JR亀岡駅から”明智越”を歩く

2022年3月8日
  この日は京都寺町通りのギャラリーへ絵友達の「水彩スケッチ展」を見に出かけました。いつものようにザックにはスケッチブックを入れている。先ずは何処かでウオーキング&スケッチをしてから、その後ギャラリー訪問という欲張った計画です。・・・思いついた行先はJR山陰線の「亀岡駅」から山越でJR保津峡駅へ歩く「明智越え」です。その後、京都市内に戻り、寺町通のギャラリーへ行予定です。 


  10:35 JR亀岡駅に到着する。 先ずは駅構内の観光案内所で明智光秀軍が本能寺攻めで行軍したとされる「明智越え」の案内チラシをゲットする。その後、駅から近くの「明智光秀公の銅像」がある南郷公園へ行き、明智光秀公にご挨拶(^^;)。 光秀公の亀山城については私のHPにある ・秋のOB会ハイクで光秀ゆかりの亀岡へ をクリックしてご覧ください。
 

亀岡南口
 

明智光秀公の銅像、後側が光秀公の亀山城跡です。
昼食用の弁当と飲み物を買って、案内略図のスタート亀岡駅北口へ。
 

亀岡駅北口を出発
真新しい通りには京都サンガの旗がずらり・・・


先ずは保津川に架かる保津峡へ。
ここは保津川下りの”のりば”です。


  

保津橋
手前は保津川下りの乗り場です。今年の保津川下りは3月1日からスタート。
でも、乗り場には人影もない。右後ろは”京都サンガF.C”のサッカー場です。


 

 京都の「愛宕山」が中央奥に見えている。明智越えは右手前の山に入って行くようです。


 保津橋を渡って信号を右へ、すぐにある分岐を道標に従って右へ、この坂道を登って行く。
 

案内図がないと道に迷いそうだ。


Y字の分岐路、ここも案内図がないと???




スケッチは時間がかかるので現地ではパス。帰宅してから左上の写真から描きました。


 


こちらは明智越え登山口手前の高台からの亀岡市街展望です。


  亀岡駅構内の観光案内所でゲットした案内チラシです。
クリックすると拡大します。


  


簾戸口
(すどぐち  標高145m)
11:50 明智越えの登山口に着く。


登山口を入ると、すぐこんな道になる。
 

登山道から振り返ると亀岡市街が見える。


登山口から約5分の分岐、明智越えは左へ登って行く。
分岐(上右写真)を直進すると「保津城跡」と案内板にある。興味はあるが時間がないので行くのはやめよう。
 

分岐点を振り返る。城跡への道がはっきりわかる。


けっこう登りがつづいて、きつい道だ。汗ばんでくる。
 

やっと展望が開けたフラットな道になる。
・・・と思ったらまた登りとなる。



ここは石道の森(峯の堂)、左手のこんもりしたところに清和天皇が祀られている。標高385m、ほぼ頂上付近、ここを過ぎるとやっと平坦な道になりました。


 

13:00 東方向の展望だろう
左に比叡山、京都市街が見える。鉄塔の右奥は大文字山だろう。


 

展望箇所からすぐにあった”土用の霊泉”
案内図の⑤だ、確認して進む。
 

土用の霊泉から5分、分岐があり、右下の道へはロープで止めるめている。道標も修正されていて、左の道へ。
 

鉄塔の下をくぐって進むとまた分岐が、保津峡へは右とある。さらにすぐに鋭角に右手へ戻るよう道標がある。
 

 ちょっと薄い踏み跡に心配しながら下って行くと、左手に愛宕山が見えてくる。水尾旧道方向に間違いないようだ。


  

愛宕山の稜線の向こうに京都市街と比叡山、大文字山が見えている。
先ほどの展望箇所で見た同じ光景だ・・・。


 

 先ほど鋭角に右折れした分岐から約8分ほどではっきりした道に合流する。
 

 さらに5分ほどでまた分岐道だ。明智越ハイキングコースの道標「水尾・保津峡(JR保津峡駅)」に従って左へ下って行く。
 

下山道左手にどっしりとした山容の愛宕山が見えてくる。
山麓に見える集落は「柚子の里」の水尾です。
 

けっこう急な下山道が続く。
下りきると水尾への旧道に合流します。
 

水尾旧道と明智越え途の分岐です。
 明智越え道は写真左手から木橋を渡って、この水尾への旧道に合流する。保津峡駅へは手前側になります。

この場所は以前に明智越えをしたときの記憶が鮮明だ。



旧道はやがて保津峡への舗装路に合流します。
もう道を気にしなくても良い(^^♪ 一路、保津峡駅へ
 

トロッコ保津峡駅、鳥居本への分岐に架かる橋
保津峡駅へはこの橋を渡る。
 

JR保津峡駅
保津川に架かるホームが見えてくる。
14:25 保津峡駅に着しましたが、京都行普通電車は出たところでした。

  

水量が少なくて静かな流れの保津川
(JR保津峡駅ホームから)

次の電車までは約20分ある。電車待ちに遅い昼食タイムとなりました。


  

今日歩いたルートです。
いつものことですが、低山といえど一人歩き、ちゃんとした山地図を持参していない。
反省・・・といいながら、同じことを繰り返しています。
スマホで国土地理院の地図は見れるのですが・・・現地ではあまりちぇっくしていません。
スマホの”マップ”瞬時で現在位置は確認しています。

一度歩いていいますが、17年も前では記憶が、、、。
亀岡駅で「明智越えのルート案内チラシ」をもらっていてよかったです。


 

保津峡駅とJRの普通電車
ホームの両端はすぐトンネルです。
 その結果、山越のウオーキングで汗ビッショリとなり、ギャラリー訪問はムリな状態となって、JR保津峡駅から守山へ直行帰宅となってしまいました(^^;)。
 
====== 参 考 ======

はじめて歩いた・明智越 2005/11/03です。

※もう、17年も前のウオーキングでした。
このときは京都阪急上桂駅からの逆コースを歩きました。

 ※光秀が丹波亀山城を出陣し、本能寺へ向かったとされるルートにはいくつかの説があり、また軍をいくつかに分けて進軍したという言い伝えもあります。そのルートというのが「老ノ坂越え」「からと越え」「明智越え」の3つです。
 
 ※明智越えは2005年にJR保津峡経駅から逆コースで亀岡へ歩いていますが、記憶があやしいです(^^;)。 ※その時のページ ・明智越(2005/11/03)です。