雪の比叡山散策

(2014・1・22)

 今日も晴天、思いついて比叡山へ行きたくなる。出かけるのが遅かったことと、省エネ登山するため往復を坂本ケーブルカーを利用しました。先日の日曜日(19日)、雪が積ったときは山麓まで白かったが、今日は見えない。雪道を歩きたいが頂上の雪は残っているだろうか。まあ、だめでも山歩きができたらそれでいい。




坂本ケーブルの比叡山延暦寺駅
残雪があってホッとする。いかし、寒い。


延暦寺への道
除雪してあるので歩きやすい。





比叡山延暦寺の中枢、根本中堂
ゲートで”山歩きです”といって通ったので、残念ながら寺の中に入ることはできない。




まずは最高峰の大比叡へ登ろう。
大比叡へは大講堂、阿弥陀堂を経て、山道へ入る。



先ほど通ってきた阿弥陀堂横の法華総寺院東塔が見える。この塔は昭和55年に再興されました。本尊は大日如来をはじめとする五智如来が祀られており、塔の上層部には仏舎利と法華経が安置されています。



登山道にある石塔







登山道には杉の樹林帯がつづく。阿弥陀堂から20分弱で頂上下の巨大なアンテナが見えてきた。



中継基地の鉄塔
 先ほどの巨大なアンテナ横を通り少し登るとこの頂上に着きます。大比叡の三角点は中央奥の樹林の中です。




大比叡の三角点で記念撮影
ミニミニ三脚しかないのでこんなアングルに
私の手前にある石が三角点です。
 大比叡の頂上からは下りになり、すぐにこの広い四明岳前駐車場に着きます(下の写真)。山の上は晴れたり曇ったりと目まぐるしく空模様が変化する。風はきつく、強烈に寒〜い。



四明岳
 四明岳頂上一帯は有料のガーデンミュージアムになっている。


こちらは今登ってきた大比叡の頂上です。








滋賀県側の展望
写真左から、瀬田川に架かる近江大橋、プリンスホテルから大津市街
(四明岳駐車場からの展望)







比叡山から縦走できる山並み
縦走路に見えている尖った横高山(標高767m)、水井山(794m)と続く。左へ下れば京都大原の里、右へ下れば滋賀県側の堅田だ。後方に見えている冠雪した山は比良山系の蓬莱山です。




帰り道、西塔方面へ行く京都トレイルコースにちょっと足を踏み入れたが・・・



 京都トレイル標識に従って、比叡山ドライブウエイに架かる歩道橋を渡る。すぐに山王院堂がある。、



トレイル道はお堂の左手の急な石段を降りていく。行こうかどうか思案したが、一人歩きだし、帰りのロープウエイのキップも買っているのでここから戻ることにしました。



根本中堂の傍にある文殊楼
 文殊楼は高い石段を隔て根本中堂の東側にあります。延暦寺の山門にあたりる。






文殊楼からの根本中堂
去年の3月初旬に坂本の一つ手前の「松ノ馬場駅」から無動寺谷道を登った時、このアングルでスケッチしたなあ。
・比叡山、無動寺谷ハイキング(2013・3・6)



 一隅会館(左の建物:無料休憩所)と萬拝堂(右)前の広場から大比叡が見える。ここは根本中堂の大坂を登ったところにある。また雪が降ってきた。



 ケーブル駅に向かう道から振り返ると、激しく降る雪の中に、一幅の日本画のように法華総寺院東塔がみえる。








いままで降っていた雪が止んでふたたび晴れ間が広がる
比良の山々が白く光って見える。
天候変化の激しい比叡山頂でした。





山麓の日吉神社
帰りも坂本から京阪石坂線で膳所駅に戻る。



JR膳所駅から望む比叡山
左が四明岳、右が最高峰の大比叡です。




 一昨年、正月3日に比叡山へ行った時のレポートです。併せてご覧ください。
・初登りは比叡山 (2012・1・3)
このときも雪がありました。