稲荷山頂上から隣峰の三角点へ

2008・4・3



 何回か稲荷山には来ているが、稲荷山の頂上近くに三角点があるものと誤解をしていました。一度三角点を踏んでみたいと思いながらまだ見つけていません。
 今回はOB会ハイキングの幹事O氏を伴っての稲荷山コースの下見でした。今年の2月一人で歩いた下見は稲荷山から泉涌寺、今熊野観音寺経由して京都駅まででした。稲荷山石段の参道はOBにはつらそうだったので、今回は以前歩いた「竹の下道」から山道をチェックすることにする。

この思いつきのおかげで三角点も踏むことができラッキーでした。




JR京都駅でO氏と待ち合わせて、奈良線の普通電車で「いなり」駅に降り立つ。駅前のコンビニでおにぎりとお茶をかって、稲荷大社へ。まずは本殿にお参りして奥社へ向かう。




奥社から稲荷山参道へ向かってすぐ右手に道(写真下右)があり、神宝神社の立て札がある。



稲荷山参道は鳥居の林

奥社からの参道、この入口すぐ右手に右の写真のような道がある。




参道から竹の下道への分岐

外人さんがスケッチしている。覗いてみると鳥居の林を描いていました。




参道から分岐してすぐに神宝神社になる。
人がいないと絵にならないので、O氏に前を歩いてもらう(*^_^*)



 神社には立ち寄らず直進、竹藪の中を行くこの道が文学散歩「竹の下道」です。



 稲荷山参道にはこのような「お塚(右の写真)」が稲荷山全山に無数にある。こちらの道にもまばらではあるが所々で見られます。

「お塚」とは・・・・
稲荷大神様に別名を付けて進行する人々が、石にそのお名前を刻んでお山に奉納したものです。



分岐道
左道は稲荷山頂上へ、右は大岩・・・と消えかけた文字の古い道標がある。

 数年前歩いた時、ちょうど下山してきた人に出会い、道を聞いたがこのときはどちらを歩いたか思い出せなかった。とりあえず稲荷山と書いてある左の石段を行くことにする。

急な石段が続いて、汗も噴き出して息切れも・・・・
 この道はOBメンバーでは無理だとなあとO氏と話しながら登る。この急な石段を登りきった所から直ぐに稲荷山の参道があり、頂上でした。

O氏がもう一方の道をチェックしようというので右の道を行くことにする。



尾根上の歩きやすい道がつづく


鮮やかな山ツツジがありました。

途中に四つ辻があり、まず直進してさんかくてんを目指す。稲荷山から隣の峰の鞍部まで少し下って登り返す。



三角点の手前にまたお塚に出会う。



雑木林の中の三角点

 この先のフラットな場所に三角点がありました。山名も書いていないし展望もないので、すぐに引き返して、先ほどの四つ辻で左へ道をとる。先ほどの分岐の道につながっているのか心配しながら進むとやがて「大岩大神」の岩壁を祭った所にでる。

この岩壁を見て以前この道を歩いたことを急に思い出しました(^_^;)。この前はこの道で稲荷山へ登ったのだ。その時道を聞いた人から「どちらでも稲荷山山頂に行けます」という返事だったことを今頃思いだしました。OB会ハイクではこちらの道のほうがよいみたいだ。とにかくもう一度奥社まで戻って、再度稲荷山参道を歩いて稲荷山頂上まで登り返すことにする。


※ここからは今年の2月にひとりで歩いたときのレポートと重複するので
伏見稲荷大社から今熊野観音寺まで」を参照してください。

※また、数年前に歩いた時のレポート京都一周トレイルの東山コース
第1部・伏見稲荷から蹴上まで」もご覧ください。