彦根藩、井伊家ゆかりの島
はじめて上陸した多景島
たけしま (滋賀県彦根市)
2020・10・01
 今日は思いつきで「竹生島」スケッチ観光へ来ました。彦根港の観光船乗り場で「多景島クルーズ」のチラシが目にとまりました。以前、琵琶湖縦断クルーズで船窓から眺めたとき、いつか上陸してみたいと思っていました。多景島上陸コースは15:10発なので、竹生島観光を終わってから多景島へ行くことにしました。


 


 

  ・多景島回遊コースは所要時間が約45分で10:00発。
上陸コースは約70分で15:10発です。



  竹生島観光を終えて正午に彦根港に帰り着きました。多景島便は15:10発、3時間の余裕がある。近くの「かんぽの宿彦根」で昼食をとってからスケッチ散策して、時間つぶしをしよう。


 見えているのは「かんぽの宿彦根」です。そこから続く松原の浜は、毎年夏、鳥人間競技で賑わいます。


 かんぽの宿二階のレストランから「多景島」が望めます。ズームアップで写しています。
  食事の後、往路立ち寄った彦根港の船溜りへ向かう。
   
以前に何度かスケッチしているところです。





県道2号線に架かる松原橋の下に停泊している漁船を描きました。
この後方は彦根城の外堀につづいています。

 ゆっくりスケッチしたが、まだ午後2時だ。一旦、彦根港に戻る。午後から風が強くなって湖面には白波が立っている。心配したが多景島島クルーズは出るようだ。もう一枚描いて時間つぶししよう。

 

彦根港観光船乗り場とかんぽの宿

 港内でも強い風で湖面が波立っている。かんぽの宿の後ろに日本百名山の「伊吹山」が顔を出している。平凡な構図でしたが、強い風に傾く木や草を入れて描いてみました。



多景島行きのお客は私を含めて三人、少ないので心配したがする。
   
 港の外に出ると白波がたっていて強烈に揺れる。二階デッキにいたら船員さんから波をかぶって危険だから船内へは行ってくださいと言われる。まるで海のようだが、この程度では問題ないそうだ。 多景島は 彦根港より沖合6.3kmに浮かぶ島で、船で約20分で行ける。
   
波静かな湖面に浮かぶ多景島
  ※上の二枚の写真は2008年11月の「びわ湖縦断クルーズ」で写した多景島です。


  

彦根港側の反対は波が高い
 多景島は琵琶湖にある4つの島の一つです。琵琶湖には人が住む「沖島」と西国観音霊場がある「竹生島」は何度か行っているが、この「多景島」と「沖の白石」は観光船から眺めただけなので、一度上陸したいと思っていました。 多景島は周囲約600メートル、長さ約200メートルの花崗岩でできた小さな島です。島には、見塔寺、かねつき堂、誓いの御柱、日蓮上人の像などがあります。見る角度方向でいろんな形に見えることからた「多景島」とも言われている。


  

大きな題目岩
彦根港側に回り込むと、島影で波が穏やかで観光船はスムーズに着岸しました。

 

多景島の案内マップ


 

本堂前からの観光船と伊吹山
着岸したらすぐに見塔寺本堂への登りでした。

 乗船客は三人だと思っていたが、その内の一人はこのお寺の通い住職のようだ。一番に駆け上がって本堂の扉を開け、お守りや土産物の扉もあけていました。


見塔寺本堂
 

本堂の上にある「誓いの御柱」
 

少し行くとすぐにこの「石造七重層塔」がある。

上陸時間は30分だが、小さな島では十分だ。
 

題目岩へは細い場所を歩いて行く。
 湖面の波は海のように岩に白波を叩きつけていて、ちょっと怖い所だ。
 

大きな石柱の題目岩、傍には日連上人像がある。


題目岩の方から望む「誓いの御柱」と「石造七重層塔」です。


 

16:00 逆光に浮かぶ多景島を見ながら、定刻通り多景島を出発、彦根港へ。



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