福林寺訪問から琵琶湖岸まで歩く

2025年11月15日(土)

 今日届いた守山市の広報「もりやま」11月15日号に記載されていた記事に目がとまる。それは「国重文に指定されている福林寺(守山市木ノ浜町)の本尊、十一面観音立像が大正9年以来100年ぶりに修理され、美しい姿で戻りました。・・・・という記事でした。この仏像は、平安時代の作で像高さ162センチ。作家の井上靖の小説「星と祭り」の中で「仏様というより天平時代の貴人でもそこに立っている感じを受ける。ひたすら気品高い観音像である」・・・に誘われて急遽、福林寺を訪ねようと出かけました。


 JR守山駅前発の堅田駅行きのバスで、福林寺最寄りのバス停「木ノ浜」で下車、バス道の左ななめに入って行く道へ。徒歩約5分ほどで福林寺に着きました。



 福林寺は想像していたより、こじんまりしたお寺でした。 まだ午前10時過ぎというのにお寺に着いたら、もう参拝者で賑わっていました。(拝観料は1000円)




福林寺で入手した案内の表紙です。
写真の仏さまは「御前立」の観音像でした。



本尊は撮影できないので・・・

 

広報「もりやま」の記事
上の文をクリックすると拡大します。

   
  拝観護、ウオーキングすることに・・・。 思いついたのは、ここからあまり遠くない旧野洲川の南流址をたどって琵琶湖岸まで歩くというコースです。このコースなら、びわこ大橋傍にある大型ショッピングセンター「ピエリ守山」の無料送迎バスが利用できる。JR堅田駅行きとJR守山駅行きが1時間ごとに一本運行されている。





福林寺から西に向かって歩き出す。 すぐに・・・・稲荷神社がありました。
10分ほど歩いたところで右折、びわこ大橋取付道路を横断して旧野洲川の南流跡へ向かう。
    左図は2009年10月22日に旧野洲川の「南流址」を歩いた時のマップです。それに今回訪問した福林寺から琵琶湖岸まで南流跡を歩いたルートを追加したものです。


    ・野洲川南流跡をたどる
      (2009・10・22)

     ※↑をクリックするとご覧になれます。

11:00 福林寺から約30分、野洲川南流跡に着く。
ちょっと早いがここで休憩&昼食タイムとしました。



旧野洲川の南流址です。
左側が琵琶湖岸側です、湖岸の高層マンションがちらっと見えている。
 


 
休憩後、南流跡に沿った道を琵琶湖岸を目指して歩く。
 





 南流址は下流になるほど川幅が広くなってくる。だが水の流れはなく滞留しているだけだ。対岸の比良山系の山や湖岸の高層マンションも大きく見えてくる。

 



 びわこ大橋傍の湖岸にあるピエリ守山が見えてきた。




南流址跡の河口を目指して湖岸道路沿いに歩く。




琵琶湖と比良山系
湖岸道路からの眺めです。




ここが旧野洲川の河口だろう。
旧野洲川南流を湖岸道路が分団している形だ。




湖岸道路から琵琶湖岸へ降りていく。




ここが旧野洲川南流河口だう。右手が上右の写真です。

 



琵琶湖岸スケッチ
ゆっくり琵琶湖を眺めながらスケッチをしました。





青い空と青い琵琶湖
 今日は素晴らしいお天気でした。 湖岸でゆっくりした後、びわこ大橋傍にある大型ショッピングセンター「ピエリ守山」へ。JR守山駅行きの無料バスで帰りました。