大正池から上高地散策
(2010・8・2〜4)
信州旅 1日目
 この夏ゲットした青春18キップも、この信州行きで使い切ることになりました。今回の目的は安曇野にある北アルプス展望美術館(池田町美術館)を訪ねて、そこからアルプスの見える風景を描くことでした。安曇野で1日ゆっくりと過ごしたいと思い急遽ホテルを予約して2泊することに・・・ 松本に着いたら連絡よく新島々行きがあったので上高地に行こうと松本電鉄に飛び乗る。・・・・予定変更はいつものこと、気楽な一人旅の特権です(^_^;)。



中津川駅
 快速(左の列車)の終点中津川駅で松本行きの普通列車(右側の電車)に乗り換える。中津川を出ると中山道と木曽川に沿って進んで行く。




寝覚の床(ねざめのとこ)
 上松駅の手前で車窓から一瞬見えるが、シャッター遅れベストアングルで撮れなかった。ここは中山道・木曽路の「木曽八景」として数えられる景勝地。その中でも一番の迫力で有名なところですが、まだ行ったことがありません。


新島々行きの電車
 松本電鉄の上高地線はJR松本駅の大糸線とホームがにくっついている。約30分で上高地行きのバスが出る新島々駅に着く。


松本電鉄の新島々駅
ここで上高地行きのバスにのるが、夏シーズンと言うのにこんなガラガラ状態でちょっと想定外・・・混雑を予想していたのでラッキー(^o^)丿


上高地行きのバス
1台でゆったり乗れる人数でした。


約1時間ほどで大正池パス停に着きました。
ここから河童橋までは約60分、ゆっくりスケッチ
しながら歩こう






大正池

穂高連邦も入れたかったが、今日は大きな用紙を持っていない。
なんとかスケッチブックを見開いて2ページに大正池を描きました。




大正池と焼岳






焼岳

青い池面が綺麗だったので描いたが、F4サイズのスケッチブックでは
入りきらない。中途半端な構図になってしまいました。






大正池から見た穂高連峰
正面の谷が岳沢で、その奥の平らな山頂が標高日本3位の奥穂高岳(3,190m)。
左側に西穂高岳、右側に前穂高岳、明神岳が連なっている。



梓川沿いの散策路を歩く。木陰の道は心地よいが荷物を担いで歩くとやはり汗が噴出す。


田代池の分岐からの穂高

散策路を歩く人もまばらで静かな上高地だ。




田代池
 正面に見える六百山や霞沢岳から砂礫層を通って湧き出してくる伏流水が流れている。池は枯れた水草などが底に積もって少しづつ埋まり、長い年月をかけて湿原になっているとか。昭和50年夏の大雨で大量の土砂が流れ込んで今は池の半分以上が埋まっている。




田代池でのスケッチです。



森林の中から梓川沿いの散策路へ
青く透き通った梓川の流れはすごい水量でいきよいよく流れていました。



やがて河童橋が見えてくる。
 上高地に滞在できるのは約3時間、スケッチしているとあっという間二時間が経過してしまいました。


河童橋近くにある上高地バスセンター
ここもご覧のようにガラガラ・・・・
だけど帰りのバスの整理券をもらわないといけないので
まずはバスセンター窓口へ立ち寄る。





河童橋を渡ったところにあるカフェ&レストランを持っているホテル?
木立のあるオープンテラスはなかなかよいふんいきでした。
そばを猿たちがちょろちょろしている。人が近づいて写真を撮っても逃げない。おとなしいのだ・・・




河童橋前で穂高を入れて記念撮影
麦藁帽子かぶっている田舎の親父は私だけでした(^_^;)


河童橋前の土産物店&喫茶レストラン
時間にゆとりがなかった寄り道の上高地、もう午後4時を過ぎている。昼食をとり損ねたが、
こんな時間何処のレストランも営業終了している。慌しく5時25分発のバス(最終1本前)で新島々へ向かう。
予約したホテル(大糸線の穂高駅近く)のチェックインタイム変更の電話をいててホッとする。
新島々駅出た途端にすごい雨が降ってきましたが午後8時半穂高駅に着いたら止んでいてラッキー・・・・
でも、穂高駅周辺は真っ暗、食料買出しやホテル探しに手間取りました。
それでも旅に出てからの思いつきながら上高地へ行けたのは素晴らしかったです。

信州旅2日目 安曇野スケッチ散策(2010.8.3)へ