖畔の道をすすむ。
ススキがいっぱい、秋を感じさせるが、歩くとまだ暑い。
 

 11:40 賤ヶ岳の見える湖畔で休憩。コンビニもないところ、持参したパンとジュースの昼食だ。
 

12:10 飯浦越切通につく。
この道を登り、飯浦越の峠で左へ別れ賤ヶ岳へ登る。
 

登りだしは緩やかな道を行く。
飯浦越切通の峠(賤ヶ岳への分岐)までは0.8㎞
 飯浦越切通し
 飯浦越切通し(はんのうらきりどおし、標高:290m)は、余呉町川並と木之本町飯浦とを結ぶ峠道です。琵琶湖北岸最深部の飯浦と、余呉湖をつないだ峠道で、賤ヶ岳と余呉湖西岸の尾根とをこの峠で横断します。飯浦港が北国から来る人たちで賑わった頃には盛んに往来されていたといわれています。
 

飯浦越切通しはもうすぐだ。
この辺りはけっこうしんどい坂道です。
 

12:35 飯浦越に着く。
 

この峠にあった白い大きなキノコ
名前は知りません。
 

峠の分岐で、賤ヶ岳頂上へは左手に分岐、急登となる。
  

最後の急登、見えている建物は
賤ヶ岳頂上の休憩所です。
 

分岐から約20分、頂上近くの緩やかな道になる。




12:55 賤ヶ岳の頂上


 

賤ヶ岳頂上からの琵琶湖
  手前右下は奥琵琶湖の飯浦です。先ほどの「飯浦越切通し」の終点です。右手からの葛篭尾(つづらお)崎の先に小さく見えている島は「竹生島」です。 頂上から南へ、見えているのは山本山への道縦走路です。頂上からすぐに木之本町大音へ下山できる”賤ヶ岳リフト”があります。私は山本山への縦走路は何度か歩いています。




 後方の山は、日本百名山「伊吹山」です。滋賀県の最高峰です。
その手前は浅井長政の居城があった「小谷山」
眼下の集落が、これからリフトで下山する木之本町大音です。
(賤ヶ岳頂上から東方面の眺め)





 余呉湖全景
一周は6.8kmあります。
今日は、奥右手にあるJR余呉駅より、右手の湖岸道を半周して、手前眼下の「飯浦越切通し道」を登ってきました。
(賤ヶ岳頂上から東方面の眺め)





山本山への縦走路
頂上でこのスケッチをした後、賤ヶ岳リフトへ。

 

リフト駅へ下って行く。
琵琶湖には竹生島が・・・
 

「賤ヶ岳合戦戦没者霊地」の石碑
頂上の休憩東屋の屋根が見えています。
 

慰霊の小さな石仏
 

リフト乗り場手前からの奥琵琶湖、飯浦が眼下に・・・

賤ヶ岳リフトで軟弱下山、一気に麓の木ノ本町大音の集落へ。 
(片道料金は500円でした。)
 

彼岸花の咲く大音の集落
 

伊香具神社からの大音集落と賤ヶ岳
 

15:00 今日のゴール、JR木ノ本駅に到着。

 今日歩いたルートは左のマップに”赤線”で書き入れています。

 詳細を見るには、左の”マップ”をクリックしてください。マップが拡大されます。



  ******** 参考ページ *******

 ・思いつきの賤ヶ岳登山 (2022/05/22)

※このページは今日歩いた「賤ヶ岳」を逆コース、JR木ノ本駅から歩きました。