穴太寺から行者山迷い道
Part−2
(あのうじ・ぎょうじゃやま標高431m)
京都・亀岡市
(2012・1・18)
 穴太寺近辺でスケッチをする予定でしたが、亀岡駅案内所でもらった「亀岡なび」マップで穴太寺から約3kmほど行くと行者山の登山口があるのを知る。いつものごとく急に低山歩きがしたくなって歩きだす。この山は以前に一度登っているのでこの簡略地図でもOKとイージーに考える。前回は関西「里山・低山歩き」のコースガイドを参照して登山しました。今回とは逆コースになります。考えが変わったのにはもう一つの目的が、途中に見学OKの造り酒屋があると穴太寺で聞いたからです。


まず、穴太寺からすぐにある金剛寺に立ち寄ってから亀岡運動公園に向かいました。
11:30 行者山目指して金剛寺を出発する。



行者山遠望
11:50 亀岡運動公園から行者山ハイキングコースへ向う国道72号から写す。



造り酒屋の大石酒造
 ちょっと建物が綺麗すぎてスケッチするきがせずパス。また、これから山歩きするので結局試飲も我慢しました。



12:20 大石酒造の隣にある稗田の神社
 案内地図によるとハイキングコースのアプローチは2ルートある。この鳥居をくぐって道なりに直進するルートを行くことにする。



 12:40 目的の行者山はたぶん正面の山だろう。道には道標らしきものは全くない。「亀岡なび」マップを参考に方向を決めて道なりに直進する。


何度も登っている愛宕山の遠望
 初めて道標に出合ったが、それはいま来た「稗田神社」と右折して行く「龍潭寺」の案内で、行者山の案内はない。


12:55 とこなげやま千手寺(1.2k)の道標に出合う。コースは道票で確認できた。少し登り道になってきた。


13:01 千手寺参道から山道への分岐が見えてきた。道標によるとこの舗装路が参道のようだ。


山道に入る所にあった道標。




少し登っていくとここにも道標が…
比江のだ神社←→千手寺
この道は「とこなげ古道」とある。


ジグザグ道を登っていくと小さな祠が・・・
13:16



祠からすぐに大きな灯籠が・・・
ジグザグ道から直進の道になる。



13:21 登山道から林道に飛び出す。
正面は千手寺への石段を見て、前回歩いたルートだと気が付きました。この林道は千手寺参道です。




石段の中間にまた林道があり、さらにその上が千手寺の楼門です。ここに「とこなげ山・行者山ハイキングコース」の案内板がありました。昼食後この案内板に従って行者山を目指すことになる。



13:30 千手寺の楼門に着く。




千手寺境内と本堂
この大きな銀杏の木はよく覚えていました。


ゆるい上り坂の林道を行く



行者山への分岐道標
林道歩き約20分ほどで峠にある分岐に着く


行者山への分岐(峠)から見える
亀岡方面の展望

 分岐から約10分ほど落ち葉がいっぱいの登山道を登ると一つのピークにつく。樹林の中で展望はないが、ここに「堂徳山(440m)」の目印がありました。
 ここに「行者山、千代川」への道票があり、その方向へ進む。

14:22 行者山頂上に着く
(三角点あり)
千手寺から約40分、トラブルもなく
スムーズに行者山まで来れました。

ところがここから千代川に向けて
下山するはずが・・・・道を見失って大迷い。

 行者山から30分ほど下下山できるはずが、1時間も見通しのきかない樹林帯の中で右往左往、里山をあなどった報いを受けました。最後は道もない雑木林の急坂を強引に下山。なんとか林道を発見、国道9号バイパスに突き当たって一安心 ふ〜 。 脱出できた林道を振り返る。
  




 黄色の線は今回歩いたルートです。
ただし、行者山からは正規のハイキングコース(JR千代川駅)を見落として道に迷い、道のないところを何度も行ったり戻ったり、悪戦苦闘してなんとか林道に出合って雑木林から脱出できました。見通しのきかない里山は侮ってはいけないと反省。








亀岡方面(JR並河駅)の景色が開けて一安心。





大迷いした下山
この山中を少々パニックになりながら迷走していたのだなあ。
冷や汗かいて、大汗かいて、とても疲れました。


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・行 者 山 2004年6月15日(火)

今回歩いた逆コースから登っています。
関西「里山・低山歩き」のコースガイドを参照して登山しています。